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きぃママ子のお弁当

「キニー姉さん、おはよう。朝食にお弁当を作って来たわ」


「ミーモちゃん、キーモちゃん、いやいや、お招きありがとう。はっはっは」


「きぃママ子、ハトたろ兄さま、おはよう。まあま、作って来てくれてありがとう、助かるわ~」


「きぃママ子ちゃん、ハトたろちゃん、おはよう~♪」


「きぃママ子ちゃん、ハトたろちゃん、みんな~いらっしゃい♪」


「キーモちゃん、ミーモちゃん♪コハ、プール楽しみ」


「ピュルル、また会えて嬉しいピュル」


「僕たちも泳ぐじょ~」


仲良しの子供たちはハグし合って再会を喜んでいる


「やあやあ、スネイプくんも久しぶり♪ルディくん、元気そうだな」


「お久しぶりです、ハトたろ様、きぃママ子様。俺も楽しみにしていました♪」


「ルディだぁ~わんわんじゃないんだなぁ」ナナロが騎士のルディに少し不服そうな顔をする


「ごめんね。ナナロくん。犬の姿だと怪談が話せないんだよ」


「じゃあルディ、遊ぶ時以外は魔証券になったら?ねぇミーモ」


「うん、ルディはどっちが楽なの?」


「私は魔性犬ですから話す時以外はこちらのほうが…」


ポンっ…そう言ってハスキー犬の姿に戻った


「可愛い♪モフモフ~」ハスキー好きなミーモも嬉しそうだ


「可愛いな~僕も撫でていい?」ロクロとナナロが嬉しそうに駆け寄ってくる


「わん♪あうあうあう(もちろんだぜ、仲良くしてなっ)」

って言ってる。ルディはこの姿だとフレンドリーなんだよね


犬語を訳すミーモにルディは訊ねた


「ふにぅーん、あぁーおん、ふゅーん?(ミーモはどっちの俺が好き?)」


「ハスキーのルディ! モフモフでイケメンでこうやって抱っこ出来るもん♪」


だって騎士の姿だと紳士的過ぎるし恥ずかしいし仲良くできないもん…


元来、魔性犬のルディは犬でいるほうが楽なのだが大切な人の危機や挨拶しなければならない時に騎士の姿になる


大人になればしどちらも楽になるそうだがまだまだ少年のルディはハスキーでいるほうが自然なのでミーモの言葉にホっとして嬉しかった


そんなルディとミーモの心を知ってかスネイプが魔眼を光らせルディに魔法をかける


ピーン…


「お前がそれでいいならその姿でも話せるようにしておいたよ。家に戻るまで有効だから安心おし」


グッジョブ、スネイプちゃん♪


スネイプの気遣いを喜ぶキーモ


「すっごい、江戸ちゃんみたいね! ねえねぇなんか話してみて」


コハに言われて照れながら


「コハちゃん、会えて嬉しいよ。怖い怪談をたくさん用意してあるから皆で楽しもうね」


「ルディ、可愛い!!」


「きゃあ、イケメンボイスだ~」


「うん、うん、コハちゃん。イケメンならぬイケワンで可愛すぎる~」


コハとミーモがルディに抱き着いてキャッキャとはしゃいでいるのを見てキーモはこれなら暴走しなそうだわるよかった~と安堵していると…


『ミーモが心配なんだね? 大丈夫だよ、キーモちゃん。ルディはまだ子供だ。わたしが目を光らせているから安心おし』


スネイプがウインクしてテレパスで話しかけてきたので


『グッジョブ♪スネイプちゃん。流石だね』とキーモもウインクを返した


この会話はスネイプの魔力でキーモとスネイプ以外には聞こえていない


何より大好きなミーモや可愛いきぃママ子の子供たちに慕われてルディは心から嬉しかった


ルディが思っている以上にミーモは大の犬好きでハスキーフェチなのだ


ハスキーの姿で心霊スポットで自分を守ってくれたルディにミーモが恋に落ちたことをルディは知る由もなかったのである


「それじゃ行ってきますわ。あなた、ルディ、お土産買ってくるわね」


「コージュ、冷蔵庫にミートパイがあるから温めて食べてね。ミーモにキーモ、美味しいもの買ってくるわ~」


「お嬢様方、行ってまいります。御用があったらいつでも水晶からお呼びください」


「虹子にはお水をあげておきましたよ。お茶うけにバナナケーキを焼いておいたので召し上がって下さい。では行ってまいりますね」


「まあま、モールにマキーシャ、半日留守にするくらいで…心配しなくても大丈夫よ(笑)きぃママ子、頼んだわね」


「ええ。姉さま、ミーナさん、モールさん、マキーシャさん、行ってらっしゃい」


「ゆっくりしておいで~はっはっは」


「ママ、ミーナちゃん、モール、マキーシャ、いってらっしゃ~い」


「みんな、楽しんできてね~」


「キニー、気をつけてな♪」


「ママ、綺麗だよ。楽しんできてね」


皆に見送られて嬉しそうにキニー達は出かけて行った




「きぃママ子ちゃん、お弁当食べてもいい?」


「ええ。キニーちゃん。たくさん作ったからいくらでもおかわりしてね」


お弁当箱を開けると…


ハンバーグ、唐揚げ、白身魚のフライ、卵焼き、ウインナー、熱々のフライドポテト、パイナップルとサツマイモのサラダ、ホタテのクリームあえ、


チーズと明太子と鮭のおにぎり、ふわんふわんの卵サンドとハムサンドが美味しそうに詰めてある


「はっはっは、魔法でいくらでも増やせるから好きなだけおあがり♪」


きぃママ子がお取り皿にとって子供たちに分けてくれる


「美味しい~皆いるからよけいに美味しいね~キーモ♪」


「そうだね、ミーモ♪ルディ、楽しいね~」


「美味しいぜ、楽しいぜ♪パパ、美味しいね」


「美味しいな、ルディ。きぃママ子ちゃんはお料理上手ないい奥様だね」


「そうだろ、そうだろ、はっはっは~自慢の妻だ♪」


「流石はきぃママ子ちゃんだ。うまいっ!」


「そうそう、ミーナがポタージュを作っておいてくれたんだ。持ってこよう」


「まあ、ポタージュ大好物ですわ、嬉しいこと♪」


スネイプがポタージュをスープ皿に盛って配っている


「ママ、ぼくシャケのおにぎりおかわりだ」


「コハもハンバーグおかわり♪」


「ピュルル、ポタージュで思い出した…先日ね、ポタージュに使うトウモロコシを茹でていたら…」


「くるる、ピュル姉ちゃん、その話怖いよ~」


「大丈夫よ、サブちゃん。みんな、いるでしょう?」


「はっはは、サブロは怖がりだもんなぁ」


「ごめんね、サプちゃん、ピュルル…ご飯のあとで話そうね」


「なになに~?気になる~」


「ミーモも聞きたい。あとでお話ししてねっ」


「俺も聞きたい、何があったの?」


白魔女のきぃママ子は癒しの波動とオーラでお茶もお菓子も食事も美味しいだけでなく心を癒し家族に安らぎと楽しさを与えてくれるパワーを持っている


なので自然とジニー同様、きぃママ子の周りは人が寄ってくるのだ


ミーモもキーモも、ルディも子供たちも、ハトたろもコージュもスネイプも誰もが心から笑い朝食を楽しんでいた











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