紅魔郷伝説フランドール 第二章(第一話~第七話) 第七話
パチュリーは帰った後、怪物に有効なスペルカードを開発していた。
ロイヤルフレアのみが日の魔法だが、パチュリーはそれ以外も開発する事にした。
日のことわざと云うサンシャインセイングを開発した。
パチュリーがフランドールに魔法を教える。
「簡単な魔法から教えるわ。例えば、火球。これは、火が有効な相手に対して攻撃する魔法よ」
「火球。・・・・・言っても出ない・・・・。」
「いや、魔力を込めなきゃ魔法は出ないわよ」
「もう一回、火球」
ズアーン
「出た」
「じゃあ、次は・・・・・・」
地下室でフランドールは遊ぶ。例えば、ゲーム、1人でも出来るゲームがある。まあ、機械仕掛けのゲームだ。遊具遊びもある。これも1人でやる。攻撃練習遊び、これは、妖精メイド等を実験材料にする。
妖精メイドが実験材料と成っている所を見せよう。
「妹様、私は無実です。何もやってません」
「動かないで、当たるから」
魔力を豊潤に使って攻撃する。まあ、魔法ではなく、破壊である。
ズギャン!
「妹様、ピチューン」
「あ、当たっちゃった。次」
「セイッ ヤッ!」
まるで役にも立たないのにも、大したものだ。
小悪魔は、整地をしている。中庭の整地だ。
魔法は、地の魔法だ。パチュリーが苦手とする魔法であり、小悪魔が得意とする魔法だ。
「シェープグラウンド」
整地が自動的に為される。魔力供給さえあれば、魔法は勝手に処理してくれるのだ。
まあ、1時間あれば終わる量だろう。
小悪魔は、美鈴と違い、ちょっとした魔法しか出来ないが、役に立つ事もあるのだ。