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プロローグ
亀更新になると思いますが、よろしくお願いします。
3314年、その年、多くの地球人が宇宙へと旅立っていった。
森林破壊、温暖化、大気汚染、海洋汚染、人口爆発、飢餓、疫病、資源の枯渇、紛争などなど。
絵に描いたような荒廃っぷりに嫌気がさし、地球を捨てたのである。
しかし、この物語の主人公である、四人は違った。
彼らは地球から逃げ出したのではなく、退屈な日常から逃げ出したのである。
外界から完全にシャットアウトされたシェルターに籠もり、その日その日を適当に過ごす。そんな日々に、彼らは恐怖を感じた。このまま大衆に埋もれ、何かを成し遂げることなくひっそりと死んでいく。そんな目に遭うのは、絶対に嫌だった。
かくして四人は、スリルと冒険に満ちた、旅に出たのである。
終わり
「「「「いや終わらせんなや!!!」」」」