145話 謎の人物
俺達はヴィクトリカの第六感を信じてある扉を開けて進んだ。
フリューの活躍もあり、俺達は新たなフロアへと到着した筈……なのだが。
「何もない!?」
「一体どういう事?」
俺達は真っ白な空間の中で驚く。
これは外れ? いやそんな筈は無い。
では一体?
『初めてのお客様がご来場なさったみたいね』
背後から綺麗で透明な声が聞こえる。
女性の声だ。
「誰だお前!?」
『私はレーフィミア。ここのダンジョンの創設者。先ずはおめでとう最奥地の扉を引き当てて』
「創設者。お前がここの地下ダンジョンを作ったと言うのか?」
『そうよ。しかしまあ長い間誰も攻略出来なくて私は悲しいわ。やっと才ある者が現れてくれて嬉しいわ』
レーフィミアと呼ばれる女性はどうやらここのダンジョンの創設者らしい。
何の為に作ったんだろうか。
「何の為に作った?」
『うーん、何となくかしら』
「そうか。最奥地はここなのか?」
『そうよ。ここで私に強さを見せなさい。証明すれば報酬を与えるわ』
「報酬だと。どうやって強さを証明すればいい?」
報酬目的でもあるんだから何としてでもレーフィミアに強さを証明しなければ。
『簡単よ。これから私が召喚する剣士に勝てばいいわ。では始め』
そう言ってレーフィミアの声が消えた。
そして目の前に鎧をまとった剣士が現れた。
「何この魔力!? やばい」
「どうやら相当手強そうなのじゃ」
「そのようね」
俺達は強さの証明の為に剣士と戦う。
絶対に勝って見せる。
「セーブ」
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スロット1 ある遺跡
スロット2 ある遺跡の最奥地
スロット3 ファイシード国宿屋
スロット4 フレッディーノ国宿屋
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俺はスロット2へ上書きセーブをした。
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