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ナイトプールで百物語

今宵はジニー家でナイトプールの百物語が開催される


キニー家ときぃママ子家、スネイプ家が集い子供たちも大いに盛り上がっていた




「ナイトプールで百物語なんてドキドキだね~」


「楽しみだね~♪ あれれ、ルディ、震えてない? ミーモ、ミーモ、ルディが怯えてるよ(笑)」


「ほんとだ、前足が震えてる。どうしたの? ルディ」



『おぉぉーん、あうあうあう…(怖くはないんだ。ただ水場って出やすいよな…)』


トタッ…


「ルディちゃん、どうしたさん? ミーモちゃん達と幽霊屋敷に凸した時はあんなに勇敢に守ってたのに…」


ふわふわのきぃちゃんが可憐に登場


「そうそう。あの時のルディはカッコよかったんだよ~」


「うん、強かったよね!」


ルディの武勇伝を自慢するミーモとキーモ


『そういえば…あの姉妹は元気なの?』ハトモコが訪ねると…



「あの…ひょっとして…私たちのことでしょうか? きぃ様、ハトモコ様、お久しぶりでございます。モールです」


「おひさしぶりでございます。マキーシャです。 お二人のお陰で姉さまと再会することが出来ました。本当に感謝をしない日はございません」


「よかったさん♪ 二人とも精霊さんになって可愛いさん」


「まあ、モールさんとマキーシャさん…幸せそうで良かったわ…ようこそジニー家へ…我が名は番大魔王の…」


「ねーさん、名乗らないでも知ってるさんよ。クスクス」


「きぃちゃん! そんなに可憐に笑って…ふふ…ふふふ…」



※モールとマキーシャは昔、仲睦まじい姉妹だったが妹のマキーシャが病気で先立ってしまい、残された姉のモールはすぐさま後を追ったがマキーシャの魂と

再会出来ずに悪霊となりモールが自死した屋敷は有名な心霊スポットとなった


ある日、キーモとミーモはルディと散歩中に心霊屋敷を見つけて怖い体験をしたのでミーモは心霊番組の『田峯弘樹スペシャル』に投稿し、田峯と鳩代が取材の為に

ミーモ達と屋敷に訪れると無作法な侵入者に怒ったモールの悪霊が姿を現し過去を語った


ミーモとキーモは離れ離れになった姉妹を気の毒に思い、きぃちゃんと番大魔王ハトモコの力を借りてモールをマキーシャに再会させたので

モールとマキーシャはミーモ達に只ならぬ恩義を感じて、浄化させようとした田峯弘樹におふたりにご恩返しがしたいので守護霊としてお守りさせてほしいと

願い出た為、キニーが精霊として二人を蘇生して現在はキニー家でミーモとキーモの使い魔として暮らしている


二人の詳細が気になる方はep5の『魔界からの案内人2』をご覧ください





「ルディさん、どうなすった? 顔色が優れませんわ」


きぃママ子ちゃんも心配する


「おうおう、ルディ、なにひよってんだよぉ でぇじょぶかい?」


『いや、怖い訳じゃないんだ…震えがとまらないだけで…』


「あらあら…ルディ。パパとママもいるから平気よ」


「おいおい、ナイトのお前が震えてどうするんだい(笑) ミーモちゃんに笑われるぞ」


本当に怖くないんだけどな…


身体の震えがとまらない…


「大丈夫よ…」


ジニーがルディの首に銀のチェーンをかけて呪文を唱える


「霊感が強すぎるのね。感じないように封印しておいたわ。


プールで百物語するんですもの~。そりゃ寄って来ちゃうわよ 」


『ジニー様、お気遣い、ありがとうございます』


ルディは優しいジニーに敬意を表し、騎士の姿になり膝魔づいた


「無理もないわ…はじめる前からいるものね…」


「あ、ハトトコちゃん」


「ルディくんは怖いんじゃなく霊感強すぎて感じてしまうのよ…ママが力を弱めたからもう大丈夫」


ハトトコは皆にホイップたっぷりのアイスココアを配りはじめる


「では…全員揃ったところで始めるとするか…


皆さん、プールにお入り下さい」


水着の上に黒いバスローブを羽織ったダンが美しく長い指先を優雅に動かすと大きなプールの周りに一斉に百本の蝋燭が現れて火がともされる



「ようこそ…我がナイトプール百物語へ…これより上質な怪談を語り合い最高のフライトナイトをお届けしましょう」












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