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91話 冒険者との意見交流会に参加しました

 俺達は朝ベッドで目を覚ます。


 ラフレアに抱き着かれて寝ていた俺はラフレアと共に目を覚まし起きる。


 他の面々も起きる。



 「おはよう」

 「おはようございます」

 


 俺達は順番にシャワーを浴びる。


 相変わらず裸を想像してしまい、心臓が高鳴る。



 「じゃあ朝食食べたら冒険者ギルドに向かうぞ」

 「ええ、そうね」



 俺達はパンとシチューの朝食を食べ終えた後、冒険者ギルドへと向かった。


 

 冒険者ギルドにてあるイベントが今日の昼から行われることが受付嬢より告知された。


 そのイベントとは冒険者意見交流会である。


 Sランク冒険者がAランク冒険者にアドバイスしたり、Aランク冒険者同士夢を語り合ったりする場所である。


 

 「面白そうだし参加してみるか?」

 「私は全然オッケー」

 「妾もよいぞ」

 「私もいいよ」

 「やりましょう。為になります」

 「私もやる」

 「妖精として意見交流会に参加したい」

 「じゃあ申し込むか」



 俺達は昼から開催される冒険者意見交流会に参加する事にした。


 どんな冒険者との意見交流が出来るか楽しみだな。



 「昼までぶらぶらしてるか」



 俺達は昼まで冒険者ギルドの外でぶらぶらしていた。


 そして昼になったので冒険者ギルドへと戻って来た。



 「ええ、ではこれより冒険者意見交流会を始めたいと思います」



 そう受付嬢が言うと俺達を除き十人ほどの冒険者が集まって意見交流会が始まった。



 「Sランク昇格を目指してるんだけど、どうすればいい?」



 茶髪の女の冒険者が言葉に出す。



 「簡単だよ。沢山クエストをクリアするといい。特に内容が濃い奴を」

 「具体的には?」

 「ドラゴン討伐とかそういう高難易度だね」



 答えたのは赤髪の少年だった。


 Sランク冒険者である。


 名前はユーリ。



 「他に僕に質問がある者はいるかな?」

 「じゃあ俺から幾つか聞きたい」



 俺はユーリに聞く。



 「何かな?」

 「目指しているのは貴族の地位か?」

 


 何を当然なと周囲の冒険者たちは呟く。


 だがユーリは首を横に振った。



 「僕は違う。この広大な世界を旅したくて理解したくて冒険者になった。僕は元々貴族の生まれだしね」

 「へえー。珍しいな貴族が冒険者になるなんて」

 「そうだね。でも世の中色々な考えの人がいるよ。君はどうなんだい?」

 「俺もユーリと同じだ。貴族の地位に興味はない。冒険者としてロマンを追い求めてる」

 「君達はホワイトアリスだったね。Sランクに上がるのもそう時間は掛からないだろう」



 その後色々な冒険者がユーリに質問した。


 貴族の地位を与えられるにはとか、ドラゴン討伐の鍵はとか? まあ色々だった。


 ユーリは凄い実力の持ち主らしい。


 まあSランクなら当然か。



 「もうそろそろ時間だけど他に聞きたいことはあるかな?」

 「ティーダって知ってるか?」

 


 俺の言葉にユーリは驚いた。



 「知ってるよ。Sランク冒険者だからね」

 「どんな魔法を使用する?」

 「何故だい?」

 「敵対している」

 「悪魔術だ。僕も深い交流は無い」

 「そうか感謝する」



 こうして冒険者意見交流会は終了した。


 そしてその後ユーリに呼び止められる。



 「君達何故ティーダと敵対している?」

 「知るか。俺達が聞きたい。一方的に敵視されてる」

 「そうか。気を付けるといい。悪魔術は厄介だ」

 「そうか。教えてくれてありがとう」

 「僕もティーダについて調査しよう」

 「ありがとう」

 「じゃあねラーク」

 「ああ」



 俺達はこの日ユーリと出会った。


 そしてティーダについて貴重な意見を得られた。


 悪魔術か。面倒だな。


 バレッド達の右腕を再生させたのも悪魔術か。


 そう言えば寿命と引き換えとか言ってたな。


 代償が大きいのか?



 「悪魔術って強そうですね」

 「ああ。厄介な相手になるかもな」

 「そうですね。でもラークが居れば大丈夫です」

 「ありがとう」



 俺は一旦セーブすることにした。



 「セーブ」



 =========================


 スロット1 フレッディーノ国宿屋前


 スロット2 フレッディーノ国冒険者ギルド


 スロット3 ファイシード国宿屋


 スロット4 フレッディーノ国宿屋


 =========================



 俺はスロット2に上書きセーブをした。


 ティーダか。バレッド達をどうする気だ?


 利用する価値があるみたいな発言をしていたが。


 まあ襲ってきたらバレッド達諸共ティーダも闇に葬り去ろう。

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《ラプラスの悪魔》で世界最強の英雄へ〜「未来予知? 偶然だろ」と言われ追放されたのにすぐに戻ってきてくれ? 破滅の未来が見えるのでお断りです因みに俺の未来は幸せが確定しています~
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