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銀霧のグレンツェ  作者: 鳥居賀風
炭鉱の研究者
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逃走激闘

___ザルク メインストリートにて。


俺たちがたどり着いた時には、やつは女性の皮を被りきるところだった。

その影魔(ファントム)はこちらの方に気がつくなり、身体に皮がフィットするように不可解な動きをして合わせているようだった。


その隙に、アルディアがやつとの距離を縮めて、弾丸を打ち込む。

だが、その影魔(ファントム)は、素早くその弾丸を避けきる。

あたかも、その弾丸の着弾箇所がどこなのかをやつはわかっているようでもあった。


だが、アルディアの攻撃はそこでは終わらない。

2丁の銃を肉弾戦の武器にして用いる銃拳術を駆使して、やつに隙を与えない。


「オ…オマエ、ノ、カラダ、ホシィィいいい!!!!」


影魔(ファントム)は叫んだ。

こいつも鉱山の影魔(ファントム)同様喋るのか!?

俺は、それを見て、危機感を覚える。

何か彼女の援護をしなくては、長期戦は彼女の身が危ない。


「エリアス。私が彼女に加勢しましょう!」

それを察したのか、ダリルが俺の横に立ち、そう告げる。

と同時に、あの時みたく、懐からディメンションノズルとハンマーを取り出した。



__発掘術 常闇の終わり




そういうと、異次元の空間からあの時みたく、鉱石を発掘する。

その透明な黄緑の鉱石を腕輪に嵌め込む。


___宝石術 ペリドット。


そう呟くと、代わりに光の球体が6個出現し、ダリルの指示に従うようにその球体は、あの影魔(ファントム)めがけて、放たれた。


アルディアと影魔(ファントム)の近接戦は拮抗していた。

致命的な一打が生まれていない。

特に、このザルクにいた影魔(ファントム)は、他の影魔(ファントム)と違って明らかに知能が高かのだ。


と、アルディアの攻撃パターンを理解したのか、隙を狙って攻撃を仕掛けてきた。

しかし、その直後影魔(ファントム)にベリドットが直撃して体勢を崩す。


被弾したのを目撃したアルディアは、即座にリボルバーに弾丸を込める。

そして、即座にリロードを終えたアルディアは、影魔(ファントム)の脳天目掛けて弾丸を放った。


__フェアリーバレット。


それが放たれたのに気づくのが遅かった。

ダリルの生み出した光の球体に意識を割きすぎたため、その銃弾が放たれた時には影魔(ファントム)の脳天を撃ち抜いていた。



「オ、オマエの‥カ、身体…ホシ、イ…」

「貴方たちなんかにこの身体は渡しません」


アルディアはそう言い放ち、影魔(ファントム)は消滅した。

なんとか、ここでの目的は果たせたようだ。


と一息をつく間もなく、たくさんの人間の足音が近づいてくる。


「アルディア。早くここから出よう」

「ええ、わかった!」


すぐさま、俺たちは、東に森に向かって走り出した。


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