祭りだ!ワッショイ
「ママ~髪の毛結ってもらったよ~」
「見て見て♪ママ、ココジニーちゃん、お揃いの髪飾りくれた~♪」
今夜はピジョンタウンの夏祭り
ピジョンタウンの鳩神社では夏と秋に大祭が行われ鯔背な若衆が鳩半被で鳩神輿を担ぎ「鳩はお茶が好き」や「ピジョンの姫君」「セブンポッポ」に
「ポッポナルド」「焼き肉屋ジュジュ」「ステーキハウス鳩」「定食屋ぽっぽ」「ピザハト」「お好み焼きくるる」など町の人気の名店も屋台を出すので大賑わいだ
ミーモとキーモは浴衣姿で髪の毛を結ってもらいにジニーの妹のカリスマ美容師、ココジニーのお店で髪をアップにしてもらい
色違いの朝顔の髪飾りをつけてもらってご機嫌で帰って来た
「まあ、二人とも見違えたわ~朝顔の髪飾りよく似合うわよ。ココジニーちゃんにお礼しないとね」
「おや、どこの美人さんだい? 祭りの主役はお前たちに決まりだなっ」
親ばか全開のコージュである
「きぃちゃん達もきぃママ子ちゃん達も来るって~♪楽しみっ」
「スネイプちゃん達もでしょ? ミーモ、ルディの浴衣姿がまた見られるじゃん」
「うん、ドキドキだよ~」
「モール、マキーシャ、いらっしゃい。皆、忘れ物はないわね? 」
浴衣姿のモールとマキーシャは生まれて初めて行くお祭りにときめいていた
「キニー奥様、わたくしたちまでお祭りに連れて行っていただけるなんて夢のようです」
「本当に! 昨夜は嬉しくて興奮して眠れませんでしたわ」
「そうなんだ、寝不足で大丈夫? ふたりともとっても綺麗で色っぽ~い」
「キーモ様、おからかいあそばしますな」
「からかってなんかないよ。だってほんとに綺麗じゃん♪ ね、ミーモ?」
「とっても綺麗♪ふたりとも浴衣美人だね~」
「そんなっ…とんでもございません お可愛らしいのはお嬢様方とキニー様です」
「いやいや、みんな綺麗だ…我が家の姫たちは美人ぞろいだなぁ」
「パパも粋でかっこいい~♪」
和気あいあいなキニーファミリーは神社に着くとジニー家ときぃママ子家、スネイプ家が待っていた
「きぃちゃん、ハトモコちゃん、コハちゃ~ん、みんないるぅ」
「キーモちゃん、ミーモちゃ~ん♪姉さんとお揃いの向日葵の浴衣さんなの」
「ふふ…可愛いでしょう…きぃは何を着ても似合うから…ふふ」
「コハちゃん、こきぃママ子ちゃん、コキマちゃん、金魚の浴衣可愛い~」
「わぁピュルちゃん姉妹はお野菜柄でじゅりっちゃん姉妹は鳩柄なんだ~みんな可愛い~」
「じゅりり…私達はシマエナガだから鳩柄にしたの」
「おら、煎餅柄が着たかったんだどもママにハート柄を着せられたべ」
「カメちゃん、可愛い~」
「まあまあ、みんな、可愛らしいこと! 祭囃子に胸が躍りますわ」
「いゃあ~僕はきぃママ子ちゃんと色違いの花火柄なんだよ~あーっはっはっは」お祭り好きなハトたろ夫妻も楽しそうだ
「こんばんわ、ミーモちゃん、キーモちゃん、今夜は楽しみましょうね」
ルディのママ、ミーナちゃんとパパのスネイプも浴衣で来ているのにルディの姿が見当たらずミーモはキョロキョロ…
「ルディはあそこだよ」ウインクしながらスネイプが指さす方を見ると…
「ワッショイ、ワッショイ…おうおう、てめえら、もっともっと腰入れねえと…それっ!」
きぃちゃんの騎士の江戸を筆頭に法被姿のルディがお神輿を担いでいた
ルディが…
お神輿担いでる…
てっきり粋な浴衣姿で登場するかと思いきや…汗をかきながら男らしく神輿を担ぐ凛々しいルディにミーモとキーモは口をパカリと開けたまま目が釘付けになった
「うふふ、驚いたでしょう? シニー様のところの江戸さんに誘われて今年はルディも参加したのよ」
「ああしてるとあいつもなかなか鯔背な若衆じゃないか」
息子の法被姿に誇らしげなスネイプ
楽しみにしていた名店の屋台もルディの素敵さに飛んでしまったミーモはお神輿が見えなくなるまでぼんやりと見送っていた




