122 呑兵衛
呑兵衛
京都の鴨川を歩いてみました。
川沿いが、丁度座り易い様になっています。
昔はカップルが等間隔に座っていた記憶がありました。
夕食後の遅い時間です。
何故かたくさんの人が屯しながらお酒を飲んでいます。
近くを見るとゴミは捨て放題で、お酒の空き缶などだけではなく、食べ残しも捨ててありました。
全然雰囲気は違いますが、東京の渋谷と同じです。
近頃は”路上飲酒禁止”で少しは良くなってきましたが、まだまだです。
インバウンドで、程度の低い外国人が沢山日本に来ていると思いがちですが、そうでもありません。
外国人だから”目立つ”のです。
結構、日本人もいます。
結構と言うよりも、半数以上は日本人です。
京都の鴨川沿いだけではなく、渋谷でも一緒です。
日本人の特性で、”誰かがやると怖くない”になってしまうのです。
雑なので男性の方が目立ちますが、女性も同じです。
男は基本”バカ”なので悪い事を安易にやってしまいますが、女性は”分かっていて”悪い事をします。
男は単純で、女は”底意地”が悪いのです。
資料によると、日本人はお酒に弱いのです。
特に欧米人は、特別な酵素を持っているらしく、お酒に強いそうです。
その所為か、日本ではお酒によるトラブルが絶えません。
当然、海外でもお酒によるトラブルはありますが、「酒の上の事」などという”寝ぼけた事”を言うのは日本だけの様です。
麻薬やドラッグに寛容でも、お酒には厳しいのが”外国”です。
煙草も同じです。
少し前にオリンピック代表が、二十歳前なのに飲酒と喫煙をして出場を辞退しました。
それに対して「このくらいの事で」と言った”知識人”がいました。
如何にも日本人的な”ご意見”です。
何の為に法律があるのか分かりません。
実際に、18歳になると飲酒を始めますし、周りの”大人”も平気でお酒を勧めます。
「18歳から成人」とする時に、お酒や煙草もOKにすれば良かったのです。
その時には何も言わないのに、こんな時に”イカレタ”意見を宣うとは、頭が余程悪いのだと思います。
それに、みんな忘れている事があります。
東京オリンピックの前の「建物内禁煙」の騒ぎです。
何故、こんな事になったのかを、すっかり忘れているのです。
日本以外の発展した国では、路上飲酒と同じに、路上喫煙は絶対禁止です。
テレビのCMでも、実際にお酒を飲んだり、タバコを吸ったりは出来ません。
喫煙や飲酒を「こんな事」と言う様な知識人と言われる人がいる国は、”低開発国”なのだと言っているのと同じです。
実際にアメリカ合衆国の大卒の初任給は50万円ですが、日本は20万円ほどです。
アイフォンの価格が高いとか言いますが、日本の給与水準が低過ぎるから、そう見えてしまう様です。
話が大幅に逸れました。 ・・・ 魔女のお話です。
この物語の魔女の皆さんは、みんな「大酒飲み」です。
妊娠していたナオミや美智子はお酒を飲みませんが、昔の魔女は妊娠中もお酒を飲んでいた様です。
魔女や鬼女は妊娠すると、お腹の子供が女の子であると、生まれる子供は必ず魔女や鬼女になります。
ただ、女の子は一人しか産めません。
だから、魔女や鬼女の数が増えないのです。
もし、魔女や鬼女が妊娠中にお酒を飲んで、お腹の子供が女の子の場合、アルコールの影響か、必ず「大酒飲み」になってしまいます。
これではいけないと、日本の魔女と鬼女の団体が、こういう”おふれ”を回しました。
「妊娠中にお酒を飲むと、子供の健康に悪影響があるので、妊娠中は禁酒禁煙!」
まあ、当然の文言です。
今では、出産後の授乳中も「禁酒禁煙」とされています。
魔女や鬼女も普通の人間と同じの妊娠期間なので、授乳期間を入れると”2年間”は禁酒禁煙なのです。
あまり、魔女や鬼女は喫煙はしませんが、お酒はシコタマ飲みます。
魔女や鬼女の母親が妊娠中にお酒を飲むと、アルコールの影響で、お腹の子供は「大酒飲み」になってしまうのです。
つまり、今いる魔女や鬼女が「大酒飲み」なのは、自分達のおかあさん達が、妊娠中も授乳中もお酒を飲んでいたからなのです。
鬼女は魔女の”日本版”で、魔女からの派生です。
魔女は元々ヨーロッパで発生した”人種”です。
その所為か、魔女はお酒に強いのかもしれません。
大昔に、強大な”太陽フレア”に因る電磁波等の影響で、突然変異が起きた影響なのです。
妊娠中の子供のうち、何故か女の子だけが”魔力”を持ち、魔法が使える様になったのです。
日本にいる魔女や鬼女は、その末裔です。
日本人と交配することによって、欧米型の顔つきではなくなりました。
でも、目鼻立ちはハッキリしていて、スタイルも良いのです。
そして、魔女は自分の意中の人が望む様に、変化させる事が可能なのです。
だから、魔女や鬼女は、美人でスタイルが良いのです。
でも、目立ってはいけないのです。
魔女は、大昔から迫害を受けてきたからです。
その為に人間からは見えにくくなる”目立たなくするオーラ”を纏うのです。
完全に見えなくなるのではなく、女性がいる程度しか分からなく出来るのです。
でも、意中の男性には、自分の全てをシッカリ見せるのです。
今回のお話は、ゆたかがナオミと再会した頃のお話です。
再会した時、ゆたかは建築会社の設計部で仕事をしていました。
ナオミは、一応魔女の団体の仕事をしていましたが、”デジタル魔法システム”の開発は最終段階でしたが、丁度お休みを貰っていた時でした。
結構、ハードに働いていたのです。
ゆたかと一緒に暮らしていたのですが、一緒にいる時はご飯を作ってあげたり、掃除洗濯をしていました。
ナオミは、炊事洗濯等の家事全般は嫌いではありません。
まして、愛しているゆたかの事をするのは、楽しみなのです。
因みに今もゆたかの事を愛しているので、ゆたかの世話を焼くのは、楽しみでしかありません。
まあ、ゆたかも手伝ってくれるので、それが嬉しくもあるのです。
ゆたかと一緒にジムに行って、料理教室に行ったりしました。
ゆたかに美味しい物を食べさせたいという思いと、美味しいお酒の肴を作りたいという二つの思いです。
夕方に夫のゆたかを迎えに行ったりしました。
でも、昼間は暇です。
そんな時、アメリカ合衆国で”デジタル魔法システム”のチェックが完成したと連絡がありました。
ナオミの親友の魔女が発案して、二人で開発していたシステムです。
普段は日本で開発をしていたのですが、ナオミも時間があれば”瞬間移動”でアメリカ合衆国に出掛けては、一緒に開発していたのです。
ゆたかと一緒になる少し前迄は、殆ど毎日、アメリカ合衆国に行っていました。
自分達のチェックは終わり、世界中の若手の魔女達に、動作確認とチェックをしてもらっていたのです。
ゆたかと結婚したので、少し長めの休暇を貰ったのです。
”お祝い”代わりの”休暇”なのかもしれません。
アメリカ合衆国の昼間は日本の夜です
向こうは四つも時差があるのです。
お友達の魔女がいるロスアンゼルスと日本では、時差が17時間もあります。
日本でナオミが夕食の準備を始める午後5時は、向こうでは午前0時です。
デジタル関係の仕事をしている人は夜中に働く人が多い様です。
昼間の様な喧騒が無いのと、インターネット等の通信回線を利用する人が少なくて繋がりが良いのも理由かもしれません。
世界中の若手魔女の協力で、”デジタル魔法システム”の動作確認やチェックが終わりました。
動作確認やチェックが終わったので、ナオミも仕事を再開させました。
ナオミは夫が出掛けた後に”瞬間移動”で、ロスアンゼルスの魔女の家にお邪魔します。
お片づけをしてからですから、日本時間は午前7時ですが、ロスは午後2時です。
本当は”泊まり込み”で仕事をしたいのですが、ナオミは結婚したのです。
アメリカ合衆国の魔女からも言われました。
「今までは、ナオミの第一優先は”世界中の魔女の為”だったけど、結婚してからは違うのよ。 あなたの第一優先はあなたの夫”ゆたか”なの。」
そう言われて、ナオミはアメリカ合衆国と日本を往復することになりました。
向こうの魔女がナオミに合わせて時間調整してくれています。
日本時間の午後4時、ロス時間の午後11時まで一緒に仕事をしています。
日本のお昼はアメリカ合衆国の夕食です。
お友達と一緒に街に出て、日本と同じマックやケンタにも行ったりします。
ずっと家の中でパソコンに向き合っているので、外に出ると気晴らしになります。
流石アメリカ合衆国で、でっかいステーキの場合もありました。
味は薄味で塩分は少ない様ですが、脂肪分は多いのは見た目だけでも分かります。
アイスクリームの”カチャカチャ器具”で丸くなったものが、ステーキの上に乗っていたりします。
アメリカの映画館でポップコーンを頼むと、同じ様な”丸いモノ”が乗ってきます。
丸いモノは”バター”です。
ポップコーンの場合でも、バターでベタベタの指をズボンで拭いても気にしないのがアメリカ人です。
お友達のおうちで食べる時もそんな感じです。
まあ一応、ベタベタの指は舐めますが ・・・
毎日の様に、昼食に夕食並みの食事ですから、太ってしまいそうです。
でも、ナオミは太りません。
朝も夫のゆたかとしっかり食べます。
昼のゆたかはお弁当です ・・・ ナオミの愛妻弁当です。
高蛋白、低脂肪でゆたかの体調を考え抜いた内容で、飽きない様に毎日メニューが違います。
その為に料理教室にも通っていたのです。
ナオミの昼は、アメリカ合衆国の夕食時間なので、ボリュームがタップリです。
アメリカ合衆国から日本に帰って、夜は夫と一緒にタップリ食べます。
ゆたかと一緒になった頃は、”本性”を隠してお酒を飲みませんでしたが、我慢が出来なくなりました。
夫はウーロン茶などですが、自分はビールを飲んだり、ワインを飲んだり、日本酒を飲んだり、焼酎を飲んだりしてしまいました。
一度”箍が外れる”と、後は済崩しです。
でも、ゆたかは、美味しそうにお酒を飲むナオミを見ているのが好きなのです。
幸せそうに飲むからかもしれません。
食費は夫の給料からですが、アルコールの分はナオミの自腹です。
ゆたかとナオミが一緒になってからは、夫は”お小遣い制”になりました。
この家の仕来なのです。
おかあさんからナオミはチャンと聞いていたのです。
ゆたかはお酒を飲まないので、お付き合い等でのお金はいりません。
ゆたかの趣味は釣りですが、学生時代に道具を集めたので、釣り糸等の消耗品以外のお金はかかりません。
ゆたかは”おじいちゃん子”で、高級なロッドやリールは、ゆたかの祖父が買ってくれたのです。
おかあさんがゆたかの事は構わずに、自分の夫の世話を焼いていた所為かもしれません。
ゆたかの姉は独立心が強く、放っておいても大丈夫でしたが、ゆたかの事は祖父が気にかけてくれていたのです。
男の子は女の子よりも気持ちが優しい分、独立心が弱いのかもしれません。
そんな訳で、ゆたかの世話を焼いてくれる人が現れて、おじいさんは安心したのです。
おじいさんはナオミの事も良く知っています。
今、ゆたかとナオミが住んでいる家は、おじいさんが建てたおうちです。
ナオミが生まれた時から、おじいさんはナオミの事を知っているのです。
ナオミが通っていた中学・高校・大学の理事もしていたので、おじいさんはナオミの保証人もしていました。
ナオミも自分の孫の様に思っていたのです。
大好きな孫のゆたかと、大好きな孫同然のナオミなのです。
ゆたかとナオミが一緒になって一番喜んだのは、このおじいさんかもしれません。
たくさん食べているナオミなのです。
お酒もたくさん飲んでいます。
でも、太りません。
そして、疲れてきているのです。
ナオミ自身、何故だか分かりません。
今までは、もっとハードに仕事をしていた事もあったのです。
ナオミはまだまだ若いのです。
大学を卒業してから2年も経っていないのです。
本当は、アメリカ合衆国の魔女のお友達に聞いてみれば良かったのですが、忙殺されて聞けなかったのです。
ナオミはゆたかと結婚しているので、合法的?に愛し合っています。
ゆたかとナオミのお互いが遠慮しあって、毎日ではありません。
魔女は結婚すると、魔力の自己生産が出来なくなってくるのです。
急激ではありません ・・・ 徐々にです。
どういう状態になるかと言うと、燃費が悪くなるのです。
今までは、自分自身で簡単に魔力が補充されていたのですが、いくら食べても魔力を生産するのにエネルギーが無駄に必要になるのです。
まして、ナオミは毎日”瞬間移動”でアメリカ合衆国と日本を往復しているのです。
もしかして、お酒を飲んだから?
ナオミはそう思ったりして、お酒を控えて見たりしてみました。
でも、良くなるどころか、悪くなる一方なのです。
テレビの”孤独のグルメ”で、よく主人公が言われる台詞があります。
「え? お酒を飲まないの? 嘘でしょう?」
「その体でお酒を飲めないなんて ・・・ 」
お終いにはこう言われたりしています。
「お酒を飲まないなんて、人生の半分以上を無駄にしている。」
こういう台詞は、男の人より女の人の台詞だったりします。
呑兵衛の女性は、相手の気持ちなど考えない人が多いのは事実です。
呑兵衛はそう考えるのでしょうが、お酒を飲めない人はこう思っています。
「お酒を飲むなんて、人生の半分以上を無駄にしている。」
特に、お酒を飲んで車を運転すると、高確率で人生の殆どを無駄にしてしまいます。
そして、お酒に掛けたお金を自分の趣味や他の事に使ったら、どのくらいの金額になるのでしょう?
でも、お酒を飲むのが”楽しい”と思える人はお酒も”趣味”なので、身体を悪くしないのであれば良いのかもしれません。
まあ、趣味であれば、お金が掛る事もあるのは仕方がありません。
実際に、お店の人が知らなくてお酒を提供する事もあるのでしょうが、そのお店にどうやって来たかくらいは分かると思います。
「車で来たのを知っていました」などと言うと罰せられてしまいますので、お店の方は知らん顔を決め込みます。
それに18歳か20歳かの区別は難しいとは思いますが、学生がたくさん来るお店では、大体分かると思います。
でも、日本人の共通の”病”で、”18”という数字が分からないのです。
法律を勉強している学生であっても、同じです。
日本の”風土病”かもしれません。
ナオミはお酒を控えてみたりしましたが、効果がありません。
気持ちは元気なのですが、身体は元気ではありません。
普通に生活するのは問題ないのですが、魔法を使うと疲れるのです。
でも、そんな素振りは見せません。
”二番目に生まれた魔女”のプライドかもしれません。
この頃は、ゆたかとナオミの愛し合うのは”週一”でした。
お互い、遠慮していたのです。
本当は、二人とも、毎日シタかったのです。
そして、これが肝心な事なのですが、魔女は結婚すると、自分で魔力を生産出来なくなるのです。
ナオミは知識では知っていたのです。
所謂、”頭でっかち”だったのです。
昼間にアメリカ合衆国と日本を往復していたのが、ナオミの魔力を減らしていったのです。
デジタル魔法システムが早めに完成した時に、日本に戻ってきたナオミは、部屋で倒れてしまいました。
魔力を使い過ぎたのと、緊張の糸が切れてしまったのかもしれません。
本当は、”完成祝い”に出席する予定だったのですが、魔女仲間に言われて、夫の元に帰ってきたのです。
丁度金曜日の夕方でした。
会社から帰る時には、ゆたかは”帰るコール”いや、”帰るメール”をしていたのです。
いつもはナオミから返信があるのですが、電車に乗っても連絡は来ません。
送ったメールに”既読”も付きません。 ・・・ メールと言うよりもラインです。
ゆたかは家に帰ってきました。
ナオミのスマホが壊れたのかと思ったのです。
もう暗いのに、家に電気は点いていません。
でも、セキュリティの為に鍵は掛かっていました。
いつもの様に、手を洗ってうがいをしてから、二階の自分達の部屋の扉を開けました。
暗闇の中に倒れているナオミが見えました。
ベッドの上ではなく、床の上です。
ゆたかは鞄を投げ捨てて、ナオミを抱き上げます。
ナオミの身体は、特に熱もなく熱くありません。
普通に息をしています。
ナオミは眠っていたのです。
エネルギーの消費を抑えるには、眠る事しかなかったのです。
ゆたかが声を掛けても反応しません。 ・・・ 出来ません。
ナオミは日本に帰ってくる為に、全てのエネルギーを魔力に変換したのです。
ゆたかは、どうして良いのか分かりません。
ナオミを抱き締めているだけです。
ゆたかは、何かを思い出しました。
もしかすると、ナオミは”眠れる森の美女”になったのかと思いました。
何故なら、魔女が存在しているので、そんな事もあるのかと思ったのです。
優しくナオミにキスをしました。
1回では目覚めません。
何回もして、最後にディープキスをしてしまいました。
初めてのディープキスです。
アレの時にナオミにキスをしまくる事はありましたが、ディープキスは初めてだったのです。
こんな激しいキスをしたら、ナオミがゆたかを嫌いになってしまうのではないかと、心配して出来なかったのです。
そういう風に、ゆたかは勝手に思っていたのです。
でも、ゆたかの事が好きで好きで仕方がないナオミなので、そんな事はありません。
軽いキスでは分からなかったナオミの唇の魅力に、ゆたかはのめり込んでしまいました。
ベッドにナオミを寝かせないで、立って抱いたままナオミにキスをし続けました。
何時間でも出来るほど、ナオミとのディープキスは素敵です。
暫くすると、ナオミが目を覚ましました。
ナオミは自分で気が付いたのです。
自分の魔力のストックが枯渇していることを ・・・
実は、アラームが出るのです。
魔力のストックには、良く出来たシステムが備わっているのです。
でも、初めてなので、そんな重要な事だとは気付かなかったのです。
そんな状態が何日も続いていたのです。
普通のキスではなくディープキスなので、その”愛”が多少の魔力に変換されたのです。
そのお陰で、ナオミは少し喋れる様になりました。
ナオミは自分の魔力のストックが無くなったことをゆたかに説明しました。
そして、こう言ったのです。
「ゆたか。 タップリ愛して!」
小さい声ですが、思いっ切り甘えた声です。
こんな声には、男は簡単に反応します。
男の構造は”単純”なのです。
ナオミを優しくベッドに寝かせます。
そして、ゆたかは自分の衣服を脱ぎ捨てます。
ここまでは順調です。
それから、ナオミの衣服を脱がせます。
今なら、アッという間に脱がせてしまうのですが、この頃は”週一”ですから下手糞です。
ナオミは、今もそうですが、ブラは”スポブラ”、パンツは”デカパン”です。 ・・・ 脱がせ辛いのです。
それでも、心はドキドキして焦ってしまいますが、頑張ってしまうのです。
ナオミに「タップリ愛して!」と言われたからです。
ナオミをスッポンポンにします。
綺麗です。
輝いています。
ゆたかは思わず見入ってしまいました。
こんな美しい女が、自分のモノなのです。
まあ、ゆたか自身もナオミのモノなのですが ・・・
もう一度、ナオミにディープキスをします。
ハッキリ言って、”美味しい”とゆたかは感じています。
ゆたかの唇が、ナオミの唇から下の方に移動します。
くまなく、キスをしまくります。
オッパイフェチなので、乳房や乳首は念入りです。
乳首を吸うと”お乳”は出ませんが、甘く感じます。
そうして足の先まで行って、戻ってきて、足のつけ根のアソコに到着です。
もう、トロトロですが、ここもタップリキスをして舐めてしまいました。
ゆたかの為に、トロトロになっているのです。
ゆたかに体中を舐められて、益々トロトロになっていたのです。
当然ゆたかのアレは、ギンギンで準備万端です。
優しく優しく、ゆたかのアレをナオミのアソコに入れていきます。
ナオミの魔力のストックは、殆ど”空”です。
完全に”無”には、ギリギリならない様になっています。
ナオミの意識は薄っすらとしていますが、アソコはナオミの意志とは無関係に自動的に動きます。
ゆたかからの”愛”が緊急に欲しいのです。
この動きが、残っている魔力に因るものなのです。
ゆたかのアレが少しナオミのアソコの中に入っただけで、ナオミのアソコがゆたかのアレを誘導していきます。
ナオミの奥には、二つの入り口があるのです。
片方は”子供”の為のものです。
夫と妻が、同時に”子供が欲しい”と祈らないと、機能しない様になっているのです。
もう片方は、魔力のストックを補充する為に、夫のアレを受け入れるものなのです。
でも、結婚するまでは機能しません。
魔女は結婚してから夫と愛し合うと、夫の愛をこの入り口から吸収していくのです。
魔女の”特殊構造”なのです。
生まれた時からあるのですが、機能するのは結婚してからなのです。
今までは、”週一”でも足りたのですが、ナオミは毎日アメリカ合衆国と日本を往復していたのです。
そして、自分で魔力を生産出来なくなって行ったのです。
そして、そして、”週一”なのですが、ゆたかは遠慮しながらなので、”出し渋って”いたのです。
でも、もう出し渋ったりしません。
ゆたかではなく、ナオミが、ナオミのアソコがゆたかを欲しているのです。
いつもよりも長~く太~くなったゆたかのアレは、ナオミの魔力のストックの入り口に繋がりました。
ガンガンとゆたかから”愛の補給”が行われます。
緊急事態なので、ゆたかのアレは、暴れまくる様に荒々しく脈動します。
もうナオミは、狂った様に歓喜の中でのたうち回ります。
それを抑える為に、ナオミはゆたかにしがみ付くのです。
ナオミの中にゆたかの愛を補充するのに、たくさんの時間が掛かりました。
その間、ゆたかとナオミは、歓喜の真っ只中にい続けたのです。
ゆたかからの補充が終わると、安心した様にナオミは眠りにつきます。
愛するゆたかの腕の中で眠りにつくのです。
ゆたかは全てのエネルギーを使い果たしました。
でも、大丈夫なのです。
ゆたかにも、四次元のストックがあるのです。
男が魔女と結婚すると、魔女の”魔力の源”を製造する機能が備わるのです。
それを使い果たすほど、ナオミにゆたかから”愛の補充”が行われたのです。
でも、ゆたかのストックが復活する様に、ナオミからフェロモンが沸き立ってくるのです。
そのフェロモンが、ゆたかを優しく包み込んだのです。
これによって、ゆたかも、ゆたかの”愛のストック”も、一晩で復活出来るのです。
ゆたかの回復は恐ろしいほどに早いのです。
お酒を飲まない所為なのです。
お酒を飲むと、ストックの復活に時間が掛かるのです。
特に、二番目に生まれた魔女は、魔力の消費量が多いのです。
強力な魔法が使える代わりに、”燃費が悪い”のです。
その為にも、お酒を飲まない男と結婚するのです。
これがあってから、ゆたかとナオミの夜の愛し方が変わりました。
ゆたかはいつもは優しく淡白だったのですが、ナオミは力強いのがお好みになってしまいました。
そんな訳で、毎日二人はヤル様になったのです。
ゆたかがいつも通りに優しく愛すると、ナオミが荒々しく動きます。
荒々しいのがお好みになったのです。
ゆたかが頑張って動いても、それでは足りないのか、ナオミが上になって激しく上下運動をしたりする様になりました。
魔女はみんな、パワフルなのです。
下になったゆたかから見るナオミの大きいオッパイは、大迫力です。
でも、バインバインでしっかりしているので、ベロンベロンではありません。
パイ○○には柔らかい方が良いのかもしれませんが、シッカリして硬めなので最適ではないかもしれません。
我慢が出来なくなって、ゆたかは手を伸ばして、握りしめてしまいます。
そうするとナオミは「ア~ン!」と声が出てしまい、益々嬉しくなって、動きが激しくなってしまいます。
当然、ゆたかはもっともっと頑張ります。
毎朝ジムに通っているのは、この為なのかもしれません。
ナオミに負けっぱなしになる訳にはいきません。
以前の二人ではありません。
ナオミがバリアーを張らないと、ご近所迷惑になってしまいそうです。
そして、お酒が関係ない事を知ったナオミは、今まで以上にお酒を飲んでしまう様になりました。
ナオミは、デジタル魔法システムの開発で、日本の魔女の団体からだけではなく、アメリカ合衆国の魔女の団体からも、”お手当”を貰っているのです。
ハードな仕事だったのを、アメリカ合衆国の魔女仲間がアピールしてくれたので、タップリといただけるのです。
継続してメンテも行うので、いただく金額は夫のゆたかの給料を遥かに超える金額です。
でも、魔女の生活は質素です。
目立つ様な事はしないのです。
魔女である事が、世間に知れてしまわない様に、贅沢はしないのです。
ですから、ナオミは夫のお給料で生活します。
ただ、お酒だけは別の様です。
美味しいお酒は、お高いのです。
でも、美味しいお酒が好きなのです。
ナオミは、美味しいお酒をたくさん、浴びる様に飲みたいのです。
そんな訳で、ナオミの”呑兵衛”は、しばらく直りそうにありません。
実際、ナオミがお酒を止めるのは、妊娠してからです。
妊娠中と授乳中は”禁酒”です。




