06テスト期間1
今回はけい視点です
一読よろしくお願いします
そしてしばらくたった中間試験の2週間前、俺は美玲に勉強を一緒にしない?と誘ってみた。okをもらって、今俺は図書室で美鈴を待っている。あのスポーツセンター以降、特に暴力沙汰になるような出来事はなかった。強いて言えば、橿原が3か月の停学を食らっているらしく、8月まで戻ってこないそうだ。最近ゴールデンウィークが開けて、クラスでは五月病で休む人が結構多い。たくみもその一人。
いろいろ考えていると本棚から本をとっている人に目が行った。
あれはたしか首席合格の岡田紳助、俺が目をつけている人物の男か。
1-2の人とは話したことがない、というかオーラがあって話しかけずらい。
ガラガラガラガラ
みれいが来た
美玲「ごめん、遅れちゃった」
俺「大丈夫、何勉強する?」
美玲「それが、ちょっと英語わからなくて、英語教えてくれない?」
俺「分かった」
俺はカバンから英語を取り出して今回の範囲を復習しながら美鈴に解説を始めた。
美玲は最初こそ真剣に聞いていたが、段々飽きてきたらしく、ぼーっと聞いているようだった。
俺「ちょっと休憩しようか」
美玲「うん!」
美玲はそういうと本棚に向かった
岡田はずっと本を読んでいるようだ。じろじろ見ていると、目が合ってしまった。すると岡田はこちらに近づいた。
岡田「ちょっといいか? できれば二人で会話をしたいのだが」
俺は少し考えた。まあ少しならということで承諾して美玲にも少し席を外すといって図書室を出て人けのないところまで連れていかれた。
岡田「ラブラブなところ申し訳ない。少し、あの人にも関連したうわさなんだが、3年の橋本という男を知らないか?」
俺「橋本? 知らないなあ」
岡田「橋本は現在、生徒会副会長をしており、尚且つ成績も優秀で頭の切れる男だ」
俺「それがどうしたんだよ、美玲に関係のあるじゃなさそうだけど。」
岡田「僕も最初うわさを聞いたときは噓だと思ったんだ。」
俺「なんだよぉ、もったいぶらずにおしえてくれよ。」
岡田「噂の話によると、美玲さん?という人には3年生の姉がいるらしく、名前は佐々木みらん。その姉に橋本が2年の3学期の終業式、体育館裏で告白したらしい」
俺「結果はどうだったんだよ」
岡田「結果は失敗、ふられてしまった」
俺「おう、それで?」
岡田「問題はここから。振られてしまった橋本は、ふったその姉の後をつけるようになった。ストーカーと化した。恐らくだが今まで、勉強しか頭になかったせいで恋愛のことは一切わからなかったのだろう。そして日に日にそのストーキングもエスカレートしていく彼に、遂にその姉は心がやられてしまい、現在家で自宅療養中らしい。それを知った橋本は怒り狂い、おとなしかった人格が二面性を持つようになったらしい。表上では今までと変わらない彼だが、その新しく形成された人格の状態の彼は何をするか、わからないらしい。闇落ちということだ。そして彼は標的を変えて、今度は妹を狙おうとしているらしい。君も、何されるかわからないから気を付けたほうがいい。」
俺「それってじゃあ、美玲を一人にしておくと危ないんじゃ?」
俺はそういうと、岡田がはっとした様子で走った。俺もそれについていった。
図書室に戻ると美玲は寝ていた。
俺はホッとして美玲の隣に戻った。
岡田「なんかあったら僕に連絡して、できることがあれば協力するよ」
そういうと、番号の書いた紙を渡してきた。
岡田「じゃあ、僕は帰るよ」
岡田はそういうと本を棚に戻しかえっていった。
美玲はスヤスヤと眠っている。
俺は美玲を本気で守ることを誓った
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