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<呪いの食物>
完成が見え始めたので再開します。
ここからは短くなりますが一項目ずつ更新していきます。
どうぞお楽しみにしていただければと思います。
<呪いの食物>
動物愛護団体は毎日のように動物の身の安全を案じた。
人間は当たり前のように動物を食料として捕食した、気づけば食物連鎖の最上位に人間はあった。人間の日常は間接的な安全性に支配されている。
殺すことをしている民
殺すことを知っている民
殺すことすら知ろうとしない民
皆、嫌なことを押し付けあって生きていた
殺すことを嫌がり、殺すことを非難し、殺された生き物に感謝に食物を捕食した
盲目に今あるものを受け入れた
疑ってはならない、どれも等しく愛でてはならないのだ
ありのままでない場所
あまりに歪な世界を、見えないものは知らないものとして受け入れた
知ってはならなかった、知ることさえ許されなかった
知っては壊れてしまうから、優しいだけの倫理を愛せと、教えを受けたから
綺麗なだけの世界、繋がっているようで繋がっていない世界
首の繋がれた鶏の群れを、腸を穿られる魚達を、動物達の殺されていく姿を想像し、感謝し今日も生きていく
君らしく愛らしく世界は回る
身の安全とともに、今日も盲目に生きる




