表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

彷徨

作者: 野方幸作

飲まず食わずで森を彷徨って3日。

ふらふらと死に体で歩く私の目に、ぼんやりとした光が留まった。街灯だろうか。

行くとそこには一台の自動販売機があった。幸いにも小銭はある。

脇目も振らず私はそこへ駆け寄り、小銭を投入口へ叩き込むように入れた。

がちゃりがちゃりと音を立てて、目の前の筐体に小銭が呑み込まれていく。

私は喉の渇きを一刻も早く止めたかった。

急かす私に自動販売機は淡々と告げた。


「タスポをタッチして商品を選んで下さい」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ