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ひかる  作者: syoru
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となりに

【となりに】

机の横を通った時に肩にカバンがぶつかった

気づかない君に内心むっとしてた


話しかけるきかっけを一日中考えてて

必死になって私は難しい顔のまま


机に寝そべって笑う

ほんとはそういうの、タイプじゃないんだけど


流行りのゲームとか君はそんなのばっかで

好きなタイプは年上の美人さんで

かっこいいんだけど女好きなのが女子に受けなくて

好きな子によく振られてて

卒業したら私のことなんか忘れちゃうくらいで

卒業して本当に忘れて

本当に笑顔がかわいくて目が優しく輝いて


まともに話したこともないのに

弱った時は君の笑顔思い出して

いまでも君の顔はちゃんと覚えてて

きっと君はこわがるだろうけど

でも忘れるわけにはいかなかった


もしももう一度出会えたとしても

きっと私は何にも言えないままで

目も合わせないまま隠れて

君が幸せでいますようにと心がつぶやいた

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