120 露天-4
気付いてしまった不思議 ・・・
うちの近くに川があります。
荒川とか江戸川クラスではありませんが、多少大きい川です。
川の近くに”昔の住居跡”が有ります。
坂を上がったところにあり、坂の高低差は10mくらいあります。
昔の人がそんなところに家を建てたのですから、昔はかなり河川敷も広かったのでしょうし、大水が流れた事もあったと思います。
そんなところですから、川を超えるのに坂道を通る必要があります。
下り坂があれば、必ず上り坂があります。
物語の中に”自転車競技”用の自転車が出てきますが、作者自身、大昔に自転車競技をやっていました。
トラックレーサーを”バンク”と言う傾斜の付いた競技場で走らせてもいましたが、メインはロードレースでした。
ですから、坂道で”立ち漕ぎ”などと言う”格好悪い”乗り方は出来ません。
でも、”外装”の変速機を付けた自転車に乗ったお兄さんが前を走っていて、坂に差し掛かると”立ち漕ぎ”を始めます。
自分は、変速機のギアを変えて、サドルに座ったままです。
そんな光景を何度も、と言うより、”外装変速機付き自転車”に乗っている殆どの人が”立ち漕ぎ”をしています。
立ち漕ぎをしないのは、電チャリに乗っているお姉ちゃんやおばさん達だけです。
何故”立ち漕ぎ”をするのかを見ていたら、ギアチェンジをしないのです。
外装変速機付きの自転車の乗っている人の殆どです。
信号待ちで、信号が”青”になって走り出す時も”立ち漕ぎ”です。
見ると、ギアが一番小さい方、車で言えば”トップ”に入りっぱなしなのです。
マニュアル車で、どんなに上手くクラッチ操作をしても、トップでの発進は出来ません。
自転車だから出来る”技”です。
ハッキリ言って、呆れます。
どうせギアチェンジをしないのなら、ギアの位置は”真ん中”辺りにしておけば良いものを ・・・
自分が”ロードレーサー”に乗っていた頃は、ギアシフトの位置は”ダウンチューブ”にあり、操作は”コツ”が必要で、少し多めに動かして戻すという事をしていました。
今は、全ての外装変速機のギアシフトは”ブレーキレバー”の直近で、操作は楽勝です。
それなのに、”汎用性の無いギア”に入れたままで立ち漕ぎ ・・・ ?
”宝の持ち腐れ”?
”頭が悪い”?
何故なのでしょう ・・・ ?????
話が変わって、保育園に通う子供などは自転車のブレーキのかけ方を知りません。
ブレーキを掛けるのではなく、両足を地面に滑らせて止めようとします。
だから、子供の靴底が早く減るのかな?
子供に限らず結構な大人も、交差点などはノーブレーキで、大きく膨らんで曲がります。
子供を乗せた電チャリの若いおかあさんも、そんな乗り方をしています。
驚くのは”右手でスマホ”を持っていたりします。
右手のブレーキは”前輪用”で、メインのブレーキです。
危険な時でも、自転車を止めるつもりはない様です。
まあ、赤信号でも平気で突っ込んでいきますから、”危険”などとは思いもしないのかもしれません。
ただただ、呆れます。
どうも、スマホと一緒で、親に知識が無いのかもしれません。
子供に自転車の乗り方を教えますが、乗り方ではなく”走り出し方”のみを教えて、ブレーキの使い方を教えているのを見た事がありません。
自転車に乗り始めた子供は、ブレーキではなく両足で自転車を止めようとしています。
でも、たまにおばさんで、そんな人を見かけます。
そして、スマホの使い方を親は子供に教えません。
教えられるほどスマホを知らないのかもしれません。
音楽配信やゲームやメールやメルカリ等くらいしか使わないからです。
結果的に、スマホによるSNS等の危険性を子供は知らないのです。
当然、親も知りません。
その結果が中高生による”闇バイト”です。
いつも会っている親や友達よりも、会った事もないスマホの中の”お友達”の方を信用しているのです。
嫌な時代に生きているという事なのでしょうか ?
嫌な事を忘れる為に、魔女の空想の話をお楽しみください。
露天-4
土曜日の朝です。
もう、ナオミはいません。
”瞬間移動”の魔法で、草津に行ってしまいました。
いつもは悲しくなってしまうゆたかです。
ゆたかはナオミを愛しているのです。
特に、瞬間移動で消えていくと、心に大きな穴が開いた様に感じてしまうのです。
でも、ゆたかは元気です。
ナオミに会いに行けるからです。
”楽しみ”が待っているからです。
まあ、そうでなければ”ふて寝”してしまいます。
いい大人なのですが、枕を濡らしてしまうのです。
平日でそんな時は、仕事の能率が上がらないので、困りものです。
なおみも、そんなゆたかを熟知しているので、”キス”をしたりして、ゆたかの気持ちを正常に保つ様にしています。
今回は瞬間移動で消える前に、三回も愛し合ってあげたのです。
ゆたかは手間の掛かる、面倒臭い男なのです。
まあ、ナオミも満足していた様ですが ・・・
ゆたかが朝食の準備をします。
並行して、洗濯が終わっている洗濯物を干します。
いい天気ですが、お出掛けするので、サンルームに干します。
一人なので、大忙しです。
ナオミがいる時は、ワンコのタロウとニャンコのクロが手伝ってくれるのですが、二匹ともガン無視で寝ています。
おかあさんやナオミがいる時と態度が違います。
タロウとクロの中では、ゆたかの順位は”最下位”なので、仕方がありません。
バタバタやっているので、ワンコのタロウとニャンコのクロが目を覚まします。
二匹とも「うるせいな!」という顔です。
多分、朝食の準備の”匂い”で起きたのだと思います。
でも、その頃には洗濯物は干し終わっています。
折角起きたので、二匹に”お仕事”をお願いします。
「おとうさんを起こしておいで。」
いつもナオミやおかあさんに言われているので、二匹を喜んで素っ飛んでいきました。
ワンコのタロウの上に乗ったニャンコのクロがドアを開けて、おとうさん達の部屋に乱入します。
息子のゆたかであれば文句の一つも言うのでしょうが、大好きなワンコのタロウとニャンコのクロなので、おとうさんは嬉しそうに起きてきました。
おとうさんが顔を洗っているうちに朝食の準備をします。
二人と二匹で、ダイニングテーブルで朝食です。
おかあさんなら怒りますが、二匹には”大甘”のおとうさんなので嬉しそうです。
朝食が終わって歯磨きを終えたおとうさんに、おとうさんと二匹の旅行の準備をしてもらいます。
おとうさんの分はおかあさんが準備済みで、二匹の分はナオミが準備済みです。
おとうさんの仕事は、それらを車に乗せるだけです。
その間にゆたかは朝食の後片付けと、自分の準備をします。
今回使う車は、キャンピングカーです。
家の施錠の確認をして、二人と二匹は車に乗って出掛けます。
ナオミがセットした魔法の”危機管理システム (住宅用)”のセットは引き続き継続中です。
”危機管理システム (住宅用)”は、家族以外に対して発動する優れものです。
家から出て、青梅街道から環八を走ります。
トンネル内で環八から笹目通り、そして関越に乗ります。
朝早いので、車も少なく快調です。
おとうさんは、後ろの席で二匹に囲まれて幸せです。
上里SA迄一気に走りました。
トイレ休憩と、肉まんを購入します。
勿論、タロウのお散歩もしてあげます。
ワンコのタロウとニャンコのクロには、一応ハーネスを付けてあります。
実際は必要ないのですが、”決まり”なのです。
普通のニャンコは、車から出すと何処かに行って戻って来ない様ですが、クロはそんな事はありません。
ワンコのタロウとニャンコのクロは”セット物”なのです。
クロのハーネスは飾りで、タロウの上に乗って偉そうにしています。
SAでドリップのコーヒーを買いました。
「俺が淹れた方が方が美味いな。」
おとうさんは、コーヒーのマイスターです。
再び関越を新潟方面に進みます。
途中のSAやPAの度に、ゆたかは確認をします。
「トイレは大丈夫?」
運転手のゆたかが、後ろの席で寛ぐみんなに聞きます。
おとうさん。
「おう。 大丈夫だ。」
タロウとクロ、
「ワン!」
「ニャン!」
大丈夫の様です。
渋川伊香保ICで高速道路を降ります。
国道17号から中之条に向かいます。
そして、国道145号を吾妻線と一緒に進みます。
吾妻線から草津温泉までの電車か何かがあれば嬉しいのですが、現状は仕方がありません。
途中の道の駅も寄ってみます。
”朝どれの野菜”が沢山ありますが、今買う訳にはいきません。
日帰りではないからです。
国道292号で草津温泉に向かいます。
結構早くホテルの駐車場に到着しました。
車から、ワンコのタロウとニャンコのクロを連れて行きます。
ホテルの玄関前で、おかあさんが両手を広げて待っています。
ゆたかは二匹のリードを離します。
二匹は”大ダッシュ”です。
でも、二匹はおかあさんの脇をすり抜けて、後ろにいるきららに抱き付きました。
おかあさん、手を広げたまま後ろを振り返って、悔しそうです。
でも、気が付くと自分が宙を舞っています。
おとうさんが、おかあさんを抱き上げていたのです。
おとうさん、ナイスフォローです。
周りのおかあさんのお友達のおばさん魔女達から、声が掛かります。
「めぐみちゃん、愛されているわね~ ・・・ 」
おかあさん、大テレです。
そんな事があって、おかあさんとナオミときららの三人と二匹で、西の河原公園へお散歩です。
その間に、おとうさんとゆたかは、ホテルの温泉をいただきます。
ゆたかはおとうさんに腰をもむように言われました。
腰をもまれながら、おとうさんが呟きます。
「かあさん、少し重くなったんじゃないかな?」
ゆたかは聞かないフリをしておきます。
みんなが揃ったところで、おかあさん達は知り合いに挨拶してから車で出発です。
国道292号を万座温泉に向かいます。
運転手はおかあさんです。
おかあさんですから、ワインディングをガンガンと走ります。
車を運転する為に、朝食の時はお酒を我慢していた様です。
おかあさんが運転手の時は、助手席はナオミです。
ナオミがおかあさんをあおって、スピードを出させているのかもしれません。
ゆたかときららが並んで座りましたが、二人とも身体を支えるのに必死です。
一番後ろにおとうさんとワンコのタロウとニャンコのクロです。
おとうさんは二匹を抱き締めて幸せです。
途中、見晴らし台があれば、止まって見に行きます。
家族の決まり事です。
万座温泉に到着して、日帰り湯を堪能します。
じゃんけんで負けた人が、車に残ってワンコのタロウとニャンコのクロのお相手です。
おかあさんはじゃんけんが強いので、必ず勝ちますが、旦那さんのおとうさんはじゃんけんが弱いのです。
ゆたかはおとうさんに似てじゃんけんが弱いのですが、本家本元のおとうさんが一番弱いのです。
そういう訳で、おとうさんと二匹が車でみんなを待ちます。
まあ、草津の温泉に入ったので、良しとした様です。
折角なので、お散歩もしました。
ゆたかがお散歩をさせるとタロウは走りますが、おとうさんだと、ゆっくり歩きます。
二匹の中では、おとうさんは”お年寄り”なのです。
万座温泉から、浅間白根火山ルートで軽井沢に向かいます。
途中、”鬼押し出し”を見ながら進みます。
国道18号を上田方面に向かい、追分のお蕎麦屋さんで、少し遅い昼食です。
可愛そうですが、ワンコのタロウとニャンコのクロは車で待っています。
窓もスライドドアも開けていますが、魔法を掛けているので、誰も車に近づけません。
まあ、顔がゴツく物凄く大きいワンコのタロウがいるので、誰も近づく事は出来ません。
おかあさんとナオミに「車で待っている様に」と言われているので、我慢しているのです。
二匹にとって、おかあさんとナオミの”命令”は、絶対です。
お蕎麦屋さんと言えば”お酒”です。
おかあさんとおとうさんはビールから始めて日本酒です。
つまみは「そば味噌焼き」と「揚げだしそば豆腐」です。
おかあさんは、朝食にビールを我慢したので、ガンガン飲みます。
ナオミは、お酒を飲まない事にも慣れてきた様です ・・・ 多分 ・・・
飲まない人は「天ぷら盛り合わせ」と「こんにゃく味噌おでん」をいただきます。
勿論、おとうさんやおかあさんもつまんで食べています。
忘れずに「漬物」もお願いしています。
信州なので、必ず”美味しい野沢菜”が入っています。
みんな、温かいお蕎麦を食べてから、冷たいお蕎麦で締めます。
温かいお蕎麦は”かけそば”ですが、天ぷらをのせて”天ぷらそば”にします。
このお店で”天ぷらそば”を頼むと、てんぷらは”別皿”で提供されます。
シミシミの天ぷらがお好みの人は、早めに汁につけます。
カリカリの天ぷらが好きな人は、ちょっとだけ汁に付けていただきます。
冷たいお蕎麦は”あいもり”です。
「もりそば+更科そば」と「もりそば+田舎そば」をたくさん頼んで、みんなで色んなお蕎麦を楽しみます。
たっぷり食べて満足したところで、中軽井沢のホテルに向かいます。
国道18号のバイパス沿いです。
運転手はゆたかで、助手席はナオミです。
おかあさんはきららと一緒で幸せですが、直ぐにホテルに着いてしまいました。
ワンコが泊まれるコテージを予約してあります。
特別にニャンコも泊めさせてもらいました。
月曜日が祭日なので、このホテルに二泊します。
みんなでお散歩をしたり、温泉を楽しんだりして夕食の時間になりました。
お酒を飲むグループと、お酒を飲まないグループで分かれます。
時間差で夕食を頼んだので、ワンコのタロウとニャンコのクロのお相手は常にいる様にしたのです。
ワンコが泊まれるホテルなので、二匹にも”豪華な夕食”を準備しました。
お蕎麦屋さんに連れていけなかった、罪滅ぼしでもあるのです。
いつもと違うご馳走に、二匹は大満足です。
お酒を飲むグループは、おとうさんとおかあさんです。
きららがこっそりレストランの二人の写真を撮りに行きました。
少し薄暗いので、素敵な仲良しのカップルの写真になりました。
「おとうさんとおかあさん」、「ゆたかとナオミ」、「きららとワンコのタロウとニャンコのクロ」に分かれてお休みです。
おかあさんもナオミも、バリアを二重に張って、きららに気付かれない様にします、
勿論、おかあさんはおとうさんと、ナオミはゆたかと愛し合う為です。
朝からみんなは、バラバラで温泉に向かいます。
朝食も時間差で食べに行って、ワンコのタロウとニャンコのクロも大満足です。
二匹用の朝食も、ホテルで準備してくれています。
いつもと違うご馳走に、二匹はまたまた大満足です。
休憩をしてから、車で旧軽に行って、駐車場に車を止めます。
お店を見たり、コーヒーを飲んだり、お散歩をします。
セレブになった気分ですが、セレブは混雑した旧軽通りにはいないと思います。
旧軽を満足してから、車でアウトレットに向かいます。
久し振りの軽井沢のアウトレットなので、色々買い込みます。
車が大きいので、たくさんの荷物でも安心です。
食料品でなければ、荷物を魔法で自宅に送る事も可能です。
魔法は便利です。
広いアウトレットの中の、洒落たレストランで昼食です。
この時も、アルコール組とノンアル組で分かれます。
気を遣っているのが分かったのか、ワンコのタロウとニャンコのクロも大満足です。
おかあさんやナオミがいるので、二匹とも”良い子”です。
東京まで帰る必要が無いので、のんびりとショッピングを楽しみました。
それでも、ホテルまではそんなに遠くないので、ホテルでも余裕です。
折角なので、二匹を連れて、みんなでお散歩です。
たくさんお散歩が出来て、二匹は大満足です。
夕食はメニューは違いますが、昨日と同じパターンで対応します。
ワンコのタロウとニャンコのクロの分もありますが、2泊目なのでメニューが違います。
勿論、寝る時も一緒です。
おとうさんとおかあさん、ゆたかとナオミは今夜も愛し合います。
きららには”ナイショ”です。
朝も同じく、みんながバラバラで温泉につかります。
朝食も時間差で食べに行って、帰り支度です。
タロウとクロの分も、2泊目なのでメニューが違います。
おとうさんとゆたかは二泊で、おかあさんとナオミときららは三泊で、みんな大満足です。
タロウとクロも二泊でした。
和やかに車で東京に向かいます。
運転手はゆたかで、助手席はナオミです。
おかあさんはきららと並び、おとうさんはワンコのタロウとニャンコのクロに囲まれて幸せです。
18号バイパスからゴルフ場を抜けて、碓氷軽井沢ICから上信越道です。
途中のSAで”釜めし”を買って、みんなで食べてしまいました。
みんな、食欲旺盛です。
ららん藤岡に寄って、野菜を購入します。
ネギが中心です。
再び上信越道です。
直ぐに藤岡JCですが、東京方面ではなく、高崎方面に向かいます。
そして、北関東道に曲がります。
岩船JCで東北道を東京方面に向かって、佐野藤岡ICから国道50号を足利方面に向かいます。
少し走って、信号を右折して、なじみの佐野ラーメン屋さんに到着です。
みんな、餃子とラーメンのセットです。
おとうさんとおかあさんは、おつまみのチャーシューとメンマでビールをあおります。
ここでは、ワンコのタロウとニャンコのクロは車でお留守番です。
車の横のドアと窓を開けておきますが、タロウがあまりに大きいので、誰も悪さは出来ません。
一応、魔法でセキュリティは完璧です。
お土産ラーメンと餃子、おつまみでも頼んだチャーシューとメンマもお買い上げです。
餃子のお土産は”焼いたもの”と”生”の両方を購入します。
焼いた餃子は夕食に、生の餃子は冷凍しておきます。
デッカイ餃子とラーメンを堪能して、国道50号を進みます。
ICを通り抜けて、道の駅「みかも」に向かいます。
さっき寄った”ららん藤岡”とは、おいてある野菜が違います。
また、色々買い込んで、佐野藤岡ICから東京方面に向かいます。
ラーメン屋さんからは、ナオミが運転手です。
助手席はきららです。
おかあさんがタロウとクロに囲まれて座ります。
おとうさんとゆたかが並んで座りますが、二人に会話はありません。
間違えても、仕事の話をしたくないゆたかなのです。
暫くは最高速度が120kmなので、ナオミはガンガン飛ばします。
速度標識を見ていない人が多いのか、100kmで走っている車が多くいます。
以前はナオミがスピードを出すと、きららはビビっていましたが、慣れと言うのは恐ろしく何とも思わなくなりました。
きらら。
「おねえちゃん。もっとスピード出そうよ。」
変われば変わるものです。
ナオミ。
「ここは、覆面パトカーがいるんだけど、車種や色が”特別”なのよ。」
暫く走って ・・・
ナオミ。
「ほら、らら! 左側のあそこに、2台車が止まっているでしょう。 片方の青い車は覆面パトカーよ。」
きらら。
「あ! 本当だ。 屋根に赤色灯が付いてる。」
そんな感じで東北道を東京方面に進みます。
新しくなった蓮田SAに寄ります。
トイレ休憩がメインですが、ここでもお買い物をします。
奥の方にスーパーマーケット的なお店があって、便利です。
高速道路側からだけではなく、一般道からも利用出来ます。
さっき利用した”ららん藤岡”も一緒です。
建物の先の”牛タン”のお店で色々買ってしまいました。
おかあさん。
「今日は、焼肉ね。」
みんな。
「やった~!」
やっぱり、焼肉は大人気です。
イベントコーナーで”北海道展”をやっていたので、ポテト系のスナックを買い込んでしまいました。
おかあさんの”ビールのお供”だったのですが、出発後の車内できららが食べ始めます。
一袋ずつ配ると、一箱が直ぐに空になりました。
たくさん買っておいて、正解だった様です。
出発前にトイレに寄って、各自お好みのコーヒーを買って、出発します。
ここからは、ゆたかが運転手です。
助手席はナオミです。
因みに、おかあさんはきららと並び、おとうさんはワンコのタロウとニャンコのクロに囲まれて、みんな大満足です。
東北道から首都高速に入って、快適に自宅に帰ります。
自宅に帰って、荷物をみんなで下ろします。
ゆたかとナオミときららは、キャンプの時と同じで手際が良いです。
リビングで、みんなで寛ぎます。
おかあさん。
「温泉は良かったけど、うちに帰ると、ホッとするわね。」
ナオミ。
「でも、旅行にまた行きたいな。」
きらら。
「そう? やっぱり、おうちが一番よ!」
ナオミ、おかあさんに小さい声で ・・・
「ららは、本当に”うちの子”になったわね。」
おかあさんは、涙目になって頷くのが精一杯です。




