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パンプキンヘッド後篇

【シーン10:二宮クリスの自室にて】


RL:・・・あの、りん子さん。


りん子:何?(にこにこ)


RL:シーンはやりますけど、クリスちゃんが助からなかったとしても、それは責任持てませんよ!?


りん子:うん。(にこにこ)

    絶対に助けるから!!


凱:つーか、りん子と知り合いにならなければ、危ない目に遭わなかったんじゃ?


RL:ですよね〜。


りん子:「ですよね〜。」じゃないよ!!

    で、クリスちゃんのところに行くよ!?


RL:では、りん子はクリスのマンションに来ました。

   クリスのお母さんが出てきますが・・・。


クリス母:りん子さん、こんな夜遅くにどうしたの?


りん子:クリスちゃんに会わせて下さい!!

    早く会わないと行けないんです!!

    お願いします!!


RL:クリスのお母さんはりん子の迫力に圧倒されて、家の中に入れてくれます。

   まあ、そもそもりん子が看病したから、クリスの具合も良くなっていますからね。

   で、クリスのベッド脇に来ましたよ。

   クリスは寝ていますが、りん子が来ると目を覚まします。


クリス:・・・りん子ちゃん。

    ・・・私、お父さんのところに行くんだ・・・。


りん子:クリスちゃん!!

    ・・・クリスちゃんが聞いてた声は・・・クリスちゃんのお父さんの声じゃないんだよ。


クリス:・・・お父さんじゃなかった!?


RL:クリスは、明らかに反感を持っている様子になりますが、何て説明するんですか?


りん子:・・・クリスちゃんの聞いていた声の正体は・・・。

    ・・・クリスちゃんに意地悪していた人がいたんだよ。


クリス:意地悪?


りん子:ねえ、クリスちゃん。

    最近、大きなカブを載っけたトレーラーを見たことない?

    すごい、ノロノロ運転の。


クリス:・・・見た。

    ・・・そう言えば、その日から頭が・・・。


りん子:あのね、その人がクリスちゃんの記憶を使っていじめていたの。

    クリスちゃんのお父さんを使って・・・。


クリス:・・・りん子ちゃんの意地悪。


りん子:・・・クリスちゃんのお父さんは、1人で淋しいかもしれない。

けれど、もし、クリスちゃんが、死んじゃったりしたら、お父さんはもっと悲しむはず・・・でしょ?


クリス:・・・。


RL:では、りん子。

   気合いを入れて〈交渉〉判定をどうぞ。

   なかなかの説得だったので、達成値は・・・15で。

   もちろん高い方がいいですが。


りん子:クリスちゃん!!

    絶対に助けるからね!!



    りん子の〈交渉〉判定。―ダイヤのA(達成値21)。



一同:おお!!


RL:・・・では、りん子の説得を聞いて、クリスはぽろぽろと泣き始めます。


クリス:・・・お父さんなら・・・きっと・・・「もっと長生きしろ」って・・・言うと思う・・・。


りん子:そうだよ、クリスちゃん!!


クリス:・・・りん子ちゃん。


りん子:うん。


クリス:・・・ありがとう。


りん子:RL!!

    クリスちゃんは!?

    EMP因子っていうのは?


RL:はい、二宮クリスは助かりました。

   りん子の説得の結果、クリスのEMP兵器の目標となるトラウマ因子はなくなりましたから。


一同:おお〜!!(拍手)


りん子:良かった・・・!!


RL:まあ、クリスがお父さんのところに行くってのもアリだと思いますけどね。


りん子:なに言ってるの!?

    全然アリじゃないよ!!


RL:あ、やっぱり?


凱:つーことは、ジャックにもあるはずのEMP因子を取り除かなきゃいけねぇんじゃねえのか?


りん子:うん、きっと、そうだね!!


RL:では、いよいよクライマックスシーンへ・・・


凱:ちょっと待ったぁ!!


RL:今度は何ですか?


凱:イヤ、ホラ、りん子のヤツがよ〜、シーンやったからよ〜。

  俺たちには舞台裏させてくれよ!?

  っていうか、手札を交換させてくれよ〜。(揉み手しつつ)


つみれ:やりた〜い。

    交換した〜い。(微笑みつつ)


銃:キー調べたいです。(無表情なまま)


RL:・・・まあ、いいでしょう。

   では、サクッと舞台裏をどうぞ。



   桜田門凱・海幸つみれ・・・手札を回した。



RL:ホントに、交換だけ!?


銃:僕は調べておきたいことがあるよ。



   山崎銃・・・『ブンラク』

        →〈社会:警察〉〈社会:ブラックハウンド〉

        (1)古株の真教浄化派テロリスト。

          名前以外は一切不明。

        (2)常に計画の首謀者であり、大規模なテロよりも要人暗殺や、政策の方向性に影響を与えるテロを好む。

          元技術者タタラ

        (3)未確認だが、N◎VA行政府や警察にも影響力を持っている。

          →キー『真相』入手。



銃:・・・『真相』って?


凱:『真相』・・・だと!?


つみれ:・・・もう、誰も調べられないよね〜。

    舞台裏もないんだから。


凱:やっぱり、銃が手札を回しすぎたんじゃねぇのか!?


銃:違うよ!!


RL:まあ、ほら、手番が足りない時はいくらでもありますからね。

   わからないことなんてあるから、気にしない、気にしない。


つみれ:気になる〜。


りん子:気になるよ!!


凱:チョー気になるぜ!?


RL:じゃあ、いよいよクライマックスシーンに突入するよ〜。


一同:了解!!





【クライマックスシーン:レッドゾーン郊外にて】


RL:では、クライマックスシーンですが・・・。

   銃のポケットロンが突然鳴ります。

   警ら課長からですね。


銃:はい、山崎です。


警ら課長:山崎、休暇はお終いだ。事件の報告は後でいい。

     今度は・・・テロ屋狩りだ!!

     場所は、レッドゾーン。

     今、話題の“パンプキンヘッド”ジャック・オブライエンを追いつめている。

     ヤツは、重火器で武装していて非常に危険だ。

     上層部からは逮捕ではなく、抹殺命令が出ているくらいにな。

     ・・・15年前の落ち度を精算しないとな。


銃:はい!!


警ら課長:それから、周囲にはしっかりと浄化派のヤツらも来てるぞ!!

     気を抜くな、山崎!!


銃:わかりました!!

  RL、僕はバンブルビーでレッドゾーンに向かいます。


RL:了解。

   この様子は、N◎VA市内のあらゆるメディアで緊急ニュースが流れます。

   ですから、凱、つみれ、りん子の3人もこのことはわかりますが。


凱:もちろん、コンドルで向かうぜ!!


りん子:じゃあ、私はグライドで!!


凱:グライド!?


RL:まあ、行けなくはないですね。

   しかし、レッドゾーンまではなかなか遠いですよ。

   そのためには、SFスピードファクターが1しかないので・・・。

   時間がかかりますね。


りん子:えー!!

    あ、じゃあ、私も凱のコンドルに乗っていく!!

    っていうか、乗せてってよ!!


RL:って言いながら、チェリーブロッサムに駆け込むわけですね。


凱:まあ、俺はケンゴの運転でコンドルに乗り込むところなんだが・・・。


りん子:そこにグライドを抱えて飛び乗るよ!!

    ダモン!!

    乗せてってよ!!


凱:イヤ、もう乗ってんじゃねえか!?

  まあ、いいぜ。

  金ももらってるしな・・・。

  ケンゴ!!出せぇ!!


ケンゴ:ヘイ!!


りん子:もうカメラは回しておくよ!!


RL:了解。

   では、凱とりん子はコンドルでレッドゾーンに向かう、と。

   つみれは?


つみれ:セバスチャンの運転で車で向かう〜。


RL:わかりました。

   ランジェで向かうんですね。


つみれ:セバスチャン、急いで!!


セバスチャン:わかりました、社長!!


RL:では、みんながレッドゾーンに向かうとあちこちで厳重な検問してますね。

   簡単に言うと、そのまま進むことはできません。

   強行突破するしかありません。

   〈操縦〉で達成値15が出せないと突破することができません。


銃:僕は?


RL:銃はいちいち説明すれば通ることができるかもしれません。

しかし、それだと時間がかかります。


銃:わかった。

  僕は〈操縦〉で突っ切る。



  銃の〈操縦:地上車両〉判定。―成功。



銃:よし!!


RL:では、銃は巧みなライディングで検問を突破しました。

   次は?


凱:RL、ここはケンゴを札束で叩けば、達成値は上がるのか?


RL:上がります。

   というか、ここでは上がることにします。


凱:よっしゃ!!

  ケンゴ!!特別ボーナスだ!!

  気合い入れていけや!!

  RL、ケンゴに5シルバーを叩きつけるぜ!!


ケンゴ:ヘイ、アニキ!!

    飛ばしますぜ!!



  ケンゴの〈操縦:航空機〉判定。―成功。



RL:では、金の力で目がくらんだケンゴは、無理矢理コンドルを旋回させて検問を突破しました。


りん子:ケンゴ、やったね!!


ケンゴ:ヘヘヘ・・・。


凱:おい、ケンゴ、嬉しそうにしてんじゃねえよ!!


RL:では、つみれですが。


つみれ:RL、検問の人に〈交渉〉できないかな?


RL:ああ、それでもいいですよ。

   何て言うかによりますが。


検問係:おい、ここから先は現在封鎖中だ。


つみれ:ねえ、中にお母さんがいるの。

    お願い、どうしても行かないと・・・。


凱:明らかに嘘なわけだが・・・。


つみれ:黙ってて!!


RL:まあ、判定をしてもいいですよ。


つみれ:えへへ。

    でも、達成値に届かないから、ちょっとお金も渡すね。


RL:泣き落としつつ、袖の下を渡すことも忘れない・・・。

   やっぱり、つみれはそういう人ですよね。


つみれ:いいの!!



    つみれの〈交渉〉判定。―成功。



検問員:・・・まあ、いいか。

    気をつけるんだぞ。


つみれ:は〜い。


RL:というわけで、全員、検問は突破したんですね。


一同:はい!!


RL:では、この中だと、多分、エアカーだから、凱とりん子が一番早く現場付近に来るんですね。

   コンドルの窓を開けて外を見ると、廃ビルの窓を開けて外にいるブラックハウンドの隊員たちと銃撃戦を繰り広げているうごめく人影があります。


凱:おーおー、派手にドンパチやってるねぇ〜。


RL:最初は遠目にしか見えませんでしたが、近づくに従って、様子がわかってきます。

   現在は、ブラックハウンドが徐々にその包囲を狭めていると言った状況です。


凱:中にいるのはジャックでいいんだな!?


RL:はい。

   ジャックは、冷静な目つきで両手に対物ライフル、腰には大型けん銃を下げています。


銃:対物ライフルに大型けん銃か。


凱:RL、今なら、まだ突っ込めるのか?


RL:はい、今のうちなら。


凱:じゃあ、行けや、ケンゴ!!


RL:と、凱のコンドルが近寄ろうとすると、突然「ドゴン!!」という音とともにもの凄い衝撃があります。


凱:何!?


RL:ジャック・オブライエンの狙撃です。

   コンドルがバリバリと音を立てていますが。


凱:ん!?

  もしかして!?


りん子:落ちるの!?


RL:いや、取りあえずは大丈夫です。

   でも、コンドルはこれ以上無茶できませんね。


凱:ケンゴ!!

  とりあえず、ヤツの近くで俺たちを下ろせ!!

  そしたら、お前はここを離れてろ!!


ケンゴ:了解!!

    わかったぜ、アニキ!!


凱:いくぜ、りん子!!


りん子:うん!!


RL:では、凱とりん子が降り立つと、そこには、油断なく対物ライフルを構えた“パンプキンヘッド”ジャック・オブライエンがいます。

   ここで、つみれと銃も到着してもいいですよ。


つみれ:間に合った〜。


銃:・・・。


ジャック:お前たちか・・・。


凱:おい、ジャック。

  お前、シスターエイダが何で死んだのか、知ってるんだろう!?


ジャック:エイダ・・・。

     N◎VAここに帰ってくるまで15年待った・・・。


凱:RL、シスターのポケットロンの最後のメッセージをジャックに聞かせるぜ。


RL:了解。


凱:ジャック、シスターがお前に宛てた最後のメッセージだ。


RL:では、シスターエイダの声でメッセージが流れます。


ジャック:・・・なるほど。

     俺を売ったのは教会を守るためだったのか・・・。

     ・・・また、撃ち込まなきゃいけねえ銃弾が増えたな・・・。


凱:お前は、ブンラクってヤツに操られているだけなんじゃねえのか!?


ジャック:・・・違う。

     俺は、ブンラクに操られていたわけじゃない。


一同:!?


ジャック:・・・確かに、昔の俺は操り人形だった。

     だが、今は違う。

     ・・・来い!!

     賞金稼ぎども!!


凱:・・・何か噛み合わねぇな・・・。

  ジャック!!

  お前、やり直したかったんじゃねぇのか!?


ジャック:・・・やり直す!?

     エイダが死んで、何をやり直すって言うんだ!?

     ・・・ああ、やり直すよ。

     お前たちを倒し、ブラックハウンドも倒して、俺はやり直す!!


凱:チッ!!

  話にならねぇぜ!!

  ・・・まあ、恋人が殺されてるんじゃ、まともじゃいられねぇか・・・。


りん子:RL、ジャックはEMP兵器で支配されているんじゃないの!?


RL:ジャックの様子を見る限り、違うようですが。

   では、戦闘です!!

   まずセットアッププロセスにやることがあれば、申告を。

   そしてCSコンバットスピードを申告して下さい。


凱:セットアッププロセスにはやることがねえ。

  CSは9だぜ。


銃:「閃鋼」を起動してCS+6でCSが13になる。


りん子:〈元力:水雲(負)(アクエリアン・負)〉をするけど、判定失敗。

    CSは8だよ。


つみれ:〈愛の交歓〉をして、判定失敗。

    CSは7で〜す。


RL:了解。

   距離は、お互いに近距離です。

   CSは、ジャックが一番早い。


ジャック:挨拶代わりだ!!


RL:ジャックはそう言うと、銃に神業の《とどめの一撃クーデグラ》を使用!!



  ジャックが神業《とどめの一撃》を使用。



銃:え!?

  僕?!


RL:銃はブラックハウンドですから。

   それに、どう見てもこの4人を見れば銃を狙いますよね!?


凱:俺は無手だぜ。


りん子:カメラだよ。


つみれ:何も持ってないよ〜。


RL:まあ、それぞれが実際にどうなのかは置いておいて。

   で、銃は眉間を撃たれて・・・。


りん子:ちょっと待って!!

    私も《天罰ネメシス》を使うよ!!


RL:どうするんですか?


りん子:銃を撃とうとすると、偶然、弾が不発するんだよ!!

    カチッ!!カチッ!!



    りん子が神業《天罰》を使用。



RL:了解。

   では、ジャックは《とどめの一撃》を使いましたが、弾が不発でした。

   ジャックの《とどめの一撃》は相殺されました。


りん子:ジャックさん!!

    そんなことしたって、誰も喜ばないよ!?


ジャック:・・・チッ!!


RL:では、ジャックは最初に回ってきた自分の手番で、やはり銃を狙い撃ちます。


銃:ヤバッ!!


ジャック:・・・二度はない。



   ジャックの〈射撃〉判定。―達成値23。



一同:23!?


RL:はい、23です。

   色々組み合わさっていますし、差分値ダメージも発生しますが。


銃:えーと、Aを出して達成値21で回避すると避けられるの?


RL:避けられません。

   Aを出しても達成値は21ですから。

   達成値23に届かないと。


銃:それじゃあ、ムリ。


凱:これは、助からねぇレベルだな・・・。

  っていうか、ジャックの強さはヤバいぜ・・・!!


RL:4人を相手取る1人のゲストの力をなめちゃいけないですよ?


つみれ:な〜め〜て〜な〜い〜!!


RL:で、ダメージの方は軽く21は超えますね。


銃:アーマーが2点あるけど?


RL:それを差し引いても余裕で21は超えます。


銃:・・・ダメだ。


RL:では・・・。


つみれ:待って、待って。

    えーと、《プリーズ!》でりん子ちゃんに《天罰》を使ってもらうよ!!

    りん子ちゃん、お願い!!

    銃さんを助けてあげて!!


りん子:わかったよ、つみれちゃん!!


RL:では、どうぞ。



   つみれが神業《プリーズ!》を使用。

   りん子に神業《天罰》を使用させる。


RL:では、どうなるんですか?


りん子:えーと、えーと・・・。

    ・・・・・・・・・・・・。

    !!

    銃に向かった弾丸が急に逸れる!!

    ビュイーンって!!


凱:今度は弾丸が逸れるのかよ!!


RL:了解。

   もはや、ハイランダーに対しては言い返す言葉もありませんね・・・。

   ・・・では、確かに銃の眉間を撃ち抜くはずだった銃弾が、なぜか不自然に弾道を変えたので、銃には当たりませんでした。


ジャック:なぜ当たらない!?


りん子:ふっふっふっふっふ・・・。


銃:次は僕の番だね。

  まず、マイナーアクションでデッドポインターを起動して〈射撃〉判定に+1。

  それから、〈必殺の矢〉〈貫きの矢〉を組み合わせてソリッドファントムで撃つ!!


RL:では、判定をどうぞ。



   銃の〈射撃〉判定。―達成値19。


   


RL:これは喰らうわけにはいかないですよね。



   ジャックの〈回避〉判定。―スペードのA(達成値21)。



銃:なにッッ!?


RL:では、ジャックは銃の弾道を見切って避けました。

   無傷ですね。


銃:じゃあ、《とどめの一撃》を使う!!


RL:では、どうぞ。


銃:もう1発!!



   銃が神業《とどめの一撃》を使用。

   ジャックが神業チャイを使用。



RL:ジャックは神業チャイにより、奇跡的に銃の放った弾丸を避けます。


銃:・・・ッッ!!


RL:銃は行動終了でいいですね?

   では、次のCSは、凱。


凱:ようやく、俺様の出番か・・・。


りん子:うわ〜エラそ〜。


凱:マイナーアクションはねえ!!

  ウェットだからな!!


つみれ:キャーカッコイー。


銃:カッコいいの?それ?


凱:で、一気に至近距離につめるぜ!!


RL:じゃあ、殴るんですね?


凱:いや、ここで《真実トゥルース》を使う。

  コイツを殺せば終わりってわけじゃねえんだ!!


RL:なるほど。

   では、よく考えて質問して下さい。


凱:・・・・・・。

  ジャック・・・。

  なあ、お前・・・。

  傭兵として辛い思いをしてまで、教会に戻ってきたのは、シスターエイダと一緒に子供たちを守りたかったんじゃねえのか!?

  お前、本当は足洗いたいんじゃねえのか!?


ジャック:・・・はじめ俺は、復讐のために帰ってきたんだ・・・。

     俺に子供たちを殺させたヤツらを・・・。

     だが、シスターエイダに会い、あそこで過ごすのもいいと思った・・・。

     ・・・それなのにお前たちが邪魔をした!!

     シスターエイダを脅し、俺の命を狙う・・・!!

     ・・・あげくの果てにはエイダまで殺した・・・!!

     ・・・いいだろう。

     決着をつけてやる。


凱:・・・それが、ブンラクの仕業じゃねえのか!?


ジャック:黙れ!!

     エイダがいない今!!

     俺はもう何も望んでなんかいない!!

     お前たち全員に復讐してやるだけだ!!


つみれ:・・・まあ、恋人が殺されたんじゃねぇ・・・。


凱:・・・コイツは死に場所を探してるだけだ。

  だが、コイツを殺しても何にもならねぇ!!



  凱の〈心理〉判定。―達成値16。



凱:ジャック!!

  シスターのメッセージにあった言葉を思い出しやがれ!!


RL:なるほど。

   精神攻撃で説得ですか。

   それは、ちょっと受けたくありませんが・・・。



  ジャックの〈自我〉判定。―失敗。



凱:ダメージはあまり出ねえんだが・・・。



  凱のダメージカードは6で修正なし。



RL:ダメージが6ですから、2点減少して精神ダメージチャート「4」の[喫驚]ですね。

   ジャックは、凱の言葉に驚き、動揺します。

   しかし、それだけの効果しかありません。


凱:いいんだよ、それでも!!

  おい、りん子!!

  絶対にヤツを説得しろよ!!


りん子:わかった!!


RL:では、次はりん子の番ですが。


りん子:ジャックさんを説得する!!

    マイナーアクションでL2Mを起動して〈心理〉の達成値に+1。

    〈決定的瞬間〉〈芸術:アレンジ〉を組み合わせて〈心理〉攻撃するよ!!


RL:了解。

   では、判定をどうぞ。



   りん子の〈心理〉判定。―ジョーカー(達成値21)。

   ジャックの〈自我〉判定。―失敗。



りん子:ジャックさん!!

    そんなことをシスターエイダが望んでいると思ったの!?



   りん子が与えた精神ダメージは修正込みで19。



RL:ダメージ19ですから、2点減少して・・・。

   精神ダメージチャート「17」の[士気喪失]!!

   「アクションランクが0になる。可能であれば、戦闘行為を止める。」。


ジャック:エイダ・・・オ、オレは一体何を・・・!?


RL:りん子の言葉に動揺して、ジャックは我に返ります。

   戦闘行為は止めました。


りん子:やったぁ!!


RL:・・・ところが、突然、ジャックは頭を押さえて苦しみ出します。


一同:!?


RL:ジャックの耳と目から血が滴って、そのまま「ドウ!!」と倒れ伏します。

   何者かが使用した神業《御言葉ゴスペル》です。



   何者かが神業《御言葉》を使用。



RL:ということで、ジャックは[精神崩壊]になりました。


りん子:ひどい!!

    せっかく、ジャックさんが正気に戻ったのに!!


凱:クソッ!!

  おい、ジャック!!

  しっかりしろ!!

  ・・・・・・・・・。

  RL、ジャックに《黄泉帰り(フェニックス)》を使うぜ!?


RL:《黄泉帰り》なら、ジャックの[精神崩壊]も治せますね。

   どうぞ。



   凱が神業《黄泉帰り》を使用。



凱:おい、ジャック!!

  テメェ、これじゃ、シスターに顔向けできねぇだろうが!!


RL:一応、ジャックは[精神崩壊]を免れました。

   ・・・しかし、凱は頼みの綱の《黄泉帰り》を使ってしまいましたね。


凱:う・・・。

  まあ、確かにこれからやっかいなヤツを相手にするわけだとは思うが・・・。

  しかし、これは見殺しにできねぇ・・・。

  ・・・RL、ジャックは!?


RL:ジャックはうずくまったままですね。

   と、そんなことより、もっと心配することがあるんじゃないですか?


つみれ:ひえ〜・・・。


りん子:絶対に許さないよ!!


RL:では、君たちの後ろに、1人の老婆を中心に、たくさんの人影が現れているのに気付きます。


一同:!!


老婆:・・・ジャックを始末できたと思ったが・・・。


RL:その70絡みの老婆は柿色のフードを被ってます。


ブンラク:・・・まさか、自分で手を汚さなくてはならないとは・・・。


凱:・・・テメェがブンラクか?


RL:いかにもそのとおりです。

   そして、静かにこう告げます。


老婆:・・・初めまして。さようなら。


りん子:ヒィィィ〜!!


つみれ:こわッッ!!

    怖すぎるッッッ!!

    何て怖い挨拶なのッッ!?


RL:なお、ブンラクと一緒に現れたのはカブトワリトループが2トループです。

   距離は、遠距離です。


凱:ブンラクもヤバいが、トループが2つってのも面倒だぜ!?

  しかも遠距離!!

  俺、至近!!


つみれ:それは知らないけど。


銃:僕、超遠。


つみれ:それは知ってるけど。

    銃さんて、いつも一番後ろだから。

    私たちの方が前にいるから。


RL:そう聞くと、何か、銃ってアレですね。


銃:だって射程の問題だから、仕方ないんだよ。


凱:イヤイヤ、話ずれてるぜ!?


りん子:大丈夫、ダモン!!

    「大丈夫だもん」だって。

    ぷぷぷ・・・・・・。


凱:イヤ、別におかしくないぜ?


りん子:RL、《天変地異カタストロフ》でトループを消す!!


RL:なるほど。

   どうやって?


りん子:えーと、えーと。

    ・・・雷を落とす!!

    ピカッ!!

    ゴロゴロ〜!!

    ドカ〜ン!!


RL:バサラの超常能力ですね。

   わかりました。

   では、りん子の力によって、天から雷が落ちてきて1トループは全滅しました。


りん子:やったね!!


RL:さて、ブンラクのCSは、銃と凱の間、トループは最後です。

   いったん、カット進行が終了したので、新たに始めましょう。

   まずは、セットアッププロセス。

   やることがある人はどうぞ。


凱:俺はないぜ。


銃:さっきと同じ閃鋼を起動してCS+6で13。


りん子:〈元力:水雲(負)〉だけど、失敗で手札交換だよ!!


つみれ:やっぱり〈愛の交歓〉を失敗して、手札を交換〜。


凱:俺も交換したい・・・。


RL:じゃあ、いいですね。

   まずは、銃。


凱:おい、銃!!

  ブンラクからは嫌な臭いがプンプンとするぜ!!

  アイツを生かしとくと、俺たちの誰かがやられるぜ!!


銃:・・・そうだね、わかってる。

  マイナーアクションでデッドポインターを起動して〈射撃〉達成値+1。

  〈必殺の矢〉〈貫きの矢〉を組み合わせて、ブンラクを撃つ!!



   銃の〈射撃〉判定。―達成値17。

   ブンラクの〈回避〉判定。―ハートのA(達成値21)。



銃:!!


りん子:え〜!!


つみれ:あれ〜!?


凱:何だと!?


ブンラク:当たらないねぇ・・・。


RL:ブンラクは見かけよりも素早い身のこなしで、銃の放った弾丸を避けます。


銃:・・・RL、《とどめの一撃》を使う。


RL:了解。


銃:・・・死ね!!


一同:こわッッ!!



   銃が神業《とどめの一撃》を使用。



ブンラク:ヒィッッ!!


RL:銃の《とどめの一撃》が放たれると、ブンラクが悲鳴を上げて伏せると、近くのEMP発生装置に銃弾が命中します。

   ブンラクの神業、クロマクの《腹心ライトハンド》の効果です。



   ブンラクが神業《腹心》を使用。



一同:えー!?


銃:・・・。


RL:・・・じゃあ、ブンラクの番でいいですかね?

   そうするとブンラクは・・・。


つみれ:待って!!

    RL、銃に《ファイト!》を使って、《とどめの一撃》を復活させる!!


銃:それなら・・・!!


RL:・・・了解。


つみれ:銃さん、頑張って!!



   つみれが神業《ファイト!》を使用。

   銃の神業《とどめの一撃》を復活。



銃:・・・さすがにもう防げないだろう・・・!!



   銃が神業《とどめの一撃》を使用。



ブンラク:まだ私は死ぬわけには・・・!!


RL:銃の《とどめの一撃》を喰らいそうになったブンラクがタタラの神業タイムリーで個人用シールドを・・・。


りん子:ちょっと待ったぁ!!

    RL、《曝露エクスポーズ》を使うよ!!

    今まで撮影した画像を流す!!


RL:どうやって?


りん子:結城あやさんに頼んで、「臨時こどもニュース」!!


RL:了解。


りん子:あやさん!!

    お願いします!!


あや:オッケー、りん子ちゃん!!

   画像、回して!!


りん子:録画した画像をあやさんに回すよ!!



   りん子が神業《曝露》を使用。



RL:では、そこら中のポケットロンが一斉に鳴り出して、「臨時こどもニュース」の生放送が始まります!!


つみれ:スゴイね〜。


りん子:みなさん!!

    「臨時こどもニュース」です!!

    現在、N◎VAに潜伏中のテロリスト「ジャック・オブライエン」!!

    この人は操られていたに過ぎない!!

    事件のクロマクは・・・!!

    (ブンラクがアップで映る)この人だぁー!!


ブンラク:・・・。

     ・・・許さん!!

     ・・・あの小娘だけは・・・殺す!!


りん子:ヒィィィィ〜!!


凱:ブンラクの気持ちはわかるぜ・・・。

  今まで、何人も犠牲になってきたんだからな・・・。


つみれ:まあ、そうだよね〜。


RL:ブンラクはそう言って、何かやろうとしたのですが・・・。


謎の声:お前はもう用済みだ・・・。


RL:いきなり謎の声がしたかと思うと、手がニュッと出てブンラクを掴みます。


一同:!?


RL:ブンラクは何もできないまま、羽交い絞めにされ、銃の《とどめの一撃》で頭を撃ち抜かれました。


凱:その声は一体誰なんだ!?


RL:わかりません。

   そう聞こえたような気がするだけで、手しか見えませんし。

   いずれにしてもブンラクが倒れたので、残ったトループは逃げ出そうとします。


銃:トループは捕まえる!!

  神業の《制裁バニッシュ》を使う!!

  ブラックハウンドに応援を求めるよ。


RL:了解。



   銃が神業《制裁》を使用。



RL:では、逃げだそうとしたカブトワリトループを、突入してきたブラックハウンドの隊員たちが次々と拘束していきます。

   戦闘は終了です。


凱:そういえば、ジャックは!?


RL:見当たりませんね。


凱:見当たらねぇってことは、無事ってことだ。

  まあ、アイツを殺さなくて良かったぜ・・・。


RL:っていうか、殺されても構いませんでしたが。


りん子:ジャックさんを殺すのはヤダ!!


RL:ところで、次々とブラックハウンドの増援部隊がやってきますが?


凱:!!

  そいつは面倒臭いぜ・・・。

  RL、ケンゴを呼んでコンドルで脱出だ!!


りん子:私もダモンのコンドルに乗っていくよ!!


つみれ:私もセバスチャンを呼ぼうっと。


銃:えーと、僕は・・・


RL:ブラックハウンドなんだから、ここできちんと処理しなくていいの!?


銃:そっか〜。

  えーと、じゃあ、ここに残るよ。


RL:そうそう、きちんと働いて下さい。

   というわけで、ブラックハウンドの隊員たちが続々と入ってきます。


隊員1:ん?

    何か酒臭くないか?


りん子:銃が飲み過ぎたからだね!!


RL:明らかに飲み過ぎですね。


凱:まあ、そう考えると、それほど酔っているのに、銃の腕前が鈍らないってのも侮れねぇな。

  っつうか、正直、ヤバい感じだぜ。


隊員2:う・・・何だ、この人の焼ける臭いは?


つみれ:りん子ちゃんがトループの人たちに雷を落として黒コゲにしたからだね〜。


りん子:違うよ!?

    黒コゲになんてしてないよ!!

    雷を落としただけだし!!


凱:いや、充分に黒コゲだろ!?


隊員3:後始末は長くなりそうだ・・・。


銃:えー。


RL:銃は飲み過ぎたようですけど、サボれそうにはありませんね。


銃:じゃあ、やるよー。


つみれ:ホント、銃さんて普段はそんな感じなのにね〜。


りん子:人を撃つ時、マジで怖いよね!!


RL:まあ、キーもシャドウもカブトワリですからね。


凱:まあ、正直、あんまり恨まれたくないタイプだな・・・。


RL:というわけで、テロリストの陰謀は打ち砕かれました。

   クライマックスシーンは終了です。

   エンディングだね。

   誰から?


つみれ:ハイッ!!


RL:じゃあ、つみれから。





【エンディングシーン:海幸つみれ・・・藤咲不動産にて】


つみれ:じゃあ、竜二さんのところへ行くよ〜。

    まずは、去年使ったサンタの格好を引っ張り出して・・・。


凱:サンタ!?


つみれ:胸がいっぱい開いてて、スカートが短いやつ〜。


RL:ああ、いわゆる「ミニスカサンタ」ですね。


つみれ:そうそう〜。

    で、フライドチキンとシャンパンを持って・・・藤咲不動産へ!!


RL:了解。

   では、つみれは、藤咲不動産に来ました。

   若い衆に応接室へ通されます。


つみれ:こんにちは〜。


竜二:やあ、つみれちゃん。

   そろそろ来るころだと思っていたよ。


RL:さっきまで応接室にある大画面のテレビで生放送を見ていたようですね。

   で、つみれの方を見てギョッとします。


凱:ギョッとするような姿だからな!!


竜二:・・・ビックリさせられたよ。


つみれ:はい、お土産です〜。

    RL、フライドチキンとシャンパンを渡すよ〜。


RL:了解。

   では、竜二が受け取ると若い衆に渡します。

   で、それをつまみに竜二は日本酒を飲みながら話します。


つみれ:私はシャンパン〜。


RL:では、つみれにはシャンパンが注がれます。


竜二:つみれちゃんには、俺の後始末を押しつけちゃったみたいで悪かったね・・・。


つみれ:いえ〜。

    全然構いませんよ〜。

    ・・・でも、あの人、どうなっちゃったのかな〜。

    ・・・犯罪の手先にされている人がいると思うと、心が痛みます・・・。


竜二:・・・俺には、まだ裏があるような気がするんだ・・・。


つみれ:じゃあ、しばらく竜二さんと世間話をします。


RL:では、2人で世間話をして過ごします。


つみれ:・・・パーティは大勢の方が楽しいですよね。

    みんなでやりましょうよ!!


RL:すると、事務所のゴツイ連中がみんな応接室に入ってきます。


つみれ:みんなにお酌して回るよ〜。


RL:ではみんなで飲めや歌えやの大宴会に、っていうところでシーンカットです。

   次は?


凱:じゃあ、俺が行っとくぜ!!


つみれ:いってらっしゃ〜い。





【エンディングシーン:桜田門凱・・・B◎―S◎サーキットにて】


RL:では、あれから数日後。

   場所は、レース会場。

   クセルクスのメジャーデビューランですね。


凱:おお!!

  ついにクセルクスもメジャーデビューか!!


RL:今はレース直前でマシンのセットアップ中です。


凱:お、そう言えば賭けられるのか?


RL:賭けはありますよ。


凱:よし、じゃあ、有り金の3シルバーをクセルクスに賭けとくぜ!!


RL:レーサーの大勢が緊張している中、クセルクスだけは吹っ切れたような感じですね。

   落ち着いています。

   アイスマンとクセルクスが何か話した後、戻ってきます。


アイスマン:・・・完璧すぎて怖いくらいだ。


つみれ:何か不吉〜。


りん子:フラグだね。


RL:違います。

   まあ、アイスマンは心配そうですけど。


凱:アイスマン。

  まあ、あれだ。

  クセルクスは乗り越えたってことだ。


RL:ああ、お互いにわかってるって感じですね。


凱:ああ、別にわざわざ過去のことを話す必要なんてねぇだろ?


RL:まあ、そうですね。

   アイスマンも凱の言葉に頷きます。

   そして、アイスマンはクセルクスと見つめ合っています。

   ムカつきますね。


つみれ:そこはムカつくのおかしいと思うんだけど?


りん子:そうだよ〜。


RL:いずれにしても、新しいスターの誕生となるでしょう。


凱:よっしゃ!!

  レースで儲けた金で宴会だぜ!!


RL:そうですね。

   その話はまたいずれ・・・。

   では、次は?


銃:じゃあ、僕が。


RL:了解。





【エンディングシーン:山崎銃・・・ブラックハウンド警ら課にて】


RL:では、銃は、いつもどおり警ら課長に呼び出されます。


銃:呼ばれて行きます。


警ら課長:・・・ご苦労。

     ところで、何でそんなに酒臭いんだ?


銃:・・・気のせいですよ。(ウプゥ)


りん子:き〜た〜な〜い〜。


つみれ:まあ、飲み過ぎだね〜。


RL:まあ、銃がそうやってごまかすと、警ら課長は言葉を続けます。


警ら課長:ところで山崎。


銃:はい。


警ら課長:テロ計画の方は無事に阻止することができたが・・・。

     三元殺しの方の報告はどうなっているのかな?


一同:・・・あ。


銃:えーと。

  RL、言い訳をしたいんだけど。


RL:言い訳して下さい。


銃:・・・犯人は突き止めました。

  真犯人は真教浄化派幹部のテロリスト「ブンラク」です。

  ブンラクは射殺、その部下たちは逮捕しました。


警ら課長:では、「ジャック・オブライエン」の方はどうなったんだ。


銃:ジャックはブンラクに操られていただけです。

  現在は行方不明です。


警ら課長:・・・ほう。

     あのジャックが行方不明に・・・。

     まあ、行方不明になったものは仕方がない。

     よくやったな、山崎。

     お手柄だ。

     ・・・ご苦労だった。


銃:ありがとうございます。

  ・・・ところで、相棒の人はどうなりましたか?


警ら課長:心配するな。

     順調に回復しているぞ。


銃:そうですか。

  では。


警ら課長:ああ、そうそう。

     レイ課長も喜んでいたぞ?


銃:ハイ!!


RL:では、銃が明るく返事をしたところでシーンカットです。

   最後はりん子ですが・・・。


りん子:ハイッ!!ハイッ!!


RL:り、りん子さんどうぞ。


りん子:クリスちゃんと一緒にハロウィンパーティーがやりたいです!!

    ハロウィンネタだっていったのに、ハロウィンできなきゃヤダよ!!

    トリック・オア・トリート!!


RL:わかりました。


りん子:トリック・オア・トリート!!

    トリック・オア・トリート!!

    トリック・オア・トリート!!


凱:何回も繰り返すんじゃねぇ!!


RL:えーと、りん子の自宅とかでいいのかな?


りん子:チェリーブロッサムへ行く!!

    クリスちゃんと一緒に。

    もちろん仮装して!!


凱:何だよ、俺のとこに来んのかよ!?


りん子:トリック・オア・トリート!!


つみれ:りん子ちゃん、クリスちゃんを連れてレッガーのところへ行こうだなんて、ちょっと常識じゃ考えられないよね・・・。


RL:クリスって不幸・・・。

   不幸ヒロイン枠?


りん子:そんなことないよ!?

    じゃあ、さっそく仮装するよ!!


RL:わかりました。

   凱は、まあ、りん子のシーンなんで、あんまりおかしなことはしないように。


凱:ヘッヘッヘッ・・・。

  モチロン、わかってるぜ!?


つみれ:何か、わかってない感じ〜。


りん子:よおし!!

    ハロウィンパーティの始まりだよ〜!!





【エンディングシーン:天見りん子・・・クラブチェリーブロッサムにて】


RL:では、ハロウィンの夜ですが・・・。


りん子:クリスちゃんと仮装する!!

    仮装して待ち合わせるの。


RL:えーと、どんな格好をするんですか?

   そして、どこで待ち合わせるの?


りん子:んーとねー。

    クリスちゃんのセンスに任せるよ!!


一同:えー!?


RL:まあ・・・。

   (タロットをめくる)マヤカシですか。

   じゃあ、魔女の格好ですね。


りん子:そっか〜。

    魔女か〜。

    ・・・じゃあ、私は黒猫だね!!

    顔しか出ないけど。


つみれ:着ぐるみ!?

    カワイイ〜。


RL:魔女と使い魔ですね。


りん子:そう!!

    待ち合わせは、クリスちゃんの家かな。

    夜にね、行くからね。


RL:いや、でも、さすがに夜は難しいんじゃないですかね?

   さすがにクリスちゃんの母親が許さないと思いますけど。


つみれ:やっぱり危ないから?


RL:まあ、グリーンエリアですから、そこまで危険とは言えませんけど、夜ですから。


りん子:じゃあ、こっそり連れ出すよ〜。

    窓からね。

    取りあえず、クリスちゃんの家まで行くよ〜。


RL:では、りん子はクリスのいるマンションの下まで来ました。


りん子:クリスちゃんの部屋に窓はあるよね?


RL:ありますね。

   道路に面した部屋です。

   で、何階に住んでいるんですか?


凱:あー、そりゃ重要だぜ。

  56階くらいじゃねぇか?


つみれ:高ッッ!!


RL:それはムリな高さ。


りん子:いや、2階だよ。


RL:あ、そういえば、そうでしたね。


りん子:そうだよ!!


じゃあ、呼びかける。

    クリスちゃ〜ん。


RL:あんまり大きい声で呼びかけると・・・。


凱:ここは、やはり小石を拾ってだな・・・。


つみれ:そうだね〜。

    窓に投げるんだよね〜。


凱:でかい石を投げれば面白い展開にはなるぜ?


RL:大変なことになるけどね。


りん子:わかった!!

    じゃあ、小石を拾ってクリスちゃんの部屋の窓に投げる。

    えい!!えい!!えい!!(連続ソフトボール投げのように)


凱:イヤ、投げ過ぎだろ!?    


RL:そうしてりん子の投げる小石が何回か窓に当たると、窓が開いてクリスちゃんが顔を出します。


クリス:・・・りん子ちゃん!!


りん子:クリスちゃん、準備できた!?


クリス:・・・うん。


RL:魔女の格好をしたクリスは恥ずかしそうですが。


りん子:クリスちゃん、似合ってるよ。

    すっごくカワイイよ!!


クリス:ありがとう、りん子ちゃん。


りん子:じゃあ、行くよ!!


クリス:え!?

    どこへ?

    っていうか、こんな夜遅くに外に出れないよ・・・。


りん子:ほら、窓から抜け出して!!

    RL、クリスちゃんを窓から抜け出させたいんだけど。


RL:どうやって?

   クリスは、自分じゃ下りられませんよ?

   そういう人ですから。


りん子:じゃあ、まず私がクリスちゃんの部屋まで上っていくよ。

    それでクリスちゃんの部屋にあるロープを垂らしてクリスちゃんも下りられるようにする。


RL:クリスの部屋にロープ?


りん子:あるよ、ロープ。

    なかったら、カーテンとか。


RL:まあ、そういう物を垂らせば、クリスも下りられますね。


りん子:じゃあ、2人で下りるよ。


RL:何とか下りました。

   ロープはどうするんですか?

   このままだと、目立ちますけど。


つみれ:っていうか、泥棒に入られそうだね〜。


りん子:ロープは片づけておくよ。

    じゃあ、いよいよダモンのチェリーブロッサムに行くよ!!


RL:確か、チェリーブロッサムはイエローエリアですよね。

   小学生女子2名が仮装して行くには危険な場所ですが。

   当然、酔っぱらいに絡まれたりします。


酔っ払い:おぉう!?

     こんな夜中にお嬢ちゃんたち、どこに何しに行くのかな〜?

     おじさんと遊ぼうよ〜。


クリス:り、りん子ちゃん、ど、ど、どうしよう・・・!?


つみれ:出た〜。

    変態ロリコンの人〜。


RL:という感じに絡まれますが、どうしますか?


りん子:写真撮るよ!!

    変態だっていう証拠を撮っちゃうよ!?


RL:ま、まあ、そうやって面と向かって言われてカメラを向けられると、酔っ払いはどこかに行ってしまいます。

   しばらくすると、チェリーブロッサムの前に着きますね。


りん子:じゃあ、ドアの前で叫ぶよ!!

    トリック・オア・トリート!!

    トリック・オア・トリート!!

    トリック・オア・トリート!!


ヒロシ:アニキィ!!

    表に変なヤツらが!!


凱:あぁ!?

  どうしたんだ!?

  ・・・ってりん子とクリスじゃねぇか?

  こんな時間に何しに来たんだ!?


りん子:ハロウィンだよ!!


凱:ハロウィン?

  何だ、そりゃ!?


りん子:仮装パーティだよ!!

    「トリック・オア・トリート」って言われた人は、いたずらされるか、お菓子を渡すか選ぶんだよ?


凱:・・・オイ、ヒロシ。

  鍵、掛けとけ。


ヒロシ:ヘイ!!


りん子:もっと叫ぶよ!!

    トリック・オア・トリート!!

    トリック・オア・トリート!!

    トリック・オア・トリート!!


クリス:ね、ねえ、りん子ちゃん・・・。

    か、帰ろうよ・・・?


凱:・・・おい、ヒナ。

  そこらで、買えるだけ菓子を買ってこいや。


ヒナ:ん。

   いいけど?


RL:では、しばらくするとヒナは菓子を山盛り買ってきますが。

   主に駄菓子ですね。

   アメとか、そういうの。


りん子:トリック・オア・トリート!!

    トリック・オア・トリート!!

    トリック・オア・トリート!!


凱:やかましいわ!!

  アメとか投げつけてやる!!

  そりゃあ!!(全力投球)


りん子:やったぁ!!


凱:ついでに店の中でも投げまくるぜ!!

  菓子を投げまくる!!

  そらそら〜!!

  早い者勝ちだぜぇ!!


りん子:ちょっと!!

    それ、豆まきとかなんだけど!?


つみれ:明らかに節分だね〜。

    ハロウィンとは違う。


凱:いいんだよ!!

  こういうモンなんだよ・・・って頑張らねぇとなくなっちまうぜ!?


りん子:取るよ!!

    めっちゃ取る!!

    クリスちゃんも!!


クリス:う、うん!!


ヒロシ:それは、俺のモンだぁ!!


りん子:なんでヒロシさんまで混じってんの!?


凱:ほれ、他のヤツらもしっかりやらねぇと、拾われちまうぜ!?

  菓子を撒き終わったら、宴会だぜぇ〜!!

  おい、アズサ!!

  コイツらにはジュースでも出してやれ!!


アズサ:・・・オレンジジュースのカクテル風よ。


りん子:よくわかんないけど、おいしそう〜。


RL:と、いうわけで、そのまま宴会に突入・・・でいいのかな?


凱:おう。


RL:では、夜も更けて宴会もお開きになりますが。


凱:・・・ケンゴ。

  クワドリガを出せ。


ケンゴ:ヘイ!!


りん子:送ってってくれるの!?


凱:まあな。

  早く、2人とも後ろに乗んな。

  というわけで、RL、クリスをマンションに送っていくぜ?


RL:了解。

   確かにこんな時じゃないと、クワドリガみたいな変な乗り物は乗れませんからね。


つみれ:ハロウィンなら平気だね〜。


RL:ハロウィンの夜に、レッガーが運転する鉄の馬車に乗って送ってもらうっていうのもなかなかない経験ですね。


りん子:スゴーイ!!


RL:で、クリスのマンションに着きますが。

   どうやって、クリスを部屋に送り届けるんですか?


りん子:えーと、ロープを使って?

    ってロープは片づけたんだった!!

    でも、登れるんじゃない?

    2階だしね!!


クリス:り、りん子ちゃん、ムリだよう・・・。


りん子:じゃあ、私がクリスちゃんを抱えて・・・。


RL:それは、さすがに〈運動〉判定が必要ですが。

   達成値も、まあ、15は必要ですね。


りん子:ムリ・・・。


凱:チッ!!

  しょうがねぇな・・・。

  俺が連れてってやる。

  RL、クリスを抱えてベランダをよじ登るぜ?


RL:では、〈運動〉判定をどうぞ。



   凱の〈運動〉判定。―達成値17。



RL:では、凱は、クリスを抱えたまま軽々と2階までよじ登ります。


つみれ:でも、ここを誰かに見られたら、もうアウトだよね〜。


RL:もうレッガーとしてやっていけませんね。

   まあ、白夜さんは面白がってくれるかもしれませんけど。


凱:イヤ、それはマジでヤバいって!!


RL:無事に部屋に戻るとクリスはりん子に手を振ります。


りん子:またね〜、クリスちゃん!!


クリス:うん、またね、りん子ちゃん。


RL:と、いうわけで、りん子を乗せた鉄の馬車は夜の闇に消えていく・・・というところで、エンドロールが流れます。

   そして、最後に


     『おしまい』


   と画面に映し出されます。


一同:おお〜!!


RL:・・・ところが。

   実は、最後にもう1シーンあります。


一同:え!?


RL:いわゆる「予告編」ですよ。





【マスターシーン:いずこかの薄暗闇の中にて】


RL:どこともしれない薄暗闇の中、人物のシルエットらしきものが映し出されます。

   その男は、渇いた声で・・・


謎の人物:・・・長いつき合いだったが、お陰でブンラクが始末できた。

     ・・・こちらまで手が回るかと思って、護り屋まで用意したが・・・。

     ・・・アイツらが上手くやってくれた。

     ククククク・・・。


RL:と、このセリフが入って、今度は画面に


     『END』


   の文字が映し出されます。


つみれ:え〜?

    黒幕はブンラクじゃなかったんだ!?


RL:もっと上の存在がいましたよね?


銃:ああ、途中で出てきた手の人だよね。


凱:・・・いや、最後に出てきたキーの『真相』がわからなかったからじゃねぇか?


りん子:でも、ハロウィンパーティもできたから、取りあえず、オッケーかな。


RL:まあ、そんなわけで、このシーンは終了です。





【ポストアクト】


RL:それではお疲れ様でした。


一同:お疲れ様でした〜!!


RL:まあ、今回は、りん子さんたっての希望ということで、N◎VAのハロウィンを企画しましたが。


りん子:すっごく良かった!!

    クリスちゃんとハロウィンができたしね!!


つみれ:私も竜二さんが格好良くて良かった〜。


銃:僕は今回、セリフが多かったから良かったよ。


凱:俺もアイスマンとクセルクスが上手くいって良かったぜ!?

  ハロウィンもできたしな。

  おかげで、クワドリガも乗れたぜ。


りん子:節分みたいだったね?


凱:似たようなもんだろ!?

  それは、そうと、シスターエイダを何とかすることができたような気がするぜ・・・。

  シスターがあんなことにならなきゃ、ジャックもああはならなかっただろうな。


RL:まあ、そうですね。


凱:とは言え、ジャックを殺さずにすんだから良しとするか。

  ところで、最後のキー『真相』がわかれば・・・ってあの段階じゃムリだな。


RL:そうですね、『真相』ですからね。

   まあ、それでも、まあ、うまくいったんじゃないでしょうか?


つみれ:そっか〜。


りん子:で、RL、今回の経験点は!?


RL:あ、いるんだ?


一同:お願いします!!


RL:じゃあ・・・。

   えーと、PSは全員達成で。

   銃も、まあ、いいでしょう。

   殺人事件の完全な解決、というわけではありませんが、もう事件も起きなくなりましたしね。

   あとは・・・。(ゴソゴソ)



     凱・・・32点

     銃・・・22点

     りん子・・・24点

     つみれ・・・28点



   ですね。


銃:今回は結構話せたよ。


つみれ:うん、銃さん、頑張ってたよ〜。


凱:おう、そうだな。


りん子:良かったね!!


銃:何を成長させようかな〜。(ワクワク)


凱:RL、何か、面白い技能とかねぇか?


RL:・・・(パラパラ)そうですね。

   レッガートループを取得する秘技《派遣依頼》とか。


凱:お!!

  いいね、それ。

  それ取るぜ!!

  おい、ついにオメェらも活躍できるぜ!?


ヒロシ:アニキィ!!

    俺はやるぜぇぇぇ!!


ヒナ:え、ちょっと、まさかあたしも!?


凱:安心しな。

  格好は整えてやるぜ!?


RL:あ、チェリーブロッサムの子分たちがトループになるんですね?


りん子:ダモン組の結成だね!!

    ヒロシさんとか卑怯なことしそうだね!?


RL:トループの装備、例えば武器、防具とかはトループ用に新たに購入して下さいね。


凱:わかったぜ!!

  ん?

  だけど、乗り物がないと、呼んだ時どうやって来るんだ?


RL:それは、ホラ、思い思いの改造バイクとかに乗ってくるんじゃないですか?


つみれ:ヘンなの〜。


凱:じゃあ、色々と支度にかかりそうだな・・・。


りん子:・・・私も〈製作:ぬいぐるみ〉もっと取ってぬいぐるみ作ろうっと!!

    ハートで取ってあったから、なかなか作れなかったし。


RL:じゃあ、次回までに成長の方をよろしくお願いします。


一同:は〜い!!


凱:というわけで、今回は、この桜田門凱がお送りしたぜ!?


ヒナ:やっぱり書いたのはアタシだけどね。


凱:お前が書きやすいように詳しく話してやったのは俺だろうが!?


ヒナ:ハイハイ。

   そんなことより、この分の給料、ちゃんと払ってよね。


凱:オイオイ、そんな細けぇこと言うなよ!?

  お前の分もフォーマリティとか、MP21や降魔刀買ったりしなきゃいけないんだからよ?


ヒナ:アタシ、別にいらないけど?


凱:そんなこと言ったって、昔の血が騒ぐんじゃねぇか?


RL:あ、やっぱりレディース出身だったんですね?


凱:まあ、ウチんとこのヤツらは入れ墨とか入ってるしな。

  というわけで、今回のアクトはこれにて終了だぜ!!


RL:それでは、みなさん、お疲れ様でした〜。


一同:お疲れ様でした〜!!


りん子:今度はクリスマスネタだね!!


凱:オイオイ、それじゃあ、2ヶ月も後の話になっちまうぜ!?


りん子:あ!!

    じゃあ、クリスマスネタはやめ!!

    でもクリスマス前でも、クリスマスネタはオッケーだよ!!


RL:ハイハイ、わかりましたよ〜。


凱:っつーか、たまにはりん子も書けよ!!


りん子:ムリ!!

    絶対書けない!!


一同:トーキーでしょッッッッッ!!


りん子:ヒィィィィ〜〜〜〜〜!!!





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