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第四話

颯爽と森の中を走り抜けている。ミュートは、半透明だから、森の木から何かもすり抜けている。ちなみに、僕もだけど。走り抜けていると、どうやら道らしき所に着いた。


「ミュート、ちょっとゆっくり走ってね。どんな、物があるのか見たいから」


ウォんウォん


ミュートの走り抜けるスピードは、さっきよりはゆっくりなって景色を見れるようになった。遠くを見ると壁らしき物が見えた。あれが王都、ラムスーンのかべかな?まずは、行ってみるとするか。


「ミュート、あの壁のとこまで今のスピードで言ってくれない?」


ウォーーん


「ありがと。頼むね」



〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



壁のとこ向かっている途中に初めて人にあった。騎士軍らしい甲冑を来ている人達がゾロゾロといた。疲弊している人が多かったから何か他の王国?か何かと争っていたのかな?少し、騎士さん達が話している所を盗み聞きしてみるとしますか。



「あんなとこと、戦おうとすんじゃないよ」

「無謀すぎたんだ」

「上は分かっていないんだよ」

「何人死んだと思ってんだよ」

「魔法が使える人が多い国に無謀すぎたんだよ」

「今の国土で十分だよ」

「また、騎士になろうとする人が減るよ」

「止めたい……」



何だろう。この暗すぎる会話は。どんだけ、無茶したんだよ。上の人は下の事なんて何も考え無いんだよな。日本にいた時もそうだ。親は子供の事を考えないし。先生も先輩方も生徒や後輩の事を考えてくれない。反発しようとすると、自分が考えていた事より倍にイヤは事が返ってくるんだよ。何処の世界でもそう言う所は変わっていないんだな。


「何処の世界でも変わってほしい事は変わらないんだな」


ウォん?


「気にするな。もう、景色を見終わったし全速力のスピードで壁に向かってね」


ウォーーん


〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ミュート、速いよ。速過ぎるよ。振り落とされるかと思ったよ。まぁ、風が気持ちいいから楽しかったけどね。でも、多分全速力で走ってもらうのはたまににしよう。何か、何か、が無くなる気がする。でも、騎士軍の人達よりは先に壁につく事が出来た。門から入れる事もないけどミュートに壁を登ってもらって王都、ラムスーンを全体に見てみようかな。


「ミュート、壁を登れるかい?」


ウォんウォん


「よろしくね」


ミュートは、壁を登ってくれた。むっちゃ面白かった。体が90°横に向いたのが初体験で面白かった。ジェットコースターでも味わえない様な体験だった。壁の上に着くと、壁の大きさは3mほどあった。何か、某マンガの壁に似てた。


「ミュート、ありがとう。少し、上から見てるから休んでいてね」


ウォん〜


ミュートは体を丸めて寝始めた。フェンリル何だよな。何か、感覚が分かんなくなってきたな。ミュートは、置いておいて王都、ラムスーンを上からだけど見てみるか。




次回は、王都、ラムスーンについて書いていきたいと思います

ユウギロウの新しい力が目覚める?

誤字脱字があれば御報告よろしくお願いします

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