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再び猿人と出会した日

年末からの風邪のせいで、投稿が遅くなりました。

正月は完全に寝込んでいましたが、今年は初めて通販でおせち料理を頼んでいたので、食料には困らずに済みました(笑)

「坊やは、金級たちの剣の技も、記憶はしてるんだろう? じゃあ、それも魔法と同じように再現できたかい?」

「いえ。剣の方は、全然思うように身体が動かなくて・・・」

「そうだろう? それが当たり前さ。普通なら、呪文を唱えたり紋様を描いたりするのも、簡単に真似なんかできやしない。あたしが最初に魔法を唱えられるようになるまでに、半年ぐらいはかかったからね」

 

 ハリマさんの言葉に、僕は驚きを隠せなかった。

 なぜなら、僕が最初に習ったのは記憶の魔法だったけど、婆の呪文を聞きながらそれを真似てみたら魔法が発動し、その魔法効果で、記憶の魔法そのものを記憶してしまえたものだから、覚えるのに5分ほどしかかからなかったのだ。

 そのことを話すと、さすがにハリマさんも憮然とした表情になった。

「つまり、最初からなんの苦労もしていないのかい。やってられないねぇ」

 そうか。普通は、記憶の魔法があったからって、魔法をどんどん使えるようになる訳じゃないのか・・・。


「ついでだから、坊やに簡単な雷系の魔法を2つ教えといてやるよ」

「え? それは、どういう・・・?」

「心配することはないよ。せっかく、雷球の魔法を使えるようになってくれたんだ。簡単に死んでほしくはないと思っても、不思議じゃないだろう?」

「そういうものなんですか?」

「それに、迷惑をかけた詫びって意味もね」

「ああ、なるほど」

「さあ、1回こっきりしか呪文は唱えないよ。さっさと記憶の魔法を使いな!」






 なぜかご機嫌そうに去って行くハリマさんの背中を、僕は複雑な気持ちで見送った。

 新しい呪文を教えてくれたり、有用な助言をもらえたことは嬉しかったけど、ハリマさんたちに追い回された身としては、まだまだ気を許せはできなかったのだ。

 少なくとも僕と敵対する意志はなさそうだったけど、上手く利用されてしまう可能性は捨て切れないだろう。


「アグニさん」

 そこに、また別の方向から声がかけられた。

 見ると、暗闇からフワリと現れ出た影が1つ。

「ムラサキ?」

 そう。そこにいたのは、地味なチュニックから白いワンピースに着替えたムラサキだった。


「どうしたの、こんな時間に? それも1人で? 危ないだろ?」

「大丈夫ですよ。元々私たちは城壁の外に住んでいるんだから」

 理屈はそうかも知れないけど、やっぱり心配にはなってしまう。魔物や肉食獣も怖いけど、人間に襲われることもあるだろうに。まだ子どもとは言え、ムラサキはなかなかの美少女なのだ。

「今の女の人、アグニさんが買ったの?」

「へ?」


「こんな時間に1人で城壁の外にいるなんて、商売女でしょ?」

 ムラサキの口から、その見た目にそぐわない辛辣な言葉が漏れる。

「いや、違うよ。今の人は、あんな格好はしてたけど、冒険者なんだ。知ってる人だったんで、ちょっと話をしてただけだよ」

「そうなんですか。じゃあ、今夜は私が相手でいいかな?」

「相手って、何の?」


 そう訊くと、ムラサキはそっと僕の隣に腰を下ろし、ワンピースをストンと肩から落とした。

 焚き火に照らされた薄い胸の膨らみが露わになる。

「ええっ!? ちょ、何やってるの!?」

「昼間のお礼です。もちろん、お金はいらないから」

「だ、駄目だから、そんなことしちゃ!」


「これでも、お客さんには評判いいのよ? あ。私が気に入らないんなら、マイナちゃんにする? すぐ呼んで来るから」

「いや、そんなこと言ってるんじゃなくて」

「あ、もしかして男の子の方? だったら、ダイジかショートを・・・」

「ちょっと! いいから、待て!!」

 僕は、強引にムラサキの言葉を遮った。

 きょとんとした表情からして、ムラサキはどうして僕が声を荒げたか理解できないようだ。


「ごめんなさい。何か気に障った?」

「いや。ムラサキは悪くないよ。ただ、僕に変な気は使う必要はないから、もう帰りな」

「その・・・もっと大人っぽい子が良かったら・・・」

「もういいから! 頼むから、もうやめてよ!」

 

 なぜか、僕はひどく傷ついていた。

 考えてみれば、娼館には僕より年齢の低い女の子が当たり前にいるのだ。スラム育ちのムラサキたちが、最初に覚えさせられる仕事と言えば、そういう道なのだろう。

 医術所で下働きをしていた僕は、そんな世界から隔離されて生きてきた。

 だから、ムラサキたちと知り合ったときも、普通に友だちになれると思ったのだ。でも、僕たちの関係は、すでに期待していたのとは別の方向に転がり始めているらしい。


「ムラサキたちは、冒険者になりたいの?」

「え? はい。そうだけど」

 強引に、僕は話題を変えた。

「じゃあ、森で採った薬草や、猿人の毛皮は冒険者ギルドに持ち込まないのか?」

「城壁の外にも、そういうのを買ってくれる店があるんだ。ギルドに行きたくても、門を通るのにいちいちお金がいるし」

「ギルドに登録して身分証を作ってもらったら、通行料はいらなくなるでしょ?」

「駄目よ。私たちじゃ、登録さえしてもらえないもの」


「え? どうして?」

 僕が登録に行ったときは、何の審査もなく手続きをしてくれたはずだ。

「元々、アグニさんは中に住んでた人でしょ? それに、医術所で働いてたんなら、身元もはっきりしてるじゃない? だからよ。

 私たちが登録してもらおうと思ったら、何十回も何百回も薬草を持って行って、個人的に信用してもらうしかないの。そんなの、いちいち通行料を払ってたら、生きていけないよ」


「そうなのか・・・」

 僕という人間は、実はとても幸運に恵まれて、今まで生きて来たらしい。

 もしも僕に変な能力がなければ、魔法使いの婆に出会っていなければ、そして医術所で働いていなければ、どんな毎日を送っていたのだろう?


「でも、だったら、いつまで経っても冒険者になれないんじゃ?」

「もっと高い薬草が採れるか、魔物を倒せるようになったら、通行料払ってでも、ギルドに売りに行くつもりなんだ」

「なら、僕が薬草のこと教えようか?」

「いいの!?」

「うん。ギルドも、あまり珍しい薬草が集まらないって言ってたし、薬草を集められる人間は多い方がいいはずだ」

「ありがとう! お礼にマイナと2人で、たっぷり・・・」

「それは、いいから」

 僕は、ムラサキの頭にチョップを入れた。





 その日から2日間だけ、僕はムラサキたちに薬草について教えることになった。

 場所は、はぐれの森の周辺部。

 目標は、ムラサキたちの収入アップ。そして、僕が討伐メインに移行しても、冒険者ギルドに安定して薬草が納入されるようにすること。

 僕が将来的に討伐でやっていけるかどうかは、別の話だ。

 

 初日は、まず僕が高額で売れる薬草を採ってみせ、それを見本にして、ムラサキたちに同じ種類の物を探させることにした。

 スノウダケやチョコフグリの実あたりを狙わせたんだけど、やはり苦戦しているようだ。

 4人が藪の中に踏み込んで、必死にお目当ての物を見つけようとする様子を、僕はじっと見つめていた。

「アグニさん、これは?」

「違う。それはチョコフグリじゃないよ」

「じゃあ、これは?」

「それも、違うなあ」


 ダイジとショートは落ち着きがなくて、どこが見本と似てるのか分からない物を持って来ては、僕にダメ出しを食らっている。

 男の子としては、薬草採集よりも討伐がしたいのだろう。僕と一緒に討伐に出たい様子が見え見えだ。

 僕としても仲間がいた方がいいとは分かっているのだけど、それがムラサキたちで大丈夫かどうかは、まだ判断がつかない。


 昨日の猿人との戦いを思い起こせば、むしろムラサキたちが傷つくことしか想像できなくて、一緒に組むことには躊躇を感じてしまう。

 例え誰と組んだとしても、仲間同士の戦闘力のバランスを取ることは簡単ではないだろうし、それが原因で誰かに負担が偏ったり、誰かが傷ついたりすることはあるのだろう。ここに来て僕は、よほど信頼の持てる相手でないと、一緒に組むことは無理だと考えるようになっていた。 


 そんなとき。

 藪の中で、ショートが慌てて顔を上げた。

 顔色が悪い。

「どうした?」

「あ、あいつだ。昨日と同じ感じがする・・・!」

「昨日とって?」

「あのデカい猿と・・・」

 その頭上で、木の枝がザン!と音を立て、激しく揺れる。


「伏せろ!!」

 僕が叫ぶと同時に、樹上から伸びた真っ黒な腕がショートの頭を薙ぎ払った。

 間一髪だ。

 ショートが頭を伏せるのが、ぎりぎり早かった。

 僕は反射的に目潰しの紋様を取り出す。

「目潰し!!」

 警告を発しながら、羊皮紙を放り投げる。紋様の描かれた面を上に、羊皮紙が回転しながら飛んで行き、ちょうどショートの頭上辺りで魔法の光を撒き散らした。


「ぎゅあああっ!!」

 樹上からの獣声を聞きながら、僕は短剣を抜き放つ。

「ルューイ・ムリューイ・メソ・メソ・タラシクーム・・・」

 続いて、昨夜ハリマさんに教えてもらった魔法の1つを使う。

「・・・シン・シン・マグラード・ルューイ・バラ・ザム!」

 詠唱が完了すると同時に、樹上の猿人の存在がはっきりと感じ取れるようになった。藪の中に伏せるショートたちも同様だ。

 

 聴雷の魔法――――。

 術者の身体からとても弱い雷を周囲に発し続け、それを通じて、目に頼らずに他者の動きを知る魔法である。

 接近感知の魔法の方が効果範囲は広いけど、そちらは術者が大きな動きをすると魔法が解けてしまう。

 それに対し、聴雷の魔法は効果範囲は狭いけど、術者が戦いながら使うことを前提としているので、こういう状況に向いているのだ。


 樹上にいるのは、やはり昨日と同じ種類の猿人らしい。

 仲間の敵討ちに来たのだろうか。

 しかし、木の上にいられたのでは、こちらからは手を出しにくい。更に、その足元の藪に、ショートたちがいるのも都合が悪い。魔法を使うと、ショートたちを傷つけてしまう可能性が大きいのだ。

「4人とも! 合図したら、こっちに走れよ!」


 投げナイフを3本手にすると、ハリマさんに教えられたもう1つの魔法の呪文を唱え始める。

「ウコン・マカマツ・マラハツ・バラ・バラ・メターリ・・・」

 でも、ハリマさんの魔法は役に立つな。僕と行動形態が似ているんだろうか。

「・・・ライラ・ラライラ・バラ・バラ・ブトゥーム・ダル!」

 

 パシッ! パリリッ・・・!

 3本の投げナイフが雷を纏う。

 通雷の魔法だ。

「今だ! 走れ!!」

 3本まとめて、ナイフを投擲。

 1本は猿人の足元に。もう1本は腹の高さに。最後の1本は猿人とショートの間に。


 藪から血の気を失った表情の4人が転がり出る。

 猿人は、ナイフをよけて別の木に飛び移った。ナイフ3本と引き換えに、ショートたちを助けられたようだ。

 ナイフ代が痛いとか、思ってはいけない。

「来るぞ! 警戒して!!」

 僕の言葉に、4人が手製の槍を構える。度胸が座っているのか、悲鳴の1つも洩らさない。


 猿人は、樹上からじっとこちらの様子を窺っているようだ。

「このまま、少しずつ退くぞ」

「え? やらないのか!?」

 撤退しようという僕の指示に、ダイジが意外そうな反応を見せる。

「こんな相手、僕たちには早すぎる」

「昨日は勝ったじゃないか!?」

「昨日のは、運が良かったんだ」


 そう言っても、ダイジはまだやる気満々だ。

 残るムラサキたちも、迷う様子はあるけど、どちらかと言うと戦いたがっているように見える。猿人の素材での儲けを期待しているのだろうか? だったら、素材を丸々ムラサキたちにやってしまったのは、間違いだったかも知れない。

「ムラサキ! ダイジたちを退かせろ!!」

「え? で、でも・・・!」

 駄目だ。リーダー格のムラサキさえも、正常な判断ができなくなっている。


 だったら、昨日と同じようにやるしかない。さすがに、ムラサキたちを置き去りに、僕だけ逃げる訳にはいかない。

 懐から紋様を描いた羊皮紙を取り出すと、僕は猿人の動きに備えた。


 ザザッ――――!


 樹上を黒い影が走る。

 速い!

 その影がダイジたちの頭上に迫った。

 僕は影に向かって氷結の羊皮紙を投擲。木の枝ごと猿人を凍りつかせる。

 昨日猿人と戦った後に紋様の補充ができていないので、氷結はこれで打ち止めだ。


「ぎぇあっ!」

 苦鳴とともに、半身を凍りつかせた猿人の巨体が地上に落下する。

 しかし、魔法の影響は弱い。猿人は不格好ながらも、足から着地すると、こちらに向けて威嚇的に牙を剥いた。

 凍りついているのは、左腕だけのようだ。

 僕は、連続して雷縄の紋様を投げつけようとする。


 が、それより先にダイジたちが猿人に躍りかかってしまった。

 これでは、魔法で攻撃ができない。

「ま、待て!」

 制止する声も、4人にはまるで届いていないようだ。すでに猿人が銀貨に見えているのかも知れない。

 でも猿人は、子供4人が魔法もなしで勝てる相手ではないのである。


「くそっ!」

 我ながら、らしくない悪態を吐きながら、僕は別の3枚の紋様を手にした。

 筋強化と知覚強化、そして斬撃強化。筋強化と知覚強化は自分の身体に。斬撃強化は短剣に。

 全身に力が(みなぎ)り、五感が鋭敏化すると同時に、右手の短剣が淡く青い光をまとった。


 己より大きな猿人なんかと好き好んで肉弾戦を演じたくはないけど、四の五の言っていられる状況ではない。僕は力いっぱい地面を蹴ると、猿人に突撃をかけた。

 ちょうど、ダイジとショートが弾き飛ばされたところだ。折れたショートの歯が、鮮明になった僕の視界の中を山なりに飛んで行く。猿人は、無事な右腕を振り上げ、ダイジたちに追撃をかけようとしている。


 その右腕を、駆け抜けざまに斬った。

 切断するところまではいかなかったけど、斬撃強化のかかった短剣の刃は、驚くほど軽い手応えで猿人の筋肉と骨を断った。

「いぃぃえあああぁぁっ!!」

 絶叫する猿人。

 駆け抜けたところで、僕は急停止。振り向くと、右腕が二の腕の真ん中からブランと垂れ下がった猿人が、動きを止めて苦悶していた。


 その無防備な背に、僕は容赦なく短剣を突き刺す。狙いは肝臓だ。

 やはり、斬撃強化のせいで、その刃はあっさりと猿人の毛皮や脂肪層を貫いた。

 急所を刺され、一度ピクリと身体を痙攣させると、猿人の巨体がその場に沈む。

 しかし、そこで気を抜いてはいけない。猿人が前のめりに倒れたときには、僕はその背に乗っかって、猿人の首筋に刃を滑らせていた。





 幸い、ダイジもショートも大した怪我ではないようだ。

 頭が揺れたせいで2人ともフラフラしていたので、容態を診るふりをしながら、傷の治りを早める法術をかけておく。

 ただ、猿人に殴り飛ばされたのがショックだったのか、ダイジとショートはもちろん、ムラサキたちもずいぶん気落ちしているようだ。猿人を甘く見ていたがために、しっぺ返しを食らった気分なのに違いない。

 

 昨日だって僕が参戦するまでは、猿人に追いつめられていたのに、結果的に猿人を倒せたということで、調子に乗ってしまっていたのだろう。

 猿人の素材を持ち帰ったせいで、昨夜はスラムの住人に持ち上げられたり、自慢するようなこともあったのかも知れない。

 ここは、ムラサキたちには悪いけど、そのまま意気消沈してもらってた方がいいというものだ。


 でも、猿人を倒して調子に乗るという意味では、僕も同じだったことに気づく。

 知覚強化の効果がまだ持続している耳が、木の葉が鳴る音、それに獣の唸る声を捉えたのだ。それも1体分や2体分ではない。群れの単位での音だ。

 これはもう、僕になんとかできる域を超えている。

「ムラサキ! すぐに逃げるぞ!!」


 僕の声に、ダイジの様子を見ていたムラサキが、慌てて立ち上がった。

「猿人が大量に来る! とにかく逃げろ!!」

 さっきは指示に従わなかった4人だが、今度は微かな恐怖心を表情に浮かべながら、森の外に向かって走り始めてくれた。ダイジとショートもちゃんと走れているようだ。


 と、他人の心配ばかりしている場合ではない。

 僕も4人に続いて走り始める。筋強化の効果で4人を追い抜いてしまいそうになるけど、そこは我慢だ。後ろを振り返っては、猿人の接近具合を確かめる。

 やがて、猿人たちの立てる音が、ムラサキたちにも聞こえ出したらしい。4人は完全に恐怖に染まった表情で、全力疾走を始めた。

「走れ、走れ! 森から出たって、街まで走り続けろよ!!」


 森の出口は、すぐそこだ。

 猿人たちに引き返す気配はない。森の外まで追いかけて来ると考えるべきだ。

 もう、猿人たちは僕の頭上に達しようとしている。

 森から出た瞬間に反撃だ。

 僕は決意を固めた。


 



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