お見舞い
「百物語楽しかったね~。ミーモ」
「うんうん♪百話目のスネイプちゃんの話が怖くってトイレに行けなくなっちゃったもん」
「マトヨ様にもとよ様のお話しも怖かったですね」
「モールとマキーシャはどのお話しが怖かったの?」
「そうですねぇ…江戸様と気ぃ様、それにジニー様は凄かったですね」
「わたくしはどのお話も怖くてワクワクしっぱなしでしたわ。お姉さまとご一緒なら怖くありませんもの♪」
「マキーシャ! わたくしもよ。あなたを失う以外、怖いものなんてないわ」
「お姉さま…もうけっして離れませんわ!」
きぃちゃんとハトモコちゃんみたいで可愛い
ひしっと抱き合う二人をあたたかく見守るミーモとキーモ
「楽しかったわね」
キニーがホイップたっぷりのミルクシェイクを持って来てくれる
「ありがとうママ♪ママとパパの怪談も怖かったよ~」
「ええ、ええ、奥様も旦那様も語りがお上手でびっくりしました」
「キーモの怪談も怖いよ~グログロして話すんだもん」
「はっはっは、ミーモの怪談はちっとも怖くないもんなぁ」
「そうなんだよね…ミーモが語ると何故かみんな笑うんだもん…」
「お嬢様、怖い話ばかりですと皆さん息が抜けませんもの。お嬢様のコワバナは癒しですわ」
「あんまり嬉しくない…」
「あはは…ミーモらしくていいじゃん」
ジニー家でのナイトプール百物語の余韻に浸りながらミーモ達はそれぞれの感想を言い合って和気あいあい
すると…
「あら、ミーナからメールだわ…まあまあ!」
※ミーナはスネイプ侯爵の妻でルディのママです
「ルディくんが高熱を出して寝ているそうよ。霊感が強いから影響受けちゃったみたい…」
「ママ、ルディ、大丈夫なの?」
ルディが心配なミーモは鳩に変身して飛んでいこうとしているのでキニーが慌てて止める
「待ちなさい、ミーモ。ちょっとした影響の熱だから二三日、寝ていれば下がるそうよ」
「でも、でもっミーモ、お見舞いに行きたい…」
「待ちなって、ミーモ。どうせ行くならルディの好きなお菓子やフルーツ、持って行ってあげよ♪
パパ、ママ、セブンポッポに行ってくるね~」
「待ちなさい、二人とも、ポッポにはパパが行って来よう。
ルディのお家はどこでもドアでお行き。それと…このスイカも甘いから持って行ってあげなさい」
「ありがとうパパ」
「お荷物は私たちがお持ち致しますわ」
「モール、マキーシャ、この子達を頼んだよ」
「かしこまりました。旦那様」
「ミーモ、このワンピが似合うから着ていきなよ。ヘアもセットしないと~」
「うん、でもはやく行きたいよ」
「わかるけどぉ 愛しのルディに会うんだから身だしなみもマナーのひとつだぞっ。
…ルディにせっかく会うのにそんな普段着でいいの?」
ミーモ想いの優しいキーモの忠告にーモは素直にうなづいた
「そうだよね、つい焦っちゃって…わかった。そうするよ、キーモ」
「パパ、ママ、いってきま~す」
30分後、支度したミーモとキーモは使い魔のモールとマキーシャと一緒にどこでもドアでルディの寝ているスネイプ家へと向かって行った




