Loveリング
「お肉やわらかぁい♪ ミーモお肉好きだから嬉しい」
「お口に入れるととけちゃう お野菜も甘くて美味しい」
「私もこんなに美味しいお肉は初めてです! お招きいただいてよかった」
バーベキューに感動するミーモとキーモとルディにジニーとピヨは思わずガッツポーズ
「たくさん食べてね エピピラフもあるわよ」
「ビーフも美味いがチキンもポークも美味しいぞ タレはダンの自家製だ」
「カァ、カァカァー(いっぱい食べてね ピヨママのチキンナゲットも美味しいよ)」
「俺の焼きそばも捨てたもんじゃないぜ」
江戸の焼いた焼きそばは想像以上の美味しさに驚くミーモたち
「江戸ちゃん、天才じゃない♪ お店出せるよ!」
「すごく美味しい~ 焼きそばってそんなに好きじゃないけどおかわりしたいっ」
「おう、ありがとよっ ルディも食ってみな♪」
「美味しいです! 江戸くん、料理上手だね
さっきから俺、いや、私はバーベキューの素晴らしさに感動しっぱなしですよ」
「たくさん食べなさい 俺の自家製アイスもどうぞ」
ダンがミーモとキーモとルディにソフトクリームを配ってくれる
その美味しさと云ったら!! ミルキーで控えめな甘さのクリームが口に入れた瞬間に牛乳になってしまうというミラクル的な味にミーモ達は虜になってしまう
「なに、これ!! お口に入れたら冷たいミルクになったよ」
「ほんと! キーモもこんなの初めてです。ダンちゃんが作ったの?」
おぉぉぉぉーん あうあう あおぉぉぉーん
「美味し過ぎて野生に戻っちゃいました、ってルディが喜んでる」
「気に入ってもらえて嬉しいよ。
知り合いが牧場をやっていてね、そこの牛のミルクで作るんだ。
濃厚で身体にもいいぞ」
優しく微笑んで説明してくれるダンのカッコよさにポォーっと見惚れるキーモとミーモ
「パパ、きぃにもちょーだい」
「よしよし きぃちゃん ほら山盛りだよ(笑)」
「わぁい♪ 美味しいさん ねーさんも食べようよ」
「ほら、ハトモコ」
「ありがとう パパ……相変わらず美味しいわ」
「ダンちゃん、かっこいい! ミーモ、ダンちゃんのファンになった」
「キーモも♪うちのパパも素敵だけどダンちゃん、最強だね」
「ありがとう、二人ともなんていい子達なんだ」
嬉しそうに照れるダンを冷やかすジニーとピヨ
「よかったわね モテモテじゃない ダン うふふ」
「はっはっは 流石はイケメンダディだなぁ」
「ええ、ええ、パパは素敵だもの 私達の自慢だわ」
「そうよ、そうよ、パパがいれば彼氏なんていらないわよ」
鳩娘達にも愛されているダンを尊敬の眼差しで見つめるキーモとミーモ
「ママ~、ただいま 今夜はバーベキューなんだ
あら、ミーモちゃんにキーモちゃん、いらっしゃい」
ピジョンの姫君のオーナー、ともっぽ姫も帰って来た
「姫~おかえりなさい ご飯がすごくて美味しくてキーモと感動していたの」
「ともっぽ姫、お久しぶりです お肉もお野菜も江戸ちゃんの焼きそばも美味し過ぎます!
ダンちゃんのソフトクリームにハマっちゃう」
「よかったわね あなた達がお泊りに来るってママに聞いてね、ケーキを焼いておいたのよ。
食後のデザートに食べてね」
「やった~、姫のケーキだぁ」
「おかえり、ともっぽ。もう、あんたはお店が終わるとセブンポッポに入りびたりなんだから(笑)
たまには帰っていらっしゃい」
「はいはい、ママ。 そう言うと思って今夜はハトマと帰って来たよ」
「パパ、ママ、ただいま~。あら、キーモちゃんにミーモちゃん、いらっしゃい」
「おかえり、ハトマ 疲れただろう? 」
「ただいま。平気よ、パパ…」ダンに抱き着くハトマ
「わぁい、ハトマちゃんだっ キーモたち、今夜お泊りするの」
「あら、偉いわね これ廃棄だからどうぞ」
どうみても廃棄品ではない新作のパンやお菓子をどっちゃりくれる優しいハトマがミーモもキーモも大好きだ
※
楽しいバーベキューを堪能し、デザートに出されたともっぽ姫特製ベリーベリーショートケーキの上にはマジパンで作られた小さなミーモとキーモとルディが可愛くのっていてミーモ達はテンションMax
「きゃあルディもいるぅ♪ 可愛くて食べられない」
「マジパンでこんなそっくりに作れるんだ! わわ、生クリームが美味しい♪」
「うふふ ありがとう ミーモちゃんにはこれどうぞ♪」
姫はマジパンのルディをたくさんジップロップに入れて渡してくれた
「きゃ~♪ルディ、ルディがいっぱいいるぅ」
「魔法をかけてあるから傷まないで永遠に飾れるわ。だからケーキのルディは食べてあげてね」
「嬉しい、ありがとう姫…」
大事そうにマジパンルディを抱えて喜ぶミーモをルディは熱い眼差しで見つめていた
『愛しいミーモ…あなたが大人になられるその日まで待っています いつまでもいつまでも…』
「なかなか情熱的ね ふふふ」
ハトマにからかわれて頬を染めるルディ
「からかわないでください ハトマ様…」
「あなたの一途な想いに敬意を表して…これをあげるわ」
ふと、左手を見ると…ルディのくすり指に細い金色の糸が幾重にも巻き付いているようなリングがキラキラと輝いている
「これは…」
「誓いのLoveリングよ…ミーモちゃんの金髪で編んであるの
あなたが犬の姿に戻っても外れないから安心よ」
「ミーモの髪を…あ、ありがとうございますハトマ様…あの…」
涙ぐみ、代金を伺おうとするルディの言葉をハトマは優しく制した
「お代は結構よ…私からのプレゼント…」
「Loveリングは愛を深めて成就させるの。素敵な一期一会ね ルディさん」
ハトマの妹のトトちゃんが姉のハトマに寄り添い説明してくれる
「ありがとう…ございます 一生大切に致します…」
そんな三人の会話に気付かずキーモとハトモコのお取り巻きと一緒に無邪気にケーキを食べてるミーモ
ジニー家の夜は優しく時を刻んでいった




