表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
〇〇しないと出れない50の部屋に閉じ込められた百合カップル  作者: 橘スミレ
望とアズサ ゆるふわ可愛い系女子×真面目で賢い美人系女子(完結済)

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

15/66

☆ 四葉のクローバー見つけるまで出れない部屋

「今度はなんだか一面緑だよ」

「シロツメグサだね」


 部屋の中一面に広がるシロツメグサ。

 看板をみると四葉のクローバーを見つけなければならないらしい。


「アズサ。私、今まで四葉のクローバー見つけたことないんだけど……」


 私は四葉のクローバーの実物を見たことないのだ。

 何度も何度も探したが、さっぱり見つからなかった。


「そうなの。意外。望、そういうの好きそうだから」

「見つかる気がしない」

「大丈夫。だって今まで不可能なお題は出ていないでしょう? だからきっと今回もどこかにあるはず。だから、一緒に探そう?」


 アズサの言うとおりかもしれない。きっとこの部屋から出れる。ただちょっぴり大変なだけだ。

 私たちは手分けしてクローバーを探し始めた。


「あ、あった! ……違うかった」


 これで4度目だ。見つかりそうで見つからない。

「望、もうちょっとまばらなところを探した方が見つけやすいよ。その方が今みたいなことがへる」


 アズサの言ったとおりにしてみる。だがどれも三葉ばかりでさっぱり見当たらない。

 疲れてきたので休憩としてすわることに。

 すると四葉がくっきり浮き上がって見えてきたのだ。


「あったよ! アズサ、四葉のクローバー見つけたよ!」

「よかったじゃん」

「アズサのおかげだよ」


 私は初めての四葉のクローバーを大切に持ちながら部屋をでた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ