美少女がBL本をご所望らしい。……えっ?俺に買ってこいって!?
ある日、学校の屋上とか体育館の裏とか中庭のベンチとかじゃなくて、誰も来ないであろう校舎の隅っこにある空き教室で、秘密の趣味を満喫していた俺は学校でも三本の指に入る美少女、古川にその現場を見られた。
黙っていてくれるように頼みこむ俺を見て、美少女はフワリと笑う。
そしてそんな慈悲深い笑顔を浮かべながらとんでもない事を口にした。
『私の為にBL本を買ってきて』
黙っていてくれるように頼みこむ俺を見て、美少女はフワリと笑う。
そしてそんな慈悲深い笑顔を浮かべながらとんでもない事を口にした。
『私の為にBL本を買ってきて』
第一話 悪い流れはそう簡単には断ち切れないらしい、特に俺には。
2013/08/29 22:54