表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

異世界魔法編 神様、それバグですか?

はじめまして。

本作『おっさん転生してもまたおっさんだった件』をお読みいただきありがとうございます。


異世界転生といえば「若返り」「チート能力」「ハーレム」などが定番ですが……。

この作品ではあえて真逆!

主人公は52歳のおっさん、能力は「缶コーヒー召喚」や「腰痛耐性」など、地味すぎるものばかりです。


そんな平凡なおっさんが、異世界で理不尽と戦い、時には笑い飛ばしながら奮闘する。

――そんな物語を気楽に楽しんでいただければ嬉しいです。


タイトルを先に考えて電車の中でニヤニヤしていた事は内緒です。


※本作は全6巻で完結予定です。

 「笑える異世界コメディを一気読みしたい!」という方は、Kindle版(第1巻『異世界魔法編』)も公開中です。

プロローグ「おっさん---転生する」

俺はタカハシ・ケンジ、神奈川県在住、52歳。

趣味は缶コーヒー、特技はため息。

仕事はサラリーマン――中堅商社の課長職。


その夜もサービス残業終わりの深夜。駅のホームで缶コーヒー片手にぼんやり立っていた。

「……異世界とかに転生できたらなあ。若返って、チートで無双して、ハーレムで……」


口にした瞬間、背後から突風。目の前に謎の光。

気づけば――草原のど真ん中。

遠くに山脈、近くに白い塔、足元には小さな花。空気がやけに澄んでいる。


転生した…!?

「《なんでやねん!! 扱い雑すぎやろ!!》」


視界の端に小さな湖が見えた。水面は鏡みたいに滑らかで、覗き込むと


――そこには……


俺!?


52歳、白髪混じり、疲れた顔。背中に貼った湿布までしっかり映っている。



「《またおっさんかい!!》」



全力でツッコんだ。誰に向けてかは知らない。神か? 転生担当のバイトか? 缶コーヒーの精か?


一つだけ分かっているのは、標準語育ちなのに理不尽なことがあると勝手に《似非関西弁》が出ること。

テレビの影響か、職場の関西人のせいかは不明だが、イントネーションは「惜しいけど違う」とよく言われる。


湖面の上に、空中にステータス画面が浮かび上がった。


【名前】タカハシ・ケンジ

【年齢】52歳(固定)

【職業】無職(仮)

【称号】異世界迷惑枠/転生者(地味)

【スキル】

・ツッコミLv.99(対象:異世界の理不尽)

・似非関西弁

・缶コーヒー召喚(微回復)

・説教(対象:若者/精神ダメージ)

・腰痛耐性(Lv.3)

・空気読み(発動率:70%)

・ビニ傘 ゴルフスイング

・新聞 文庫サイズ折り(満員電車で発動)


「……なんも変わってないじゃん!」(缶のプルタブだけは新品だ)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!


「おっさん転生」というと地味ですが、読んでくださった皆さまが少しでも笑っていただけたなら、それ以上の喜びはありません。

このおっさんはまだまだ旅を続けます。


次の舞台は――

世紀末の荒野! モヒカンと暴走族が跋扈するマッドワールドへ転生!?


第2巻『世紀末マッドワールド編』も、どうぞお楽しみに!


※もし少しでも面白かった!と思っていただけましたら、ブックマークや★評価をいただけると励みになります。

また、Kindle Unlimitedでも追加料金なしでお読みいただけますので、そちらもぜひチェックしてみてください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ