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おじいさんとラルゴ

おじいさんの、そんな気持ちが

わかるのか

ラルゴは、ゆっくりとおじいさんのそばに

寄ります。



大きな、ラルゴは

のんびり。


静かに、山小屋の椅子に掛けている

おじいさんの足元に来て



丸まって、寝転がります。



おじいさんは「お、おおラルゴ。そうだな、お前もアリエルを見守ってくれていたな」



もうすぐ春の来る、山はまだまだ寒く

雪野原。


暖炉には、暖かい炎が点っています。





元気になったアリエルは、山小屋の

外で



ゆきだるまさん、と

お話しています。




ちいさな子が、空想で

ゆきだるまさんと話しているように見えます。



でも、アリエルには


スノー・フレイクたちの言葉が聞こえるのです。



スノー・ウィが言います。



「おじいさんは優しいけど、寂しくない、アリエル」と



遠慮のない言葉に、隣にいた

スノー・フレイクは「そんな事言わないの」と

小さな声で言って。


ごめんね、アリエル。男の子って無神経だからと



アリエルに謝ります。




アリエルはにっこり「いいの。おじいさん優しいもの。それに、いまは

ゆきだるまさんや、ウィや、フレイクがいるもの。ラルゴも、やぎさんも!」と

元気に、答えます。




おじいさんからは、アリエルが

ひとりでお話しているようにしか見えません(笑)。


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