新天地の前に
人間許さない
人間殺す
殺す
殺す
食べる
消す
無くす
難しい、、、
優光のアパート
見世「お願いします」
優光「だめです!」
見世「そこをなんとか!」
優光「だめなものはだめです!」
只今、見世と優光は奮闘しております。なんだか毎回奮闘しているような気がします。
水蝉「見世、それに優光どうした?お互いに欲求不満か?」
見世「はい!」
優光「はい!じゃねー!」
水蝉「で、もとはなんなんだ?」
今回の事件を簡単に説明しよう。ズバリ
見世が優光と同じ高校へ通いたいといっているのである。
もし見世が俺と同じ高校へ来たら、俺はいい感じに死ぬだろう色んな意味で!
それはだけはなんとしても避けたい。
優光「水蝉さんもなんとかいってください!」
。
。。
。。。
しまったあああ!
コイツもヤバい奴だったああ
流石はバカ優光です。確実な選択ミスです。このミスの大きさを表すとゲームのボス戦で1ターン目から全員が回復魔法を使うようなミスです。
しかし、水蝉は意外にもまともな言葉を返した。
水蝉「見世!なに考えてんの!ダメじゃない!」
目を疑う光景だ。あの水蝉がこんなことを言うとは、
意外な展開に見世もおろおろしている。きっと味方になってくれると思ったのだろう。
見世「うぅ~水蝉様には逆らえませんよ~」
かなり落ち込んだのか俺のベッドに逃げてしまった。
泣きにいったな、恐らく
優光「ありがと水蝉、正直かなり助かった」
水蝉「そりゃねぇ、これから違う世界に飛ぶんだからね。高校なんて行ってる暇ないよ」
優光「詳しく聞かせて貰おうかその話?」
やはりコイツはアホだった。
数分後
優光「水蝉さん僕は明日学校とバイトがあるんです」
水蝉「やめちまえ(笑い)」
優光「笑うな!大体何ですか?異世界へ行くってマンガの読みすぎですか?」
そう異世界など本当に存在するはずがない、存在して行けるとしても今の俺の現状それは無理だ。
高校生という境界人として、またアルバイトの社会人としてそれは無理な話だったのだ。
水蝉「でも、もう迎えが来るんだよ」
優光「どこに?」
この調子だとここにとか言いだしそうだ。
水蝉「ここ」
やりやがったよ!まさかのまさかだよ!予想が的中して味わったことのない失望感だよ!
そんなかんや頭で思ていると
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
部屋全体が大きく揺れだした。窓は歪み、床は泥沼のように沈み出す。
水蝉「あっ来ちゃった」
あっ来ちゃったの規模じゃねー!
人間殺す
人間許さない
人間消す
人間、、、
優光はふと思った、これあの世にいくんじゃね?
見世「ゆ、優光さん、、」
いつの間にか見世が俺の腰に抱き付いていた。相当恐怖を感じているようだ。
水蝉「大丈夫、そんな怖い奴じゃないから」
その言葉、一切の信用がもてません。てか殺すまるまる言ってたし。しかも人間onlyで
シュンンンンッ
ぴちゃっ
優光、見世「うっ」
?「どうも皆さん本日はご利用頂きありがとうございます。早速ですですが~覚悟、できてます?」
俺たちの目の前に現れとのは小学生ぐらいであろう少女だった。
両手にミシン針が大量にさっさた可愛い女の子だった。