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招待状

「ミーモにキーモ、いらっしゃい」


トタトタトタ


キニーママに呼ばれて走ってくる二人


「なぁに? ママ」


「どうしたの?」


キニーはうふふ、と嬉しそうに笑いながら二人にお手紙を読んでくれる


「親愛なるキーモ様、ミーモ様、大変御無沙汰田しております。


ジニー家の使い魔のぽっぽこです


この度、私達はジニー様ご夫妻のご媒酌によりお二人に助けて頂いたステファンと結婚式を挙げることとなりました


つきましてはまことに恐縮ではございますが是非ともキーモ様とミーモ様にご出席をお願いしたくご案内申し上げます


ご多用中まことに恐縮ではございますご両親ご同伴の上、何卒宜しくお願い致します。


  

2025年6月6日                敬白

    

       (新郎・ステファン・セフィロス)

       (新婦・ぽっぽこ・セフィロス)」


日時:2025年6月6日(金曜日) 挙式 午前10時

場所:ピジョンチャペル

住所:ピジョンタウンB地区 5-6-24


「さっきぽっぽこちゃんがステファンさんと招待状を届けに来たのよ」



「え~、ぽっぽこちゃん来たのぉ! ミーモも二人に会いたかったよ


すっごい~! ステファンのお嫁さんになるんだぁ」


「ええ。あなた達も会いたいと思って お茶でも飲んでいってってお誘いしたんだけれど遠慮深くてすぐに帰ってしまったの」


「キーモも会いたかった~この間、ジニーちゃんちにお泊りした時いなかったから


でもステファンよかった~よかったね~」


「ステファンさんがね、お二人は命の恩人ですので是非とも出席して頂きたいですって照れながら言ってたわ」


「ステファンの想いが通じたのね! なんて素敵なの!!」


「楽しみだね~ルディにも招待状出したのかな」


「安心なさいなミーモ。ルディも出席するそうよ 


さっきミーナさんから連絡があったわ」


「やった~♪」


「そうかそうか。野獣くんがねぇ…いゃあ めでたいめでたい!


よかったな。キーモ」


「うん♪ ぽっぽこちゃんもステファンが好きだったんだ」




「あなた達にとって初の結婚式のお呼ばれだからドレスを新調しなくちゃね」


「わぁい♪ミーモ、フリルいっぱいがいい」


「キーモは楽なチュニックワンピがいい~ご馳走が食べられないもん」


食い意地のはったキーモはドレスより食い気に走る


「おいおい 食べに行くんじゃないぞ(笑)」


「二人とも色が白いからピンクがいいわ。フリルをふんだんに施したロマンティックなチュニックワンピにしましょう


ヘアメイクはココジニーに予約して…と」


娘達の結婚式デビューにわくわくなキニー


「ああ、しかしキーモもミーモも美人だから気を付けないと新婦さんが目立たなくなっちゃうぞ


当日は花嫁さんを引き立てないとな」



親ばかのコージュである



「ミーモ、ぽっぽこちゃんの花嫁姿 楽しみ♪」


「キーモも♪ 白くてふわふわだから絶対可愛いよ」


「ステファンは鳩になったから蝶ネクタイかな?」


「燕尾服とか?」


自分たちのドレスよりも花嫁と花婿が気になって仕方ない二人だった





「ジニー様、招待状をお届けしてまいりました くるるっ」


「ご苦労様、二人とも…アイスココアで喉を潤しなさいな」


「お二人のお陰で魔女試験から解放され今の私があるのですから何としてでもおいでいただきたいです」


「そうね。ステフアンにとってキーモちゃんは恩人だもの


キーモちゃんに直接伝えたの?」


「そ、それは…その…くるるる…恥ずかしくてキニーその…いざとなったら恥ずかしなってしまって…

気付いたらステファンと飛んで帰って来てしまったんです…ええ」


ポカン…


ジニーは驚いた

ぽっぽこが照れ屋なのは知ってはいたがステファンがついていながら…


「まあ呆れた! それじゃ誠意が伝わらないじゃないの


あなた達は極端な人見知りの照れ屋さんだものね…いいわ!


キニーのところに行って私から私から二人に謝っておくわね」


「申し訳ございません! ジニー様。わたくし、これから改めて行ってまいります! くるっ」


「ジニー様…くるる…ご、ごめんなさい…」


ジニーは涙ぐんで反省しているステファンとぽっぽこの小さな頭を優しく撫でた


「いいのよ…ぽっぽこは私にとって娘も同然だもの


大丈夫、あの子達の好きなお菓子を持ってあなた達の胸の内をしかと伝えてくるわ」



二時間後…ジニーは自慢のミートパイを焼くとキーモとミーモの好きなアイスやお菓子を抱えてどこでもドアでキニー家へと出かけて行った





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