表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/10

春が来てほしい?

アリエルは、春のお花畑の

夢を見ました。



こやぎと、跳ね回ったり。



お花を摘んだり。




寝転がって、流れていく雲、ふわふわの。




「わたすげみたい」と


思ったら、雲の上に乗っていたり。




白い峰の、爽やかな雪。



それで、夢の中で気づくのです。




「春、ゆきだるまさんとお別れに

なってしまうのね」




アリエルは、おじいさんの山小屋に来てから


ずっと、ひとりでしたから




ゆきだるまさん、フレイク、

ウィ

たちと、お友達になれて

とっても、嬉しかったのです。



春は、来てほしいけど。


来てほしくない。




「雪が、溶けてしまったら

どうなるのかしら?」



それまでの春には、感じた事のない

気持ちでした。




いつもなら、暖かくなって

お花が咲いて




嬉しかったのですけれど。




少し、複雑な気持ちを覚えた

アリエルは、ちょっとだけ


大人になったような、そんな気持ち。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ