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ハロウインタウン2

ハロウィンタウンの名物パレード


たくさんのジャックオーランタンや光るコウモリ達に照らされながらゾンビやゴースト、ミイラ男、スカルに壊れた人形たちが歌い踊りながら行進している



「すっごい…ガイコツが燕尾着てるし…ゾンビが歌ってる…」ミーモとキーモは初めて見るパレードに驚きながらも瞳を輝かせている


「想像以上だぜ、来てよかったね、ミーモ」ルディも感動していた


「うん、ルディ。江戸くんとお揃いの服、似合ってるよ」


「ありがとう。明日は観光客のコスプレ大会があるらしいよ」


「へぇ~面白そう♪ ミーモ、参加しようよ」


「うん、キーモ。そうだ、ルディ、ヴァンパイアになってよ」


「えっ…俺が?」


「それいいね! なんたってパパとママが由緒正しき純血種だもん」


「面白そうだね。衣装は私が用意しよう」


「パパ!」


「スネイプちゃんは…コスするの?」


「もちろんさ♪ ミーナと思い切りおどろおどろしくね」


ウインクするスネイプのカッコよさに見惚れるミーモ


「ほんっと、ミーモはヴァンパイア大好きだよね」


「ダンおじいちゃまからいろんな伝説をお話ししてもらって憧れてるの…みんな、一途で素敵なんだもん」


漆黒のマントを翻すルディのヴァンパイアを創造してミーモは頬を染める


「あれれ、自分の世界に入っちゃってる(笑)ミーモ~、戻っておいで」


キーモに呼ばれ我に返ったミーモは照れながらニヤニヤしていた


「うふふ、ルディかっこいい…」


「ミーモ? 何を想像しているの?」


優しい眼差しでミーモをのぞき込むルディ


「楽しみですね! お嬢ちゃま、私もマキーシャと出たいです」


「素敵~ふたりともどんなコスするの?」


「呪われた姉妹ドールですわ(笑)」


「いいじゃん、楽しみ~」


「きぃはミイラ男になる」


「きぃがミイラ? 可憐すぎるわ…じゃあ私も姉妹ミイラに…」


「おうおう、コスプレもいいけどよぉ、パレードに手を振るとお菓子くれるぜ♪ミーモちゃんたちやってみな」


「そうなんだ、教えてくれてありがとう。江戸くん」



「チュンチュン、ここの名物だチュン」


コケコの鳩ポッケから顔を覗かせてながらチコちゃん姉妹はモンスターたちに手を振っている


「可愛い~コケコちゃんのポッケに入ってるんだぁ」


「コケ、こうしていればはぐれないから安心なの」


「コケコは心配性だから私が教えたのよ。ミーモちゃん、キーモちゃん、楽しんでる?」


「うん、ジニーちゃん、すっごく楽しい」


「モンスターさんたち~かっこいい~」


キーモが手をブンブン振っていると…ミイラ男が大きなお菓子袋をくれる


「ハッピーハロウィンお嬢さん♪」



「ありがとう。優しいミイラさん」


「チューン、こっちだチュン」


「ジュリジュリジュリリ」



「ミーモもほしい~」



負けずと手を振る子供たちにモンスターたちはお菓子を配っている



コケコの妹たちもミーモとルディもお菓子袋をもらってご機嫌だ


パレードを楽しんでホテルに戻ると絢爛豪華なバイキング


「如何ですか?当ホテルの自慢でございます」


マントに身を包んだ端正なドラキュラ伯爵がカボチャのポタージュにシチュー、グラタン、シュークリーム、タルト、パイ、かわいいモンスターのケーキを薦めてくれる


客が食欲をなくさないようにビュッフェには耽美なヴァンパイアたちが給仕をしているのでミーモは大喜び


「素敵素敵~あのヴァンパイアさんは中世のお衣装着てる♪」


「ミーモ、あっちにハンバーグがいろいろあるよ、とってこようか?」


「ありがとうルディ♪ ミーモも一緒にいく~」


「はいはい」


ミーモとキーモの肩にいたコウモリのモフとモコもルディとミーモが持ってきたお料理を小さなお皿に分けてもらい嬉しそうに食べている




「カボチャ料理も美味しいけど…キーモはステーキやハンバーグがいいな、シェフさん、カレーありますか?」


「はい、お嬢様、こちらがカレーコーナーでございます」



カボチャのカレー、シーフード、ビーフにチキン、野菜にチーズに数が多すぎて迷ってしまうトッピングにカレー好きなキーモは大感激で胃袋をフル回転


「うわっ、ここのカレーヤバい! チュニックにしてよかった~」



違うテーブルでは宇宙の胃袋を6つ持つジニー家の大食いともっぽ姫も番い姉妹のマーキーとハトマと一緒にお皿いっぱいに料理を盛って舌鼓をうっている




「美味しい! 久しぶりにここのハンバーグ食べたわ~肉汁がほとばしるぅ」


「美味しいわね、ともっぽ、このイタリアンバーグもいけるわよ」


「あたしぃ、中華が好き」


「マーキー、ハンバーグも美味しいよ」


「ありがと…ともっぽに春巻きあげる」


「美味しい~あとで取りに行こうっと♪」



両手にありったけのきぃちゃんの好物をお皿にのせた江戸がきぃとハトモコのテーブルに運んでくる


「きぃ様、グラタンとカレーと中華とステーキです。これでいいかい?」


「ありがとう江戸。嬉しいさん、江戸にもいろいろ持ってきたよ」


「おっ、俺の好物ばっかじゃねぇか♪ 流石はきぃ様、ありがとうございます」


「ふふ…私はハンバーグ全種類とステーキ…」


「姉さま、ホタテのテリーヌ美味しいわよ」


「くるっ、パスタコーナーも行きましょうよ」


「チキンステーキ美味しいべ」


「ジュリリ、カボチャのグラタンおかわりするジュリ」


「ねえさん、カボチャのアイス美味しいよ」


「よかったわね、トト…たくさん食べなさい」



年頃の鳩娘たちやハトモコのお取り巻きもパラレルワールドの店主、ハトモとトトも美味しい料理を食べながら夕食を満喫していた




「皆、楽しそうでよかったわ」


「本当ね、ジニーママ、誘ってくれたきぃちゃんに感謝だわ」


「こういうイベントは大勢のほうが楽しいからな」


「ダン様、ありがとうございます」


「あなた、ルディが嬉しそう」


「来てよかったな…ミーナ」


大人たちは静かにディナーを楽しみハロウインタウン初日の夜は更けていく






















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