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〇〇しないと出れない50の部屋に閉じ込められた百合カップル  作者: 橘スミレ
望とアズサ ゆるふわ可愛い系女子×真面目で賢い美人系女子(完結済)

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♡ お互いをイメージしたゼリーを作るまで出れない部屋

「なんだか甘い匂いがするー!」

「ゼリーを作るんだってさ」


 お互いをイメージしたゼリーを作る、というのが今回のお題らしい。

 お互いをイメージした香水があったような、ネタ被りなような。

 でも、アズサのことをよく考えれて、そのまま伝えられるからいいか。

 私たちはすぐにつくりはじめた。


「えっと、アズサのイメージは……かっこいい、かな」


 だがかっこいいゼリーは思いつかなかったので没。


「あとは、おしゃれだな」


 おしゃれなゼリー。レシピを探っているとこんなのを見つけた。

 桜ゼリー。透明なゼリーの中に桜の塩漬けが入っていて綺麗でおしゃれだ。

 これはアズサにピッタリだ。


 レシピと格闘しながらなんとか作ることができた。

 意外と難しかったが、なんとか見て食べれるくらいにはなった。


「アズサ! できたよ」

「おお、素敵だね。ねえ、私のどういうところをイメージしたの?」


 改めて問われると少し照れくさい。


「……おしゃれなところをイメージした」

「それは嬉しい」

「アズサはどんなの作ったの?」

「私はイチゴのだよ」


 アズサが見せてくれた。

 牛乳とイチゴのゼリーは薄紅色ですごく可愛い。


「やっぱり望は可愛いからね」

「ありがとうね。アズサも可愛い! おしゃれで可愛いアズサが大好き!」

「私も望のこと大好きだよ」


 こうやって好きを伝え合えるのが嬉しくて、私たちはずっとこうやって好きを伝え合っていた。

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