表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

142/148

142話 面白い話

 宿屋で少しの間寛ぐ。


 リアは剣の手入れを。


 ヴィクトリカは甘いお菓子を口に頬張り。


 ラフレアはベッドでスヤスヤと眠っている。


 アリスは読書をしている。呪術が書かれた本だ。


 ネールも読書をしている。色々な種族が書かれた本だ。


 ナーフィはヴィクトリカと同じく甘いお菓子を頬張っている。


 そして俺は――



 「ダークアーラの残りのメンバーは何人だ?」

 「半数が死んだから僕を入れて残り三人かな」

 「強いのか?」

 「エルージュは僕より下かな。イルフィリアは正直僕も良く分からない」

 


 フリューは青空を見上げてそう言った。


 今日は快晴だ。空を見上げるだけで疲れが吹き飛ぶ。



 「そっちはどうなの? 前に加入してたデビルメイデンのパーティーメンバー何人だっけ?」

 「バレッドとエレノア殺したから、残り三人だな。何してるか知らん」

 「敵意を持たれてるかも」

 「だったら容赦しない」

 「流石ラーク、面白いね」



 イルーン達は今何してるのか?


 別に興味はないが、俺達の邪魔をするなら容赦はしない。


 復讐しようとして逃げたからな。まだ復讐心が残ってても可笑しくない。


 まあ完全に逆恨みなんだが。



 「そうだ、面白い話を聞かせてあげようか」

 「面白い話?」

 「魔神についてさ」

 「聞かせろ」

 「いいよ少し長くなるよ」



 フリューは魔神について語りだす。


 魔神は数百年前に封印されたそうだ。


 封印相手は聖職者リリーナ。


 リリーナはとても美しい少女だったそうだ。


 魔神は知的好奇心の塊で色々人間世界を研究したそうだ。


 ある時魔法研究で悪魔の魔法を生み出し、人類に宣戦布告した。


 数か国が崩壊して犠牲者は多数に上ったそうだ。



 「魔神はどこから来たんだ?」

 「さあ分からない。世界は広いからね。若しかしたら悪魔界が存在したりして」

 「止めろ。面倒だろ」

 「でも面白いよね。それと最後にリリーナはまだ生きているという噂だよ」

 「何!?」

 


 リリーナが生きているだと!?


 数百年前の人物が何故?


 寿命が存在しないのか?



 「まああくまで噂だけどね。魔神が生み出した悪魔の魔法気になるよね」

 「そうだな気になるな。数か国滅ぼした魔法だろ。相当な魔法だな」

 「楽しみすぎるよね。胸が躍るよね」



 フリューはキラキラした目で語る。


 こいつも大概やばい奴だな。



 「これからどうするの?」

 「一先ずクエスト受注かな。魔神の手掛かりないしな」

 「じゃあ僕も付き合うよ」

 「別にいいが悪さするなよ」

 「勿論」



 俺達は新たなクエストを受注する。


 そしてそのクエストは超高難易度ダンジョンの攻略だった。



 「セーブ」



 =========================


 スロット1 ガリアン国宿屋


 スロット2 ガリアン国冒険者ギルド本部


 スロット3 ファイシード国宿屋


 スロット4 フレッディーノ国宿屋


 =========================



 俺はスロット1へと上書きセーブをした。


 さあ冒険の続きだ。

※最後までお読みいただいてありがとうございます!

 作者からのお願いがあります。

 少しでも、

 『面白い』

 『続きが気になる』

 と思っていただけたなら、

 下の【☆☆☆☆☆】評価を【★★★★★】へとブックマークをよろしくお願いします。 今後とも面白い物語を執筆するためのエネルギーとして

 ブックマークをしてファンになってくれると嬉しいです。

 ポイントとブックマーク、そして感想レビューが作者のエネルギー源となりやる気が漲る活力剤となります。

 是非是非この作者と作品を宜しくおねがいしますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お読みいただき有難うございます!
《ラプラスの悪魔》で世界最強の英雄へ〜「未来予知? 偶然だろ」と言われ追放されたのにすぐに戻ってきてくれ? 破滅の未来が見えるのでお断りです因みに俺の未来は幸せが確定しています~
新作連載中です!
気に入ってくれた方はブックマーク評価感想をいただけると嬉しいです
小説家になろう 勝手にランキング

ここまで読んでくれた読者様にお願いです!

↑の☆☆☆☆☆評価欄↑を

★★★★★にしていただけると作者にとって非常に大きなモチベーションになります!


もちろん、ブックマークも嬉しいです! 引き続きよろしくおねがいします!



― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ