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3.拠点

そこは森の中にある開けた土地。真ん中には小屋があり、小屋の横に井戸、周囲には柵に囲まれた畑が少し。金髪の言っていた拠点だろう。

「取りあえず、小屋でも見るか」

小屋の中にはリビングと寝室、風呂、トイレと最低限の生活ができるものだった。

「キッチンは?」

居間の壁に棚があり、食器類は見つけたが皿がない、調理器具も見当たらない。これでは調理できない。

中世レベルの世界と言っていたが、すでに屋内に竈門はあったはず。

「時代認識に誤差があるのか?」

とりあえず外に出てみることにした。

小屋の外に農機具庫は見つけたがやはりかまどが見当たらない。

「どうしろと?」

しょうがなく畑を見てみた。

芋のような蔓草が畑を覆い隠している。

一株引っこ抜くと巨大なピーナツのような実がついていた。真ん中には筋があり、ここをひらけと言わんばかりだ。実の周りの土を払い井戸水ですすいだ後、テーブルに置く。

「…まさかな?カレーライス」

言って、実を割るとほかほかと湯気を立てるカレーライスが入っていた。

ご丁寧なことに、米とカレーが分かれて入っている。

「無茶苦茶じゃねーか」


金髪は「単純がいい」と言っていたな。なるほどこれならこの植物を育てるだけで食べ物全てを網羅できる。恐らく乾燥や冷害、虫害にも強いのだろう。人はこの実さえあれば食べ物に困らない。


とりあえずカレーを食べてから、金髪の言っていたことを考えよう。


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