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りせた。小噺 ~温度差で風邪ひくエッセイ集~  作者: Resetter


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理想の住居ってなんだ?



 皆様ご機嫌麗しゅう。


 筆者は、夏が嫌いなので、今日も死にかけです。

 汗がシャワーだなぁオイ。


 あっついなーって思ったら、空調がエラーで止まってたりさ。

 こんな家にすんじゃなかったぜ!

 なんて思ったり。


 てかさ。

 理想の住居って、あなたはなんだと思う?


 まぁ、日本のお話ね。


 これさ。

 資産状況次第というのが、先ずあって、そこから人生観を反映するといいんじゃないか……って、思うんだ。


 どういうことか。


 順番に。


 まず。

 住居には、大まかに、賃貸と購入があるよね。

 結構、どっちがいい? って議論になるアレだ。


 それぞれ、特徴を整理してみよう。


 賃貸は、家賃を払って、その物件に住む権利を認めてもらうもの。

 オーナーがいて、施設管理責任はオーナーにある。

 だから、施設の設備が故障や破損したら、オーナー側が直したりするわけだね。

 当然だが、借主には、所有権はない。


 購入の場合。

 当然、購入者 (登記者) が、オーナーだ。所有権がある。

 その代わり、納税の義務が発生するし、建物管理も自己責任だ。

 そして、()()、資産になる。ああ、これ、勘違いしやすい部分でもあるけどね。


 物件は、資産ではないのか? については。

 購入時から手放す間に、利益を見込めるのかどうか……という部分が大きく関与すると思うのよ。


 だから。


「賃貸は、いくらお金を払っても、自分の物にはなりませんが、家を建てればご自身のもの。つまり、資産です! ローンを払い終わったら、資産として残るのです! どうですか? すごくいいでしょう! 損しないためには、賢く資産形成を!」


 という、住宅屋なんかの言葉は、真っ赤な嘘。セールストークでしかない。

 基本的に、戸建て住宅なんて、売却時に儲からない場合が殆どだ。減価率が高過ぎるしな。


 購入で本当の意味で資産になるのは、人気のタワマンとか、そういうやつだね。

 そんな話は、一部のお金持ち界隈にしか回ってこない話だそうだ。

 てか。それって、不動産投資の世界の話である。


 とにかく。

 法的な資産という言葉と、投資的資産という言葉を混同するから、ややこしいし、勘違いを生むのだ。

 まぁ、業者のトークマニュアル的には、この勘違いを大いに利用するわけなのだが……。


 現に、租税公課科目は、『固定資産税』なのである。

 だから、購入したものは、広義の意味では資産なんだけどね。

 


 投資的観点で考える場合。

 住宅購入なんて、帳簿つけたら、ただの負債でしかないんだよね。


 例えば。

 購入金額、ローン完済含めて、4000万。

 居住時の住宅修理、計300万。

 居住期間、30年。

 固定資産税、計300万。

 売却時、500万。


 みたいな感じだと、月当たりの家賃として換算すると11万ちょっとくらいになる。

 もしこれ、地方だと。

 めっちゃ高いぞ?

 あと、税金の延べ計算とかテキトーだかんね? 実際、物件サイズとかでもっと高いからさ。

 それに、ローンの仕組みや金利も、それぞれあるからね。最終的に借りた金額の倍くらい払う羽目になる時もあるらしいぞい。


 要するに、物件の購入は、ただの高い買い物になる可能性が高い……という話だ。


 それに、築30年の物件が、500万で売れるといいねって話でもある。

 そもそも、上モノの資産価値って、30年も経ったらゼロどころかマイナスだったりすることもあるから。

 ただの路線価にされる場合の方が多いんじゃないかなー?

 もし、物件の管理状態が悪く、更地にしてから売ってね? なんて言われた日には……。

 更地代、2~300万追加支払いですなぁ……。


 まぁ、日本は古来より、土地に執着する民族だ。

 土地を得るために、文字通り一所懸命したのだ。血で血を洗って維持してきたのだ。


 そんな先祖代々の土地を守るんだ!

 とかさ。

 家族が自由に伸び伸びと暮らすために高い買い物するんだぜ!

 なんて、知っててやるんならいいんだよ。


 つまり、資産に投資! ということではなく。無駄という贅沢に浪費! と、しっかり覚悟することが大事なのだと思う。


 筆者は、自分の住宅事情でめちゃくちゃ後悔してるからさー。

 だから、書いた。


 なんで後悔してるかって?

 そんなん、莫大な借金背負ってから、投資とは何か、資産形成とは何か、って話を知ったからだよ。


 賃貸生活なら、自分の現状に合わせて、選択が可能だ。

 だが、莫大な借金を背負ってしまったら、そうはいかない。


 個人を縛り付けるために、国は住宅ローン減税なんかをチラつかせているわけだが。

 騙されてはいけない。


 あれは、幅広い人口から、税を搾り取るため——

 銀行が破綻しないため——

 なんかの、経済を回すための施策であって、国民全てのためとは……言い難いのだ。庶民は計算上、ほぼ損するからね。


 あ。

 一応言っておくけど。


 筆者的には、正直。


 注文住宅で理想の我が家を創るんだぜ!

 でも

 建売住宅なら、純資産の目減りが抑えられるぞ!

 でも

 中古物件買った方がいいんじゃね?

 でも

 いやぁ、安い賃貸でいいよぉー

 でも

 バリバリ投資回して、億万長者になるぜ!

 でも


 好きにしたらいいと思ってんだよ?

 

 だって、金は天下の回り物——って、いうだろ?

 払える人は、ドカンと使って、大いに経済を回してやってくださいな。


 こんなこと、つらつらと書いてたのはさ。

 筆者的に、これを読んでくれてるひとには、色んな事を後から知って、後悔して欲しくないだけだかんなー。

 

 そうだなー。

 結論的に。

 "理想の住居"。

 それは、金銭の多寡ではなく。

 つまりは、納得——なんじゃないかなって思う。


 あなたの理想の住居って、なんだった?

 

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