ぽっぽの夢(短編)
ぽっぽの夢(短編)
石焼き芋で、おなか一杯になったぽっぽたちは、テントの中に入ってはるるが持ってきたドンジャラをして遊んだ後、みんなで並んで眠りについた。
ぽっぽは、夢の中で不思議な光景を見ていた・・・。
おなか一杯になっている夢であったが、なんか感じが違う。
『あっ・・・これは、ぽるんの体だ。』
そう、足元を見たらぽよんぽよんのおなかが見える。
目の前には、おにぎりの山があり、おなかいっぱいなのだがいくらでも食べている。
『も・・・もう食べきれないのに、手とお口が止まらないよぉ・・・。』
ぽっぽは、どんどん止まらない手を抑えるが、今度は口をおにぎりの山に持っていきどんどん食べている。おなかは、もう倍以上に膨れ上がり爆発寸前である。
『やば・・・いよぉ・・・。おなかがぁ・・・がぁ・・・。」
ポォ~~~~~ン!!!
ぽっぽ(ぽるん)のおなかが、破裂して
中から、たくさんのおにぎりが飛び出してくる!
「うわぁ~~~ぁ!!!」
ぽっぽは、たくさんの汗をかき大声をあげながら飛び起きたっ!
「ん~~?ど~ぉ~しったのぉ~~?」
飛び起きたぽっぽの前に、寝ぼけたぽるんの顔が出てきて、ぽっぽはさらにびっくりして、気絶してしまった。