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入院記録(人工股関節/THA)  作者: 冴わたる
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なりたち編

 事前に設定されていた入院日、病院に一人でタクシーで着き(早々に上靴を忘れて家まで取りに戻る失態)、受付が終わり結果待ちだね、と1階のコーヒーショップで本日のコーヒーを買うと、大荷物を持ち片隅を占拠しながら検査結果の電話を待った

 小腹が空き…、そーいや2階の売店、ラインナップ確認してなかったな…ついでにサンドイッチでも買ってくるか、と立ち上がった


 売店のコンビニにノートタイプのメモ帳があり、術後ある程度落ち着いてからいつものように時系列に色々と書いていましたら

 これ、エッセイ的になるんじゃないか…

 でもなあ、ブログにおとすには長くなりそうだしなあ、と初めてこちらを利用してみることにした

 正直、よくわかっておらん!どーなるのか!?明日はどっちだ!?(古い)


 あ、右上に投稿ボタンが出た。

 まだ実際には投稿しないんだけど、ちょっと見てみようかね~プレビュー?

 ていうか、私のハンドル(あぁこれも古いのか、HN?)はペンネーム(執筆として名乗る名)ではないので。

 そこをかえたいな、という思惑がある…


 びっくりしたー

 プレビューの下に、自分の投稿には感想レビュー評価は送れません、って書いてあった…

 え?

 そっかー、評価あると違うかー

 自分、能動的なだけで相手の反応をあまり気にしないんだよな…悪い癖であり長所でもあると思っている…


 これパソコンで開くとまた違うかな?

 結局投稿(公開)するときは家のパソコンからしようかなとは思ってるんですけど。いや、お蔵入りする可能性もあるな…


 正直、書くだけならいつものことです

 手記というか時系列というか起こったこと全てを記録し心情も添えて何かにしたためて、主に旦那に読ませますね。意見?知らん。何も言わないですね、読み終わったら「ふーん」みたいな感じ

 暇があるとつい書いてしまう…

 多動なのかな、たぶん。思考が駆け足なんだよな。

 第一子妊娠中、普通の22wの検診で病院に行ったつもりがそのまま手術入院になっちゃったときは、安静を言いつけられてあまりのストレスに暇に飽かせてその経験をメモをとりまくり出産後、薄い本にして海辺のマーケット(飛行機の距離)に旦那を派遣して売らせましたからね…

 …え、何冊か売れたとは聞いています(もちろん大赤字)

 私が行けなかったのは、驚きの第二子妊娠中で今度は事前に手術の予定を組まれそれが確定したあと、当落が出たからです…!!(そして実際、マーケットは手術直後だったとてもじゃないが無理だった)行きたかった!!!ものすごく!!

 なにしろ海辺のマーケットは同人活動をしている人の憧れの地だと思ってます

 20数年前、私は自分で書きなぐったお話を本にして手売りするという奇行にはしっていました(言い方)

 2次はしていなくて(厳密に言えば便せんは描いた)、創作ですね主に。

 どなたかの創作物のキャラを私ごときが動かそうだなんておこがましいとか思ってました(言い方)


 何故辞めたのか…辞めたというか…

 その昔、書いているときは、私の中に居る?キャラクターが動き出してじっとしていなくてそれを文字にして文章にしないと気が済まない。そんな感じでしたね。

 今?今は日常生活で忙しすぎて、中の人たちはちょっと退屈気味に待機してるか…悪態ついてるか…居なくなったわけじゃ無いような気がするのはわかる。

 多動なんだろな、たぶん…

 形にして手元に置いて一人で楽しんで見ている。自分が見て楽しむというのもありますけど、第三者になりきって読むというのも好みます

 そもそも、学校と名のつくところの図書館と公立の図書館には入り浸りな程、活字が好きで文章、物語、なんなら調味料のボトルのラベルもよくよく読んだりしてしまうので…

 モノローグというか、頭の中の独り言が多くて、常に何か考えている

 他の人はこういうのが普通ではない、と気付くのにちょっと時間かかったね…


 こんな私の入院履歴としては

①、高校生のとき、事故で足の指を骨折と同時に顎の骨にひびが入り手術入院

 夏休み消えた…

②、ちょっと間があいてインターフェロンという特別な治療のため入院2週間くらい

③、インターフェロンの影響なのか?副作用なのか?精神症状出ていろんな病院を転々として閉鎖病棟に1ヶ月くらい(インターフェロンの効果は出ました)

④、またちょっと間があいて妊娠時に切迫早産により手術入院3か月

⑤、出産10日くらい

⑥、翌年妊娠判明して早期に手術入院2週間くらい

⑦、後期に切迫状態にて入院2週間くらい

⑧、出産10日くらい

⑨、腹膜に穴が開いて(病名(さい)ヘルニア)腸が出てきちゃったので開いて腸を切ってつなげて、閉じてもらった…入院2週間くらい

⑩、半年後、同じところがまた開いちゃって、腸は無事だったけど腹膜(筋膜かな)に人工物メッシュを入れることになり再入院…2週間くらい

 傷跡はへその中ですかねえ


 このうち、手術室に患者として入ったのは4回、④、⑥、⑨、⑩

 麻酔種類でいうと、④、⑥は局所麻酔(妊娠中なので?)で痛みはなく触られている感じはしつつも自分の意識はあります(話しかけられたり人の声は聞こえた)

 たぶん、点滴から入る薬だけだったと思います。酸素マスクあてられていた気はするから、笑気でも出ていたのかな

 術名はシロッカー術、まだ胎児は出ちゃダメなのに開いてきちゃった子宮口を結び縛り適期に糸を切ります

 入った病棟は確かMFICU(でも2週間という制限があり一般病棟にうつるとき個室を選び大枚が出ていった…なにしろ第一子の時は入院期間長かったから…)

 ⑨、⑩は全身麻酔、眠くなり意識消失しますし体動きません

 点滴から入る薬あり、背中に刺す麻酔ありだったのかな(麻酔のボトルは携帯品)

 たぶんですけど、無理矢理呼吸させる管?みたいのも、通ってたんじゃないかな。意識ない間に着脱終わってるんじゃないのかな


 そして今回の、人工股関節置換術、通称THA(Total Hip Arthroplasty)というらしいです。なんか名前がかっこいいですね

 これは全身麻酔です

 着替えをさせられて眼鏡を取り上げられてまな板の上の鯉状態になってそれこそベッドで運ばれるんですけど、

 流されて行くまま天井をずっと見てて空気がちょっとかわったりとか、

 たまに人が(医療従事者)のぞき込んできて「気分悪くないですかー」「ちょっとガタンッてしますねー」と話しかけてきたりとか、

 名前の確認をされたりドアをいくつも潜ったりする


 ホント…ホントこれ、何度やっても慣れないよねえ…

 毎度真剣に怖い。


 注射も私は怖い人なんですけど(注射と手術を一緒にするなって感じですけど)、あれも毎回顔を背けてしまうのよな…怖すぎて直視できない

 直視する事が出来る人、すごいと思ってます…


 でも、今回は、なにしろ自分でのぞんだことだし、頑張らねば…でも怖いもんは怖い…

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