叫べ
いつからだろう、人と話さなくなったのは。
最後に会話した相手はもう覚えてすらいない。
話す気が起きない。
話す努力すらしたくない。
人間の声を聞きたくない。
今後声を出す予定は今のところない。
自然の音だけを耳から取り入れたい。
もう、知性で考えたくもない。
自分は。何がしたいんだろう。
名前を、捨てよう。
声を、捨てよう。
何を捨てよう。
自然になりたい。
星になりたい。
もう、何だっていい。
孤独に愛されたい。
苦しくてもいい、きっとそれが、僕だから。
深夜、疲れながら書いたものです。
僕は病んでないです。病んでるのは文才です。
こんな短い作品を書いたのははじめてです。
……寝よう。