138話 ゴーレン虐殺する
カトレアから緊急任務の事を聞かされた俺達は直ぐに支度を済ませて、馬車へと乗り込んだ。
「それでそのダークアーラのメンバーと思われる人物は何故暴走を?」
「さあ分からないわ。でも冒険者ギルド本部から殺すよう命令が出てるわ」
馬車には【ホワイトアリス】以外にカトレアも搭乗していた。
今回は合同任務だ。
「これから向かう北の辺境の町ヤゴイが襲われてる理由は?」
「それも不明よ。魔神と関係している可能性も本部側は模索しているわ」
結局分からず仕舞いか。
まあ取り敢えず無関係な人々を殺すような奴は早めに始末しないとな。
「セーブ」
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スロット1 馬車の中
スロット2 ガリアン国冒険者ギルド本部
スロット3 ファイシード国宿屋
スロット4 フレッディーノ国宿屋
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俺はスロット1へと上書きセーブをした。
ヤゴイまで馬車で向かう。
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ラーク達がヤゴイへと向かう前、ダークアーラのメンバーの一人ゴーレンは暴走していた。
「ふざけんな!! 俺がどれだけ寿命集めに苦労したと思っていやがる!!」
ゴーレンは一人怒鳴り辺境の町ヤゴイに向かっていた。
「くそ、魔神が逃げやがった。捕まえないとな」
ゴーレンは魔神を探すため当てもなく彷徨い続ける。
「アーディンの野郎全く使えねえぜ。しかしいい気味だ。うざかったからな」
ダークアーラのメンバーは仲良くなんてない。
ただ利害が一致していただけだ。
辺境の町ヤゴイにやってきたゴーレンは魔神がいないかどうか探す。
そして当然いる筈もなく、腹を立てた。
「くそがあああああああああ!!」
辺境の町ヤゴイにすむ住民に八つ当たりする。
「や、やめてください」
「黙れ虫けらが」
ゴーレンは持っていた巨大な剣で住民共の首を刎ねる。
それだけではなく、町を粉々に破壊する。
「はははっ!! ストレス発散には持って来いだぜ」
ゴーレンはこの日ヤゴイを崩壊させた。
そして魔神を自分の物にするべく探し回る。
「ぜってえ見つけてやる。俺が魔神を使って人類滅ぼしてやる」
ゴーレンはラーク達と入れ違いになるようにヤゴイから去った。
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