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<“空飛ぶうさぎ”の回答>

一度目の出会い、そして言葉で交わしあった愛のある日々の始まり。


それから深まりゆく感情。


いつしか求め始める二度目の出会い、真実の真理を求めて


言葉を交わすごとに一番近い場所での人と人との繋がりに思いを馳せる。


支えとなる、最も信じられる君へと向かって

<“空飛ぶうさぎ”の回答>


君の声を聴かせてくれないか?


君のぬくもりを感じてさせてくれないか?


君を信じさせてくれないか?


それですべて満たされること


幼き頃のメロディーが意味を成すこと


さぁ


月の社から降りてはくれまいか?


一番近くで感じたいのだ


それが人と人との繋がりであるから


 あなたは見えないことの不安をどう精神的に処理しますか?

見えないことはとても不安なことです。それがわかる日があなたにもきっと来ます。

そう、まだ幼い頃、少女は歌の中で“うさぎは空を飛ぶんだよ”と言いました。

少女は生まれてこの方、目が見えないのです。それでも少女は、本当は目に見える世界を望みながら、見える世界をイメージしつづけ、生き続けました。

 

少女はその手で必死にうさぎの身体に触れます。

そうして必死に知ろうとするのです。


見えるからこそ感じられることのすべて

その大切さに気付いたなら


さぁ

月の社から降りてはくれまいか?


そこでもう一度会おう

心と心で触れ合ってきたものの

生身の人間同士の出会いとして


そして、もっと鮮やかに刻み始める

君らしく愛らしく回る世界


前書きがカットしたワンシーンの短縮版になってます。


空飛ぶうさぎというのは僕にとっての割と幼い頃の歌の思い出です。


ここではそれを今必要な形としてつかっています。


ところどころ話のつながりを持たせながらも


単一でも楽しめるものであればいいかなと思います。


それではまた次回の更新をお待ちください。

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