08岡田の決意
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俺は放課後また岡田に呼び出された。橋本の話だ
岡田「きたか」
俺「おう」
俺は今日初めて橋本の姿を確認したし、何となく岡田が呼び出すのが分かっていた。俺もちょっと気になることがあるしな。
岡田「橋本はやはり、多重人格だ。確定した。しかも僕が質問した時と美玲さんの姉の休みが先生に伝えられた時、一瞬だけ表情が変わった。たまたまかもと思うかもしれんが、俺はある廊下の監視カメラの映像を入手した。これを見てほしい。」
俺は映像を見た
俺「橿原?!」
岡田「なんだお前、しってるのか? あ、そういえば、入学式の時に腹を殴られていたな」
俺「なんで橿原と橋本、それにスポーツセンターに橿原といっしょにいた強面の男数名がいるんだ?」
映像をさらに見ていると、橋本が何かを見せて橿原をおどしているようだ。
映像~
橋本「これが流されたくなければ、次はかんぺきにしろよ?」
~~~
岡田「この映像を見る限りでは、橿原は橋本に操られていた可能性が出てきた。そうなるとあんたも既に橋本の標的になっている可能性が高い。なんかこれみたいに橿原とかと何か起きたことはないか?」
俺「ある」
俺はスポーツセンターのことを伝えた。
岡田「あんたやらかしたな、たぶんあんたの性格はもうむこうに知られてしまったかもしれない。これから、もっと厄介なことが起きるぞ。というか入学から結構たってるし、そろそろくるかもしれんぞ。」
俺「ひとつ気になるんだが、なんでそこまで橋本を追っているの? 美玲の姉としても、岡田にはかんけいがあるのか?」
岡田「実はな、僕は橋本の弟なんだ」
俺「でも上の名前が違うじゃないか」
岡田「親が離婚して別々になったんだ。俺は父親のほうに、兄貴は母親のところに行った。そして僕は時々、父親から兄貴の話をちょくちょく聞いていて、最初はごく普通の話だったんだ。でも入学式の10日前あたりに父親から、兄貴がおかしくなったって聞いた。人を殴ったって。僕の知っている兄貴はそんなことしない、いつも優しかったんだから。何かが”トリガー”になってしまったんだ。父親に人を殴った理由を聞くと”俺の彼女に手を出したから、制裁を加えた。当然の報いだ”って言ってたらしい、そして俺は入学し、3年生の中で仲のいい先輩を作り、そのことを話した。その先輩は生徒会長のこなつ先輩。彼女は絶対に言わないと約束してくれたし、兄貴のことも話してくれたんだ。そしてこなつ先輩と手を組み、今一緒に協力してもらってるって感じだ」
なるほど大体わかった
たぶん岡田は元の橋本に戻したいと考えている。そして橋本にこれ以上周りの迷惑になることをしてほしくないんだ。
岡田「ぼくは、兄貴に目を覚まして、現実を見てほしい。そして迷惑をかけた人にあやまって、心に刻んでほしい。」
岡田「だから、あんたには美玲を守って兄貴の進行を止めてほしい。」
俺「美玲に何かあったら、その時は橋本に何するかわからない」
岡田「その時はもうやってしまえ」
俺は決意をした岡田のオーラに圧倒された。
彼はやる男だ。
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