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40.確認
法王国から領都までは徒歩なら15日、騎馬なら5日。
伝書バトなら1~2日程度だと聞いた。
3日ほど首都に水球を発生させてみたところ、法王国首都に人や家畜の姿は見られなくなってしまった。
体も家屋も無事とはいえ、大量の水と暴風は怖いのだろう。
首都を最後に出たのは法王の一行だった。
騎馬に馬車と500人を超える規模の一行だった。
どこへ向かうのだろうか?
まあいい。
そろそろ良いかと領都に向かった。
事後確認はこまめに。
前回の反省だ。
領都城壁前はまだ混雑している。
情報が届いてはいないのだろう。
前回同様城壁を飛び越え、領主の元へ。
執務室の領主は困惑した表情で迎えてくれた。
「サキさん。
新たな情報です。
にわかに信じがたいのですが、法王国首都が壊滅したと!」
「どういうことですか?」
「私も伝書バトによる概要でしかわからないのですが、
『大水に竜巻が起こり首都崩壊』
これだけが今朝知らされたのです。
まだ、詳細は分かりかねますが、これが真実であった場合、暴徒が沈静化するかもしれません」
「詳細情報はいつごろに?」
「今朝、すぐに騎馬隊を確認に向かわせましたので、往復10日ほどでわかる事かと」
「国王への伝達は?」
「すでに飛ばしております」
10日あればいくつかのシミュレートに基づいた対策を練る事だろう




