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ハロウィンタウン


ポッポーシュッシュッ ポッポー くるるっ




「 ようこそ鳩列車へ…車掌のピジョンヌですぽ。これよりハロウィンタウンへ出発致しまっぽー。くるるっ」


「ピジョンヌちゃん、ひさしぶりぃ」


「ええ、ええ♪ ミーモちゃん、キーモちゃん、魔女ハワイ以来ね~二人とも元気そうでよかったわ」


「ピジョンヌ姉さん、姉さんも一緒に行くでしょう?」


「もちろんよ、トトちゃん。ジニーママに身代わり作ってもらったからお休みとったわ♪」


「ピジョンヌ様、わたくしたちも夫婦でご一緒出来て嬉しいですぽ」


「まあ! ぽっぽこちゃんとステファン、新婚生活はいかが? 楽しみましょうね~」


「くるる、からかわないでください」


「ステファンは初めてだから興奮して眠れなかったんですよ」


「そうなんだ(笑)ステファンかわゅ~」


「ミーモたちと一緒だね~ぽっぽこちゃん、綺麗になったぁ」


「そんなっ…ミーモ様もからかわないでくださいまし…くるるる」


「ミーモ様、キーモ様、おふたりのお陰でこんなに素晴らしい妻と結ばれて…本当に感謝しております」


「もう(笑)ほんと律儀なんだから、お礼はいいから楽しもうね」


「いいえキーモ様。彼も私も本当に感謝しております。毎晩お二人のおうちに向かってお祈りしてから休んでいます」


「本当よ、ぽっぽこもステファンもあなた達が大好きなの」


「ジニーちゃん…ミーモも私も二人が幸せで嬉しいです、ねぇミーモ?」


「うん、キーモ。ぽっぽこちゃんとステファンほんとお似合いだもん♪」



※そう…ミーモとキーモがいなければステファンは未だに魔女試験用の野獣のまま傷の絶えない日々を送っていただろう


ぽっぽことステファンの馴れ初めが気になる方は「ep17の森の野獣」をご覧ください



「ねぇ、ランチ何にする?」


「そうね~ピジョンヌ、おススメある? くるっ」


「ええ♪ええ♪ 新しい機内食が出たの。はい、メニュー。ハロウインランチがオススメよ」


ハロウィンランチA 煮込みハンバーグとカボチャのグラタンとパスタ


ハロウィンランチB ビーフステーキとマッシュカボチャとエビピラフ


ハロウィンランチC チキンソテーとミニハンバーグとカボチャのポタージュ



「ともっぽ姫監修のパンプキンパイも美味しいわよ」


「くるっ、悩んじゃう~」


可憐に翼を広げて悩む鳩娘たちに混ざりミーモ達も悩んでいる



「どうするミーモ?」


「ん~…ミーモはAランチとパンプキンパイ、キーモは?」


「そうだな…キーモはBランチと…Cランチも気になるからシェアして半分こしよ♪」


「わぁ賛成♪ルディは?」


「肉が食べたいからCだよ」


「おお、さすが肉食系男子(笑)」


「からかうなよキーモ(笑)」


「あはは」



※ 鳩列車の機内食は王のダン・セフィロスの営むセフィロス社とピジョンの姫君のともっぽ姫がプメーロデュースしているので五つ星の美味しさなのである




そうこうしているうちに鳩列車はハロウィンタウンへと到着した


「ぽっぽ~皆様、お疲れ様でしぽ。ハロウィンタウンに到着しましぽぉ~」


「ほんとだ~お化けが飛んでるし~」



小さな魔女たちと白いお化けが空を飛びながら歓迎してくれている




「ようこそハロウィンタウンへ!! ハッピーハロウィン!」


可愛らしい黒い衣装に身を包んだジャックの娘のジャッコがモンスターたちを従えて皆にペコリとお辞儀をする



「ジャッコちゃん、小さくて可愛い~」思わぬ歓迎にミーモとキーモは大喜び



「久しぶりさん、ジャツコちゃん」


「きぃちゃん、ハトモコちゃん、会いたかった~」


くるくると可憐に回りながらジャッコは久しぶりにジニー家の家族に再開した喜んでいる



「ジャッコちゃん、こちらきぃの親友のミーモちゃんとキーモちゃんとルディくんとご家族さん」


「はじめまして皆様。ハロウィンタウンの姫、ジャッコです。」


「はじめまして、ミーモです。ジャッコちゃんよろしくね」


「はじめましてキーモです。こんなに可憐なお姫様がお出迎えしてくれて嬉しいな、ジャッコちゃん、仲良くしてね」


「はじめまして、ジャッコ姫。わたしはミーモ様とキーモ様の友人のルディです」


「ジャッコちゃん、お久しぶり! ますます可愛くなって」


「ジャッコ姫、しばらく会わない間に美しくなられましたね」


※ミーナとスネイプは魔界のパーティーの席で何度もジャッコと会っている顔見知りだった


「スネイプ様、ミーナ様、ようこそハロウィンタウンへ♪我が国におこしくださって嬉しいです!」



「元気そうね。ジャッコちゃん。ホテルに案内してちょうだいな」


「かしこまりましたジニー様。馬車を用意してございます」


御者のオオカミ男が骨だけのスカルホースたちを二頭従えて挨拶する


「ようこそ…ハロウィンタウンへ…これよりパンプキンホテルへご案内致します」


「お馬さんが…骨しかないよ…パパ…」


「はっはっは、大丈夫だよ、ミーモ。ここはハロウィンタウンだからあの子たちはあれが普通なのさ」


「すっごい、あなたたち、それで走れるんだ~私はキーモよ。よろしくね」


スカルホースたちを撫でながら話しかけるキーモを見て「相変わらず社交家だな」と感心するミーモ


ジニー家とキニー家、スネイプ家をのせた馬車は空へと飛びあがると一気に街を駆け抜けていく


「イヒヒヒ~お客人、ようこそおいでなすった~」


ふわふわのお化けや小さなジャックたち、グルグルと首を回すお人形が飛びながら話しかけてくるので初めて来たミーモとキーモは驚きの連続だった


「凄い凄い凄い!」


「楽しい~さすがハロウィンタウンだぁ~来てよかったぁ」


「パパ…ママ…すごい街だね」


驚いて目を白黒させるルディをスネイプが笑いながら抱きしめる


「怖いか? ルディ、パパとママがいるしみんな、いい人たちだから大丈夫だよ」


「わ…わん…怖くはないけどミーモたち平気かな」


「うふふ、心配しなくても大丈夫よ、見てごらんなさい」


ミーナが水晶玉を見せるとキャッキャとはしゃいでいるミーモとキーモが映し出される


「わぁ~ゾンビが行進してるぅ」


「あのひと、手がとれて落っこちたよ~ねぇママ襲ってこないの?」


「お客様にそんなことしないわよ(笑)あれはパレードだからホテルに着いたら観に行きましょうね」


「よかった~なら安心♪ルディどうしてるかな」


ミーナが水晶玉に手をシュッとかざして画面を閉じる


「ねっ?安心した?」


「ああ、二人とも好奇心旺盛でよかったよ」


楽しそうなミーモとキーモに安心していると馬車はパンプキンホテルに到着する




大きなオレンジ色のカボチャの形のホテルに入ると豪華なシャンデリアがロビーを照らし大きなハロウィンツリーに小さな魔女の人形やフランケンシュタイン、

お化けたちやジャックの頭やクッキーやチョコレート、キャンディがつるされカボチャのライトがピカピカと点滅している




「ようこそお越しくださいました」


2メートルほどある大きなフランケンシュタインが黒いタキシードに身を包みにこやかに挨拶する


「まあフランさん、お久しぶりね31日までお世話になりますよ」


「かしこまりました。ジニー様」


「やあフラン! 娘夫婦と孫のミーモにキーモだよ。よろしくな」


「ダン様、お久しぶりでございます。これはこれは…キニー様にコージュ様…」


フランケンの支配人はミーモとキーモを見ると優しく微笑んで跪くと大きなハロウィン模様のお菓子袋を二人にくれる



「はじめまして…ミーモ様、キーモ様…支配人のフランでございます。ようこそいらっしゃいました。楽しまれてくださいね」



「ありがとう、フランさん! キーモです」


「あ、ありがとうございます。ミーモです…」


にこやかに挨拶するフレンドリーなキーモと大きなフランケンの支配人にびっくりしているミーモ


さてハロウィンタウンでどんな冒険が待っているのでしょう












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