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駄目(俺+魔女)  作者: モンチャン
72/168

72 その後の後(あと)の8

ナオミ達が沖縄にいる間は、サービス部分を多くしています・・・?


ナオミが沖縄のホテルに戻ってきた。

手には東京の新聞を持っている。

「はい、おとうさん。 今日の東京の新聞。」


「おう、 ナオミ、ありがとう。」

そう言って新聞を読み始めた。


暫くすると、昨日と同じくおとうさんの目の前の新聞を、おかあさんに奪われた。

「ひろし・・・ 違ったわ、おとうさん、サッサと朝食に行くわよ。」


嬉しそうにおとうさんは腰を上げ、三人で朝食に行った。



朝食を食べ終わって、今日もスケジュールの打ち合わせ。

「今日も市内の事務所ビル2箇所のチェックだ。 昨日みたいに1時間前に連絡するから、現地に来てくれ。」


「しょうが無いわね。 ここのホテルのプールで日光浴でもしているわ。 それで良いわよね、ナオミ?」


「は~い。」


「あと、ちょっと沖縄の仕事が増えちゃって、明日と明後日だけど、 リゾートホテルの増築・模様替えがそれぞれ1件ずつだ。」


「沖縄本島北部にある車で行ける離島「瀬底島」のリゾートホテルと、恩納村にあるリゾートホテルだ。」


「ひろし・・・ いえ、おとうさん、 1日に1件なの?」


「リゾートホテルは増築と模様替えだし、場所が離れているから、1日に1箇所になった。 出張の予定が増えちゃったな~。」

「ただ、リゾートホテルで俺が現場をチェックしている間は、他に行けるところも無いらしいから、リゾートホテルで遊んでいて良いのだが・・・」


「ナオミ、どうするの?」


「え~~、 そんなに贅沢して良いのかな~?」


それを聞いたおかあさん、直ぐにおとうさんの提案にOKを出した。


「それと、仕事が増えたお詫びの代わりなんだが、支店から金曜日に使ってくれって、リゾートホテルの宿泊券をもらってしまったよ。 ディナー付きだぞ! 」


「やった~~!」

おかあさんと、ナオミは大喜び。

「水着、もう1着買いに行かないと・・・」


「俺の分は、もう要らないぞ。」


「ナオミと私の分よ! Tバックのもっと凄い水着にしちゃおうかしら?」


「おい、めぐみ。 い、いや、おかあさん! もう、あれ以上小さいヤツは駄目だぞ。」


「あら、残念だわ。 ねえ、ナオミ。」


「・・・・・・」

ナオミ、今の水着でも「マイクロビキニ」に近いもの ・・・ おかあさんがどんな水着を買うつもりだったのか、想像出来なかった。




おとうさんが仕事に出掛けてから、喫茶室でコーヒーを楽しみ、お店が開く時間になって買い物に出掛けた。


色々な店でお土産を買ったりして、最後にこの前水着を買った店に行った。


おかあさん、マイクロビキニばっかり見て回る。


おかあさん、ナオミと二人分のTバックの水着を持って、それを店員さんに渡そうとした時、ナオミに違う水着を渡されてTバックは取り上げられた。

「おかあさん! この前と同じ形の水着にしないと、日焼けのあとがずれちゃうわよ。」

そう言って、この前の水着と色違いのものが渡された。


「チ! 残念!」

おかあさんが悔しそうな顔をしたが、お支払いはおかあさんだった。


「あ、おかあさん、私の分は自分で・・・」


「大丈夫よ。おとうさんのカードだもん。 だから、もっと高いものでも良かったのに・・・」


「でもおかあさん、値段は高いけど、布地は少なかったよ。」


「デザイン料でしょう。」

店員さんの笑いが引きつっていた・・・




ホテルに戻って、早速新しい水着を着て、プールに行った。


おかあさん。

「あら、太陽の下で見ると、結構良い色ね。」


ナオミ。

「おかあさん、素敵。 私のはどう?」

そう言ってポーズをとると、周りの男共から口笛やため息が漏れた。


そんな周りを気にしないで、二人で日光浴の開始。



二人の片方が足を組んだり体勢を変える度に、カメラやスマホのカメラスイッチの音がした。

残念ながら、ナオミがバリアーを張っていた為、目には見えたが映像等には何も残っていなかった。


二人とも、格好良い男達から声を掛けられたが、相手にもしなかった。


おかあさんにとってはおとうさんが最高の男で、ナオミにとってはゆたかが最高なので、他の男達では話にならなかったのである。




今日も、ナオミ、耳にワイヤレスイヤホン、 側のテーブルにはタブレットが置かれていた。


「あ! 連絡、入ってきた。 は~い! ナオミで~す。」

「あら、 宮城のおば様。 どうしたんですか? ・・・・・・ あ~、 分かりました。 固まっちゃってるんで、遠隔で対処します。 おば様、触らなくて良いですから。」

ナオミはタブレットを操作して、対応終了。

「は~い! 完了で~す。 あ、おかあさんがお話ししたいって。 代わりますね。」


「仙台のゆりちゃん?  お久しぶり~!  元気してた? 」


元気なお話が続いた・・・


その後も何件かナオミ宛に魔女システムの質問や対応依頼があったが、 対応が終わった後、今日もその都度おかあさんのお喋りのオマケが付いた。

日本の魔女は、みんなおかあさんのお友達であった。




ほどよく、表裏が焼けたところで、スマホが鳴った。

おとうさんからだった。


二人で水着の上に服を着て、おとうさんの待つ現場に出掛けた。


事務所ビルの新築の現場であった。

受付でおとうさんを呼んでもらうと、現場の若手担当者が迎えに来てくれた。

現場事務所で、ご挨拶。


アイスコーヒーをいただき、現場の若い担当者とお話をすると、美智子の話になった。

「妹さんの美智子さんは、今回、いらしていないのですか?」


おかあさん、おとうさんの適当な説明の所為で、ナオミや美智子が自分達の娘になっている事を知っていた。

「美智子は学校が忙しくて、今回、来られなかったの。」

おかあさん、適当に答えた。


「そうですか。 高校生なんですね。 今、受験とか大変ですものね。」


ナオミは、おかあさんが本当の事を言わないに呆れたし、美智子が実年齢よりかなり若く見られているのに驚いたが、余計な事は言わなかった。


確かに社内報の写真では、美智子は物凄く若く写っていた。

チョット美智子ばっかりズルいと思ったので、今度写真を撮られる時は少なくとも大学生くらいには見える様にしようと心に誓った。



おとうさんが、事務所に戻ってきて、ヘルメットを脱いで、作業服を着替えた。


おとうさん、タブレットで場所を示して、技術的な指摘をした。

30分くらいして、おとうさん、アイスコーヒーを飲み干して言った。

「よし、良く出来ていると思う。 これからも、シッカリ仕事をしてくれ!」


そう言ったおとうさんと事務所を出ると、作業員の人が事務所前に集まっていた。



朝礼で使うチョット高い壇上に乗って、おとうさんがみんなに色々話をした。


最後にナオミが壇上に乗ってご挨拶。

「お疲れ様です。 先程、父が言っていましたが、現場の方は良く出来ているそうです。 でも、事故は気を抜いた時に起こります。」

「このビルが完成するまで、皆さんが安全で終わる事が出来る様に、今まで通り、安全第一をお願いします。」

ナオミは、安全第一と言う時に人差し指を立て、最後に微笑んだ。


物凄い拍手が湧いた。


三人で帰る時、現場のみんなが手を振ってくれた。




三人でタクシーで、帰った。


ホテルの近くの沖縄料理の店に行った。

沖縄のお蕎麦を注文する予定であるが、先におつまみを注文した。

おかあさんとナオミは沖縄のビール。

おとうさんはサンピン茶・・・仕事がある時は絶対にアルコール類は飲まない!


おかあさんとナオミがビールをお代わりして、ソーキソバを頼んだ。

ついでに、ソーキとラフティーだけも頼んで、大満足で昼食は終わった。



昼食が終わって、、おとうさんは再び仕事、 おかあさんとナオミはホテルのプール。

昨日飲んで気に入ったブルーハワイをお願いした。


裏も表もシッカリ、コンガリ焼いた。

何杯目かのアルコール飲料を飲み終わった頃、スマホが鳴った。

おとうさんからである。


ホテルの部屋に戻って、水着の上から服を着た。

日光浴用の水着である・・・?



タクシーで、おとうさんの待つ現場に出掛けた。


こちらも、事務所ビルの新築の現場である。

セキュリティーシステムは何処も同じ対応で、受付でおとうさんを呼んでもらうと、現場の担当者が迎えに来てくれた。

二人で、現場事務所でご挨拶。


アイス・サンピン茶をいただき、現場の担当者とお話をする。

「ナオミさんのおねえさんと同期なんです。 おねえさんは美人だけど、オッカナイんですよ。空手もやってるし・・・仕事に真面目なんでしょうね・・・」

「でも、妹さんは美人でスタイルも良いし、優しいって評判ですよ。 他の現場からも、沢山聞こえてきます。」

些か、過大評価になっている様だった。



この現場でも、おとうさんは少し遅れて現れ、事務所に戻ってきて、ヘルメットを脱いで、作業服を着替えた。


おとうさん、ここでもタブレットで場所を示して、技術的な指摘をした。

30分くらいして、おとうさん、アイスサンピン茶を飲み干して言った。

「よし、良く出来ていると思う。 これからも、シッカリ仕事をしてくれ!」

前の現場と同じだった。


そう言ったおとうさんと事務所を出ると、ここでも作業員の人が事務所前に集まっていた。


朝礼で使うチョット高い壇上に乗って、ここでもおとうさんがみんなに色々話をした。


最後にナオミが壇上に乗ってご挨拶。

「ご苦労様です。 先程、父が言っていました通り、現場の方は良く出来ているそうです。 でも、事故は気を抜いた時に起こります。」

「午前中にも同じ事務所ビルの現場いきました。 沖縄の皆さんは、みな頑張って良いお仕事をしているのが良く分かりました。」

「このビルが完成するまで、皆さんが安全で終わる事が出来る様に、今まで通り、安全第一をお願いします。 でも、頑張り過ぎは駄目ですよ!」

ナオミは、ここでも、安全第一と言う時に人差し指を立て、最後に微笑んだ。


前の現場と同じ様に、物凄い拍手が湧いた。


三人で帰る時、現場のみんなが手を振ってくれた。




三人でタクシーで、ホテルに帰って来た。


ホテルに戻ると、今日も喫茶でコーヒータイム。


コーヒーを飲み終えたナオミが、今日も一言。

「ちょっと、行ってくるね。」


おとうさん、おかあさんに昨日と同じ様に聞いた。

「トイレかな?」


おかあさん。

「昨日と同じで、ゆたかの夕食の準備よ。 だけど、今夜は戻ってこないって言ってたな・・・」


おとうさん、昨日と同じ事を言った。

「ゆたかが羨ましいな・・・」


おかあさんも、昨日と同じ事を言った。

「おとうさんには私がいるでしょ!」


おとうさん、今日も嬉しそうにおかあさんにキスをした。

今日も、ナオミが前に座っていたので、二人は並んで座っていたのである。


おかあさん。

「お部屋に戻ろうか。」


おとうさん、今日も恥ずかしそうに・・・

「う、うん・・・」

息子のゆたかが奥さんに弱いのは、このおとうさん譲りの性格の所為である。



ホテルの部屋に二人で戻ってきた。

「めぐみ!!!」

おとうさん、おかあさんの名前を呼び、抱き締めた。


おとうさん、上着の間から手を入れた。

「お、おかあさん、 いや、めぐみ・・・ 下に着てるのは水着?」


「そうよ・・・」


そのまま、二人でベッドに倒れ込んだ。


ナオミが戻ってこないので、夕食前にタップリ楽しんだ。




「おとうさん、 あ、ご免。 ひろし! 食事に行こう。精のつくヤツ。」


「あ、ああ、 めぐみ、そうしようか。」


「そうよ。 今日はプールなんかに行かないで、頑張るわよ。 うふふふふ・・・」


そう言って、二人夕食に出掛けた。



精がつくように、ヤギ汁とイラブー料理の店へ。

ヤギ汁は血が入った方は、流石に臭いので血の入っていないヒージャージルを頼んだ。

イラブー料理は、イラブーと豚足からタップリ出たゼラチンとコラーゲンで、汁はとにかく濃厚、トロトロ。

ゼラチンとコラーゲンはとても強い精力剤らしい。



精のつく沖縄料理を堪能して、部屋に戻ってきた。

勿論、泡盛もシコタマ飲んだ。


おかあさん。

「あら、暗くなってきたからプールの照明が点いたわよ。 ナオミがいたら喜んだのにね~。」


おとうさん。

「そうだね~。 でも、・・・ めぐみの方が何倍も綺麗だよ。」


精のつく沖縄料理をタップリ食べたおとうさん、おかあさんの服をはぎ取ると、おかあさんをベッドに放り投げ、おとうさんが襲いかかった。



・・・・・・・・・



その頃、ナオミは東京の家の台所で料理を作っていた。



ゆたかの会社の終業時間前にメール連絡をした。

「今日は一緒に、夕ご飯、食べようね。」


メールを受け取った俺。

「え? 今日はナオミが家にいるんだ。」

早速俺は、コソコソと帰る支度をして、終業のチャイムと同時にダッシュで会社を後にした。

こんなに家に帰るのが嬉しいのは久し振りだった。

電車の中で、本当に走りたかった。


駅の駐輪場から、自転車で猛ダッシュ!

上手い具合に全てが青信号。

今までで、一番早く家に帰ってきた。


扉を開けるももどかしかったが、やることはやらなければいけない。

扉の施錠を確認して、手を洗って、シッカリうがいをした。


着替えなどは思いつかず、キッチンのナオミに抱きついた。

抱き締めて感じた ・・・ いつものナオミがいた。

いつものナオミ ・・・ 世界一だ!


ただ、キスをしたら、ナオミが味見をしたゴーヤの苦みを感じた。


「お着替え、してないよ。」

可愛く睨まれて、ダッシュで2階に行った。

戻った時にナオミがいなくなったらと思ったら、ユックリなどしていられなかった。



息も絶え絶えにダイニングの椅子に座ると、ナオミに笑われた。

「チャンと連絡したでしょう。 今夜は一緒にご飯食べて、それから ・・・ ね!」


テーブルには沖縄料理が並んでいた。

ゴーヤチャンプルー

ニンジンシリシリ

ラフティー

テチビ

ジーマーミ豆腐

ゴーヤのサラダ

中身汁

ジューシー


沖縄料理店さながらである。


ゴーヤのサラダからいく・・・苦みはあるが、弾力のある独特の食感で、好みはあるのだろうが嫌いな苦みではない。

中身汁・・・かつおだしで豚の内臓が入っている・・・美味い。

ジューシーを食べる・・・見た目と違って味が薄めで、おかずを引き立てる。


どれも美味しい。

ナオミを見ると、沖縄のビールを飲みながら、ニンジンシリシリとジーマーミ豆腐をつまんでいる。

「うん。 我ながら、美味しいわ。」

ナオミ、自画自賛であるが、本当に美味しい。

「ナオミ、どれも美味しいよ。」


「そうでしょう? 沖縄のお店のオバアが、料理の仕方を教えてくれたの。 特に、最後に振りかけているのがキモね。」


「何振りかけたの?」


「うふふふふ・・・ 私のア・イ・ジョ・ウ!」


少し酔ったのか、ナオミの目が煽情的である。



以前、ヨーコ姉貴に言われた。

「ナオミは、どんなに飲んでもシッカリしていて、どんなに良い男が近付いてきても寄せ付けないどころか、殺してしまいそうな目で睨むので、みんなビビっていなくなる。」と。

目の前にいる優しい笑顔のナオミのそんな顔は見たことが無いので、信じられないと思っていたら、美智子の姉の登喜子もそんな事を言っていた。


美智子などの話によると、学生時代も「男嫌い」でレズっ気の方だと噂されていた様だが、俺の知る限り普通だと思う・・・そんなにと言うより、俺は女性には疎いのだが・・・

まあ、たまに怒って膨れたりするが、いつも俺には優しい・・・



楽しい夕食が終わって、二人で後片付け。

オフクロがいないと、いつも二人でやる ・・・ 俺は、多少役には立っているのかな?


二人でリビングでコーヒータイム。

寝る前ではあるが、コーヒーを飲まないと食事が終わった気がしない。



ナオミ、俺達の部屋に行って、溜めていた洗濯物を持ってきた。

「自分でも洗濯くらいやらないと駄目よ。」

言い方はキツかったが、優しく微笑んだので、怒ってはいない様である。

そう言って、オヤジやオフクロ、ナオミの洗濯物と一緒に、洗濯機に放り込んだ。



ナオミ、大きめの紙袋を用意している。


「それ、何だい?」


「おとうさんとおかあさん、そして私の着替え。」


「何で?」


「ちょっと、おとうさんの出張、延びちゃったの。」


「え? いつまで?」


「木曜日まで。 それと、金曜日に沖縄のリゾートホテルに、お泊まり。」


「え~! みんな、良いな~・・・」


「ユタちゃんは今月、日曜出勤とかあるでしょ? 金曜日に代休取っちゃおうよ?」


「そ、そうだね。 って、俺が沖縄に行くの?」


「木曜日の夜、迎えに来るから。 あとね、代休の届出、今、出しておいたから。 ちゃんと承認される様にしといたからね。」


「何から何まで、って良いのかな?」


「ユタちゃん、頑張って仕事してるから良いのよ。」


「さあ、お風呂のお湯も貯まったみたいだから、みんな脱いで。」

そう言いながら、ナオミも服を脱ぎだした。


「な、ナオミさん・・・ 水着、着てたの?」


「あはははは・・・ プールと現場と行ったり来たりだから、面倒臭くって。」


そう言うと、俺の脱いだ分と、ナオミの脱いだ分も洗濯機の中に・・・ただ、水着だけは洗濯ネットに入れていた。



「さあ、 お風呂、入ろう!」


そういう事で、今日も二人でお風呂に入った。


お互いで身体を洗い合う ・・・ 毎日なのに嬉しい。

ナオミを見ると、嬉しそうなので安心した。


アワアワになった二人をシャワーで洗い流す。


湯船にいつも通り向かい合って入る。


可愛い・・・

ナオミは俺の事をどう思っているのかな?


ナオミを見ると、ジット俺を見て微笑んでいる。

俺もナオミをジット見ると、恥ずかしそうに下を向いた。

「もう、ゆたかったら ・・・ 素敵なんだから ・・・ 恥ずかしいからじっと見ないで。」


「???、そ、そうかな?」


「そうよ。 ゆたかは世界で一番素敵なんだから ・・・ 」


ちらっと、風呂場の鏡に映る自分が見えたが、いつもの自分だった。

他のヤツに言ったら、目が悪いんじゃないかと言われそうであるが、 とにかく嬉しい。



我慢が出来なくなって、ナオミを抱き上げた。

そのまま、ベッドに素っ飛んで行こうと思ったが、後での水浸しの拭き掃除は嫌なので、シッカリ身体を拭いてタオルで巻いたナオミを抱いたまま、自分達の部屋に走った。


俺の大事な宝物である。

静かにナオミをベッドに置いた。

ナオミの身体が神々しく光っていた。


跪くと、ツルツルになったあそこが目の前にあった。

思わず唇がそこに導かれ、舌を入れてしまった。


「ゆたかの ・・・ エッチ!」


多少現実に戻ってナオミを見ると、昨日より日焼けしていた。


「ナオミ、プールとかでみんなにこの身体、見せたのか?」


「もう、ゆたかったら。 ・・・ 嫉妬した?」


「う、うん ・・・ 」


「でも~、おかあさんだって水着着てたよ。」


「今は、みんなスマホなんか持ってるから、ナオミの水着姿、撮ってるヤツがいたんじゃない?」


「うふふ・・・ それは大丈夫。 カメラなんかに写らない様に、ちゃんとバリアー張ったもん。」


「で、でも、見られちゃったんだろう?」


「それは仕方が無いでしょう。 うふふふふ・・・」


「こんな小さな水着 ・・・ 俺だけのナオミなのに・・・」


「うん ・・・ ゆたかだけの私だよ。」


もう、我慢出来ずに、ナオミに覆い被さった。

何も言わせたくなかったので、俺の唇でナオミの唇を塞いだ。


指で、ツルツルになったあそこを触ると、準備が出来ていた。

ユックリと優しくナオミに入っていった。

シッカリナオミの奥に届くと、ナオミの長い足に強く挟まれた。


腰を動かさなくても、俺もナオミも絡みつく様に蠢く様だった。

そのまま、長い時間が過ぎ、ナオミに沢山注ぎ込んだ。


何度も何度も同じ事を繰り返し、抱き合ったまま、眠ってしまった。


1時間くらいして二人で起き上がった。

ナオミが俺を立たせ、跪いてくわえてくれた。

俺の残りを飲み込むと、俺のを掴んで一言。

「今日も、悪い子 ・・・ 」


沢山頑張った?のに、またまた元気になってナオミを押し倒した。

「ナオミ、下のこのお口も悪い子だよ ・・・ 」

そう言って、もう1回。


終わって、ナオミが言った。

「やっぱり、向かい合ってするのが一番好き!」



ナオミを抱き上げて、浴室に行って、シャワーを浴びた。

何度見ても、日焼けあととツルツルのあそこはズルい。

思わず後ろから、もう1回 ・・・ 俺もナオミも元気である。



もう一回二人でシャワーを浴び、いつものようにTシャツと短パンを着た。

洗濯も終わっていて、二人でサンルームに洗濯物を干した。


ナオミを抱き上げてベッドに戻り、顔を見合わせて口づけをしたら、二人とも寝てしまった。



・・・・・・・・・



一方、沖縄のホテルのおとうさんとおかあさん。


「ひろし~・・・今日も、凄いわ。 うふふ・・・ 」


「も、勿論だよ。 いつだって朝までめぐみを愛せるよ。」


「それは駄目よ。 明日の仕事があるでしょう?」


「めぐみ・・・。 仕方がないなあ。 じゃあ、あと一回!」


「ひろし~~! 」

おかあさんは、そう叫んでおとうさんにしがみつき、おとうさんは再び頑張った。



沖縄の精のつく料理のお蔭か、二人とも元気である。


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