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駄目(俺+魔女)  作者: モンチャン
3/167

3 リビングにて

段々二人の仲が良くなるようにと頑張っています。


リビングにて


女は自分の家の様に、勝手に電気を点けた。


そして「何か飲むものな~い?」と言いながら、ソファーに座って足を組んだ。


「お前はなんだ?」と強めの声で聞いてみた。

ちょっと声が震えているのが、自分でもわかった。


「魔女!」とだけ女は答えた。


震えていた所為か、最初の方を聞き逃し、俺が聞き返す。

「痴女?」


ちょっと怒り気味に、女は「魔女!」とだけ答えた。


「痴女?」

「魔女!」


「痴女?」

「魔女!」


数回無意味な言葉の応酬を繰り返したあと、女はこう言った。

「なんで痴女なんだ?」


精一杯の声で、俺が言った。

「胸元が大きく開いたミニワンピで、殆どパンツ丸出しじゃないか ・・・」


と言うと、女が言った。

「見たいか?」

そう言って、V字に大きく開いた胸元を引っ張った。


思わず胸の谷間に目が釘付けになったが、再び精一杯の声で言った。

「そんな格好でノーブラは痴女だろう。」


その時、何故か、俺の手が勝手に女のミニスカの裾を持ち上げて、パンツを露出させてしまった。

まあ、「超ミニスカ」なので、直ぐに小さいパンツが露出したのである。


女は立ち上がって、

「見たいなら、 ”見たい” と言えば見せてやるのに ・・・ 」

と言いながら、ミニワンピを脱ごうとするのを無理矢理止めた。


もともと喉が渇いていたのだが、焦ったのでますます喉が渇いてしまった。


何だこいつと思いつつ、冷蔵庫から冷たい飲み物を二つ持ってきた。


片方を女に渡して、何故か二人でペットボトルで乾杯をしてから、二人で飲み始めた。



こんな美人で可愛い女が、家の中に勝手に入ってきたのである。

嫌な予感がして、「美人局」かと思い、外を確認してみたが人の気配はなかった。



「何でお前を家に泊めなければいけないんだ」と言う予定だったが、出た言葉は「夕飯は?」であった。


女の返事は「一緒に作ろう」で、何故か二人で台所に移動した。


どうも操作方法のミスで上手くいきません。

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