今日と明日の僕
掲載日:2026/05/14
本と映画でせっせと積み上げた
三途の石がなにもせずとも崩れ落ちて
僕の身体も生活のいう「現実」から崩れていった
急にグロテスクになった買い物ルールが
こちらを見つめてきて 背筋が凍った
どうやら浮いてるらしいから
僕はそれらしくしようとした
顕微鏡で星を見つめて
規則正しい方程式で
僕のなかの反乱分子を打ち砕いた
噺も聞いた
希望と祈りで建てた巨大なビル郡が
「 」って
人類の未来を言ってた
もう思い出せないけれど
そうして求めた先に
僕は宇宙の物語を知ったから
今日も一日
「現実」に馴染むことができた
明日はどうするだろうって
想像の域から一歩も出ることのない身体に投げかけて
僕は眠った




