表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

犯人不明、探偵不在

作者: 有馬千

こんなものは推理小説とはいいません。

 それでも分けるなら推理小説になってしまう。

こんなトリックはいくらでも既出ネタがあります。

 うっかり目覚めて眠れなくなった、夜明けの暇つぶしなのです。



 あ、それからPCで読むことを推奨します。


 頭も心もやわらかくして、ご一読をよろしくお願いします。




 犯行現場というのにはじめて出会った

 人殺しだ!正直かなり嬉しくない。

 はぁ、まぁ、まず容疑者など上げてみよう。

 高札寺 健。彼は私の同僚で、仲が良い友人。

 札正寺 犬。彼は犬の名の割りに嫌われ者。恋人。

 寺さっちゃん。名前を忘れてしまった。女性。

 動かぬ証拠などあればいいが特になく、

 機会があれば君も真相解明に挑戦してほしい。

 はじめてミステリ小説を読むような人も大歓迎。

 恋をはじめたばかりなのに。

 愛を感じた事もないのに。

 関係ないか、つまらない事をいって申し訳ない

 係り結び並に日常生活に関わりのない、

 にもかかわらず眼前にある殺害現場、

 おぉ、神よなんて嘆けばいいのか、

 けいけんな信者でもない私が祈っても、まぁ

 るい痕もないし、効果は薄かろう。

 嫉妬されるばかりの人生である。

 妬みなどあまり抱かないタイプの私だが、

 死体をみてはじめて"ソレ"を感じた。

 亡骸というものにではなく犯人に。

 時間さえ撒き戻せるなら私が先に犯人を殺したい。

 刻は戻らないものだけど。

 はぁ、と私は再びため息をついてしまう。

 明るい性格が自慢の私だったのだけどな。

 けじめくらいはつけておこう。

 方法は…思いつかないけれど。

 未だこの事件の全貌をちっとも話せていなかった。

 明らかになっているのは、

 死んだ後に暴行を加えられていないこと、

 体裁を繕うように犯行後片付けられた部屋

 はくだくとした意識の中でみた白いシャツ。

 私は犯人でない事。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  主人公の「巻き込まれた感」がよく出ていて、興味深かったです。 [気になる点]  7行目、「動かぬ証拠などあればいいが得意なく、」=「特になく」でしょうか  15、「神よなんで嘆けばいいの…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ