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きらきら☆パラレルワールド

「なんて可愛いんでしょう♪まるでおとぎの国にきたみたいね、ジャッコ?」


「お姉ちゃん、ジャッコ、雪だるまさんのぬいぐるみほしい♪」


「わぁふわふわね~」


ジニー達に連れられて初めて来たパラレルワールドに大興奮のジャッコとジャクコを優しく見守っていたハトトコが

ニッポリしながら二人の姉妹に話しかける


「気に入った? なら…ふたりの羽根を一枚抜いてぬいぐるみさんめがけて落としてみて」


「ハトトコちゃん、どうして?」


「そうすると…この子たちが二人を選ぶんだよ」


看板娘のトトに言われて瞳を輝かせるジャッコとジャクコは各々の羽根をヒョィっと抜くとぬいぐるみたちの下にふんわり落とした


ハシッ…!


モフモフの愛らしい雪だるまはジャッコの羽根をトナカイのぬいぐるみは姉のジャクコの羽根を手を伸ばしてしっかり掴む


「す、す、すっごぉい~!!」


「こんなの初めて見たぁ!」


「二人とも素敵な一期一会、よかったね」


「まぁ、このトナカイさんモフモフでなんて気持ちいいのかしら!」


「ジャッコの雪だるまさんももっちりしてふわんふわんだよ~♪」


「ゆっくり見なさいな。二人とも、ぬいぐるみさんの他にも可愛いお洋服やパジャマ、靴下、マグカップいろいろあるわよ」


「トトちゃん、この子たちおいくらなの?」


「姉さん…」


トトにウインクするとハトトコはブンブンと首を横に振りジャッコとジャクコの頭を優しく撫ぜる


「お金はいらないわ。その子たちは私からのプレゼント…」


「そんな…」


「いいのよ、ジャッコちゃん、私たちはハロウィンタウンであなた達に素晴らしいおもてなしをしてもらったんですもの…ハトトコの気持ちだから

受け取ってあげてちょうだい」



「ジニーママ…」


「嬉しいけれど申し訳ないわ…ママ…」


「今日は貴方たちにいろいろ買うつもりで来たから気にしないでいいのよ。ほかにもほしいモノがあったら言ってね」


「ジャッコちゃん、ジャクコちゃん、二人ともきぃの姉妹になったんだから遠慮しなくていいさん♪」


「そうよ、なんでも買ってもらっちゃいなさい。ふふふ」


なんてあたたかい…優しい人たちなんだろう…


お姉さまと離れて…パパはいつも優しかったけど…ジニー家の人たちはみんな優しい…


本当に私とお姉ちゃんを家族みたいに接してくれる…


愛らしい瞳に涙を浮かべながら感動しているジャッコとジャクコをジニーはそっと抱きしめる



「そうだわ、あなた達、ハトモコじゃないけどお揃いの番い毛布を買わなくちゃね。お洋服とルームシューズも」


「番い…毛布?」


「うちのお店の人気商品なのよ、こっちにいらっしゃい」


ハトトコに案内され番い毛布のコーナーに行くとクリスマスバージョンと通常バージョンの赤、白、緑、ピンクに黄色、色とりどりで極上の肌触りの


可愛い毛布がたくさんありジャッコ姉妹は目をまぁるくして見惚れてしまう



「クリスマスバージョン…また出たのね…きぃちゃん、買いましょう!」


「ねーさん…この間、買ったばかりだよ…」


「ハトモコは絵本の売り上げをほとんどパラレルにつぎ込んでるわね(笑)」


「ふふ…そのために働いているようなものね…」


「本当ね、ハトモコはうちの一番のお得意様だわ」


「あの、ハトモコちゃんって絵本作家さんなの?」


「ええ、ジャッコちゃん、ストーリーは私が、絵は我が愛しの半身のきぃが描いているのよ。そうだわ、よかったらデビュー作の『きぃちゃんのおつかい』と新作『星の子』を


プレゼントするわ」


「まぁ、絵本作家のねーさんときーちゃんはあなた達だったのね、素晴らしいわ! 私、大好きで全作持っていますわ!」


「ありがとう、ジャクコちゃん、ねーさん、全作新しいのをプレゼントしよーよ♪」


「ええ、ええ♪きぃちゃん、全作を読んでくださっているなんて嬉しいわ!二人に一冊ずつサインして保存版を差し上げるわ! 」


「ありがとうございます…なんて…お礼を言えば…」


感動しているジャクコの羽根をハトモコときぃがキュっと握りしめ


「そんな水臭いこと言わないで、あなた達は家族なんだから」


「そうだよ、ジャクコちゃんもジャッコちゃんみたいに敬語はやめてもっと甘えてさん」


「ええ、ええ♪そうするわ。でもあまりに嬉しすぎて…夢みたい」


トトがパラレル特性のいんすたんとホットドリンクをクリスマスマグに入れて持ってくる


「夢じゃないよ、これ新製品のお湯を入れるだけのミルクバナナとミルクキャラメルなの。二人とも飲んでみて」


「可愛い、サンタさんのマグカップに入ってるわ~」


コク…


「美味しい…バナナミルク…ミルキーでこっくりして…すごく美味しい!」


「ミルクキャラメルも美味しいわ♪ほんわかする甘さとキャラメルの香りが…コクコク…おいし~い♪」


「よかったわ…うちはオリジナルドリンクが20種類あるからスープもあるし…包んでおくから後で飲んでね」


「お姉ちゃん、このサンタさんとタナカイさんの真っ赤な番い毛布可愛いよ~」


「本当ね、ジャッコ。見て、この雪だるまとツリーがいっぱい飛んでいる毛布も素敵よ」


「このサンタさんの番いマグカップはこのハトモコがプレゼントするわ…ふふふ」


「きぃはワンちゃんのハンドウォーマーさん♪」


「ありがとう、ありがとう…みんな…ピジョンタウンに来て…本当によかった…」


うれし泣きするジャッコとジャクコに江戸が微笑みながらツッコミを入れる


「おいおい、また泣かしちまったぜ~みんな、罪だなぁ」



「ジャッコちゃん達、来てよかったね。キーモ」


「ほんとだね、ミーモ、すっかりジニー家の一員だよぉ」


「ジニーファミリーの皆があたたかくて…俺、感動したよ…」


「おう、どした? ルディ。おめぇもなんか買ってやろうか?」


「いいわよ、何が欲しいの? ルディくん?」


「い、いいえ。違います。皆さんの優しさに感動して…」


「いい子ね…ルディくんは…じゃあ…はい、三人お揃いのパジャマ買ってあげるわ。どれがいい?」


「やった~ありがとう♪ジニーちゃん。えっと…ミーモは赤いトナカイさん」


「じゃあ…キーモは赤いスノーマンかな…ルディ、好きなの選びなね~」


「えっと…じゃあ…俺は…緑のトナカイとスノーマンが飛んでるのを…ジニー様、ありがとうございます!」



「様はいらないわよ、ジニーちゃんって呼んでね♪子供が気を遣わないの(笑)」


優しくジニーに頭を撫でられ嬉しそうなルディ


「たくさん買ったね~」


「どこでもドアで帰りましょうか…」


「待ってママ。私ときぃは魔女ドナルドのハンバーガー買っていくから先に帰ってて」


「はい、これで適当に買ってらっしゃい。そうだわ、ジャッコとジャクコも行ってらっしゃい。美味しいわよ~。チュパ~。ポッポ子、ステファン、荷物をお願いね」


バサバサバサ


ジニーの使い魔の愛らしいモフモフなチュパカブラ姉妹のチュパモとチュパキン、新婚の鳩夫婦のポッポ子とステファンが飛んでくると大量の荷物を持って行ってくれた



「す、すっごい!!」


「うふふ、あの子たちはあれがお仕事なのよ、皆、力持ちだから重くないの。じゃあ魔女ドナルドと帰りにセブンポッポに寄りましょうか」


「賛成♪」


「夕食はダンとピヨに任せてあるから遅くなっても大丈夫ね」


「ママ、ピヨちゃん達にもお土産買ってこーさん」


「もちろんよ。ピヨはハンバーガー大好きだから♪、ささ、いきましょ。ジャッコ、ジャクコ♪」


「はぁい、ジニーママ」


「嬉しい、魔女ドナルド楽しみだわ」


雪だるまとトナカイのぬいぐるみに番い毛布とハンドウォーマー、お揃いのパジャマ、ワンピース、もこもこソックスにブーツを買ってもらい、瞳をキラキラさせてジニーファミリーとミーモ、キーモ、ルディと共に魔女ドナルドに向かうジャッコとジャクコ姉妹であった









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