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新・私のエッセイ:3号館(No.201~300)

新・私のエッセイ~ 第214弾 ~ 英会話ねぇ・・・。うーん、好きな方は、やればいいんじゃない?

 ・・・昨今さっこん


 英語界では、やれ、


 「会話会話」と騒がれて久しい。


 その影響は、小学校のカリキュラムにまで影響を及ぼしている。


 まだ日本語が固まっていないうちから、


 表現は悪いかもしれないが・・・


 「ちぃちぃぱっぱ英語」で、大人たちにお茶を濁されているような印象さえ、ぼくは感じるな。


 「英語が話せない日本人」


 「学校の英語の授業で、文法ばっかりやってるからダメなんだ。」


 「これからは、英会話能力だろ。」


 まぁ、いいでしょう。


 たしかにね、


 人前で、「ペラペ~ラ」って感じでもって、欧米人と話している才女さいじょなんかを見かける機会も増えてきました。


 「うわー、カッコイイ。あたしも、ああなりたーい❤️」


 って、あこがれる人も多いでしょう。


 でもね・・・よーくと、彼らの話す会話の内容を、耳かっぽじっていてごらんなさいって。


 全部が全部とはいいませんけど・・・


 しょーもねぇ、買い物の話だの、明日のお天気の話だの、TVのタレントのスキャンダルの話だの、


 そんなのばっかだから(苦笑)。


 ・・・あとは、せいぜい「自己紹介」っスね。


 「人生について」とか、


 「キミにとって、小説を書くことの意義や価値とは、いかなるものよ。」


 とか、


 「私の恋愛観や死生観とは、こういうものです。」


 とか、そんな深い会話は、ついぞやらねぇから。


 よくよく分析してみますと・・・


 単なる「情報交換」と「ご機嫌いかが?」「ありきたりの無難な範囲の虚礼きょれいなの❤️」あたりですかね。


 ぼくにいわせれば、


 「失礼ながら、あんまし中身が入ってねぇ英語だぁね。」って感じ。


 でもね、しょーがないっす。


 普段から、日本語の会話でも、あんましそういったシリアスな話はしないでしょうから・・・。


 ぼく個人の意見や感覚としましては、


 「英会話よりも英語の読解力や洋書などの読書力、日本語そのものの実力」を磨いたほうがイイんじゃないか・・・と。


 それとね・・・


 英検やTOEICを過大評価しないほうがイイと、ぼくは思いますね。


 ああいった試験の結果を重視して、


 「英検1級」あれば、二次試験の英語を免除するとか、おかしな流れになっているようですけれども、


 アレも、どうなんですかね。


 試験で測れる外国語の「能力」なんて、ごくごく一部。


 「翻訳力」とか「表現のたくみさ」みたいなものは、まったく測れません。


 会話には、どの言語においても、


 やはり、独立した訓練・トレーニングが必要です。


 ちょっと乱暴な物言ものいいになってしまいますが・・・


 「とどのつまり、英作文を口頭にしたのが、ようするに英会話である。」


 「英作文の口頭による、相手とのリアルタイムでのやり取りこそが、コレすなわち英会話の本質なり。」といえます。


 だからね、


 「英作文の能力・チカラ」・・・ては、「語彙力ごいりょく」が低いと、


 会話自体のレベルも低くおさえられちゃう、ということになりますよね?


 英会話を、レベルの高い・・・さらに、中身の濃い、尊敬に値する領域にもっていきたければ・・・


 数限りない、


 「例文の音読と暗唱・英文のリスニング訓練」がります。


 ・・・本当に、血のにじむような努力ですね。


 それに先立つのが、


 いまぼくが取り組んでいるような・・・


 「東大の良質な入試問題の英文読解・研究」。


 究極的に、最後に「モノ」をいってくるのが、このあたりではないか・・・と。


 m(_ _)m


 追伸:


 ちなみに・・・


 ぼくの3人の「心の語学師匠」のうち、


 猪浦道夫先生と、黒田龍之助先生は、


 そういった、語学の資格試験には関心がなく、持っていらっしゃらない・・・ということである。


 しげちゃまもね、


 「英検4級」しかありませぬ。


 語学の資格試験で関心があるのは、


 いま取り組んでいる「全国通訳案内士」の国家資格のみっすね❤️

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