流れるプールデビュー
「ミーモちゃん、キーモちゃん、はやくおいでよ~」
「う、うん…」
「ミーモってば怖くないからすべっておいで~♪ 先にいくからね~」
「えっ、いっちゃうの? 待ってよ~キーモ~」
ジニー家のプール開きに招待されたミーモとキーモはまるで遊園地にあるような大きな流れるプールにびっくりしていた
「ひゃあぁぁぁ~気持ちいい~♪」
目の前でプールに流されながら楽しむキーモを見てビビりなミーモも滑る決心が着いた
「怖くないさんよ♪ きぃが羽根を繋いで一緒に滑ってあげるさん」
「うふふ、きーちゃんと一緒なら千人力でしょ♪ 大丈夫よ、パパとママが安全性に拘って魔法で作ったプールだもの」
「さあ、勇気だして、ミーモちゃん。楽しいわよ~」
ドキドキドキ…
せっかくきぃちゃんとハトモコちゃんが招待してくれたんだもん 楽しまなくちゃ!
よ~し…
「いい? いくよ~ミーモちゃん♪」
きぃちゃんに羽根を繋がれ目をギュっと閉じたまま…ミーモは覚悟を決めて滑り台に身を任せると…
「わあぁ~♪気持ちいい~」
澄んだ美しい水に包まれながら長い滑り台をスイスイ流されていく想像以上の爽快感に感動する
広いプールに流されるとキーモやカメちゃん、じゅりっちゃん姉妹やピュルちゃん姉妹、トトちゃんが緩やかな波と戯れながら楽しそうに泳いでいる
「じゅりり、ミーモちゃん、きた~」
「あっ、ミーモちゃん、こっちだべ~」
「来た来た~ミーモ♪ねっ、怖くなかったでしょ?」
お友だちとキーモに声をかけられミーモはコクコク頷きながら一緒に滑ってくれたきぃちゃんに感謝した
「すっごく気持ちよかった! ありがとう、きぃちゃんが一緒に滑ってくれなかったらミーモ、泳げなかったよ」
「よかったさん♪ あ、ねーさんと江戸もきたさん♪」
いったん恐怖心を克服すれば怖いものなし
ミーモはカメちゃんやトトちゃん達と何度も何度も滑っては流れるプールを思いっきり楽しんだ
※
「お嬢様方、お腹は空いていませんか?」
ダンパパと騎士の姿に戻った江戸がセクシーな水着姿で焼きそばとたこ焼き、アメリカンドッグとアイスを皆に配ってくれる
「パパ、美味しいさん♪ 江戸の焼きそばも最高だよ♪」
「嬉しいぜ、きぃ様、いっぱいおかわりしてな」
たこ焼きも焼きそばもすべてのフードがプロ顔負けの美味しさに感動するキーモとミーモ
二人ともすごいなぁ…
「ダンちゃんと江戸ちゃんって何でも出来ちゃうんだね~」
「うん、自慢のパパだもん♪」
ダンを褒められて嬉しそうにバナナアイスのクレープを頬張るきぃちゃん
「みんな~ロコモコも出来たわよ~いらっしゃい♪」
ジニーがドデカハンバーグと揚げたての唐揚げとサラダを添えたガーリックピラフのスペシャルロコモコを作ってくれた
「うっわ~! 美味しい~♪ ジニーちゃん、おかわりある?」
「あるわよ(笑)たくさん食べなさい」
あまりの美味しさに食い意地の張ったキーモとミーモを筆頭におかわりが止まらない子供たちをダンとジニーは微笑みながら見守っていた
「今年もこの季節が来たな…ピィピリピィ」
オレンジ色のフリルのビキニ姿のピヨが揚げたてのナゲットを持ってくる
「あら、可愛い水着ね♪ピヨ みんな~ピヨナゲットも出来たわよ~」
「わぁい♪ピヨちゃんナゲット大好き♪キーモ、いっぱい食べよ♪」
「はっはっは、食べるがいい…たくさん揚げたからな。あとでお土産にも包んでおこう ピィピリピィ」
お腹が満たされるとひと泳ぎしてまた食べて…
遊び疲れて皆でフカフカのお布団でお昼寝した後はダンとジニーが上質な怪談を語って楽しませてくれた
まるでホテルに来たような楽しい1日はあっという間に過ぎてしまう
「すっごく楽しかった~。 きぃちゃん、今日は誘ってくれてありがとう♪
明日も来ていい?」
「もちろんさん♪どこでもドアでいつでもおいで」
「そうそう。流れるプールは24時間楽しめるから夜のナイトプールも楽しいぞ。
パパとママ、ルディやスネイプご夫妻も一緒にどうぞ」
イケメンのダンがウインクしながらミーモとキーモに焼きそばやたこ焼き、クレープ、アメド、おにぎりにサンドイッチをパックに入れてお土産に持たせてくれた
「ありがとう~! ダンちゃん足長くてかっこいい♪」
「ダンちゃん、セクシーでおじいちゃんに見えないもん」
見惚れながら褒めるキーモとミーモに気を良くしたダンはパックを抱え次々と猛スピードでフードを詰めだした
「二人ともなんていい子なんだ…このアイスもお菓子も持っておいき」
「わぁい♪こんなにいっぱいありがとう! ダンちゃん」
「二人ともまた遊ぼうね~」
「明後日はナイトプールで怪談会するからいらっしゃいな~くるる」
「怪談会かぁ♪楽しそう~♪ 行く行く♪絶対行くね~」
「おう、待ってるぜ」
「みんな~またね~」
あたたかいジニーファミリーに見送られ
美味しいお土産をたくさん持たせてもらったミーモ達はほくほく顔でどこでもドアを開けるとパパとママの待つキニー家と帰って行った




