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一 衝撃
一 衝撃
私は、“ピカドン”というアニメを観るまでは、“原爆”の存在を知らなかった…。と言うか、観ても、意味が分からなかった。ただ、不快なアニメでしかなかったからだ。ただ、衝撃的だったのは、たった一発の爆弾で、日常が、破壊される描写である。正直、何が起こったのか、理解出来なかった事を覚えている。当時、絵空事のような感覚でしか捉えて居なかったと思う。後に、“ヒロシマ”で起きた悲劇だと知った。しかし、あんまり、私の中では、ピンと来てなかった。それに、“ピカドン”が、メインではなく、シロクマのアニメ映画が、目当てだった。けれど、“ピカドン”の内容が、あまりにも衝撃的過ぎて、目当ての映画の内容が、残って居なかった。一応、強制ではないし、冬なので、平和学習でもない。自主参加みたいな感じである。まあ、“原爆”絡みの作品は、その日に観らされるものだ。(※個人の偏見です。) “ピカドン”は、この映画を観た日から、私にとっては、“トラウマ”になってしまった…。