ムームー
「キニー、コージュ、ロコモコのおかわりは?」
「ちょーだい♪ やっぱりジニーママのご飯は美味しい」
「ください♪デカ盛りで(笑)」
娘達と実家に来て母親の手料理にほっこりするキニーとコージュ
「ジニーちゃん、ミーモもおかわりぃ」
「キーモも♪二皿目から副菜が変わって楽しいんだよね」
「そうよ。二皿目はチーズオムレツと唐揚げね」
「魔女ハワイに行けるなんて嬉しいわ♪何年ぶりかしら」
「あら言ってくれれば誘ったのに」
「だってジニー家は大人数でしょ、私達まで参加したらママ達が大変じゃない」
「いやあ、だからこそ招待してくれたぽっぽこ夫妻に大感謝だよ」
「きぃちゃんやカメちゃん達とハワイに行けるんだね♪ ミーモドキドキだよ~」
「キーモも嬉しすぎさん♪」
「そうそう、今回はきぃママ子も家族で参加するのよ」
「わぁぁ♪嬉しい!! きぃママ子ちゃんとハトタロちゃんとも行けるなんて!!」
「ほんとだね~♪コハちゃんやイチロちゃん達、雛連とも遊べるなんて最高♪」
「ぽっぽことステファンがね、大勢で賑やかなほうが楽しいですよって言ってるの」
「家族思いなのね…二人とも」
「そうよ。祝福してくださった皆さんにお礼がしたいって頼まれて本当にいじらしい子だわ…」
「ぽっぽこちゃんもステファンもほんと優しいね」
「キーモちゃん、ミーモちゃん、魔女ハワイの海って深すぎないからどこまで泳いでも絶対に溺れないさんよ」
「きぃちゃん、本当? じゃあ安心して泳げるんだぁ」
「うふふ、あそこの海は特別よ。
ピンクのイルカと七色のホヌ様たちが海を守っているから誰も溺れないの」
「ハトトコちゃん、ホヌ様って?」
「大きなウミガメさんの神様よ
甲羅が虹のようにキラキラ光ってとても神秘的で美しいの」
甲羅が虹色のウミガメさんとピンクのイルカさんか…
ミーモとキーモは想像しながらわくわくした
「ねーさん、ミーモちゃん達は初めて行くんだからあんまり種明かししちゃうとつまんないよ」
トトに言われ慌てて嘴を羽根で抑えるハトトコにキーモは思わずクスリと笑った
「そうだったわ、ごめんなさいね。
そうね、トトの言う通りだわ…あとは現地に行ってのお楽しみね」
ハトトコはウインクすると二枚のカラフルなムームーを持って来て二人に渡した
「そうだ、二人ともちょっとこれ着てみてくれる?」
「可愛いワンピース♪」
「わぁ♪イルカさんがいっぱい飛んでる」
「これはムームーっていってね、普段着にも正装にもなる魔女ハワイのワンピースよ」
「ありがとう。ハトトコ! 二人ともいらっしゃいな。ママが着替えさせてあげるわ」
キニーに着替えさせてもらったミーモとキーモのムームー姿にきぃちゃんはじめ、ジニー家の鳩娘達は全員拍手をして褒めてくれる
「ミーモちゃんもキーモちゃんもとっても可愛いさん♪」
「くるるっ まあ! 可愛い。 二人とも華やかでとっても素敵よ」
「ええ、ええ、ミーモちゃんはオレンジ色の生地にイルカが飛んでてキーモちゃんはピンクの生地にプルメリアがいっぱい咲いて
よく似合ってるわ~」
「肌触りが気持ちいい~体をしめつけないからすっごく楽ちん♪」
キーモはクルクルと回りながらご機嫌だ
「ムームーのモチーフには意味があるのよ。
ミーモちゃんのイルカさんは幸運を運んでくれる愛の使者、キーモちゃんのプルメリアは女性を守る愛の象徴よ」
「そうなんだ、ロマンテイックだね♪」
「はい、キニー姉さまにはホヌ様のムームーをコージュ兄さまには家族愛の象徴のヤシの木柄のアロハシャツよ」
「おお、俺たちにまで用意して頂けるなんて嬉しいねぇ♪
だがハトトコちゃん、ちゃんと代金は払わせてくれよ」
「その必要はないのよコージュ
ぽっぽことステファンからのプレゼントだからね」
ジニーの言葉に驚くキニーとコージュ
「ぽっぽこちゃん…なんだか申し訳ないな」
「こんなに気を遣わせてしまってどうしましょう…」
「いいのよ…あの子はあなた達にお式に来てもらえて本当に嬉しかったの
ステファンもキーモちゃんとミーモちゃんに言葉では言い尽くせないほどいつも感謝していてね…
だからあの子達の気持を受け取ってあげて頂戴な」
「わかったわ、ジニーママ…
キーモにミーモ、二人からのプレゼントを大切に着させていただきましょうね」
「はい、ママ♪キーモ、これを着て魔女ハワイに行くの楽しみ♪」
「ミーモもぉ♪ 絶対に汚さないようにしなくっちゃ」
ジニーファミリーときぃママ子ファミリーと共に初めて行く魔女ハワイ旅行にミーモとキーモは夢を膨らませて心を躍らせていた




