123話 ティーダの過去
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ティーダはまだ幼かった頃、アル中の両親から暴力を受けて育った。
それ故歪んだ性格の持ち主になった。
そして七歳の頃両親をこの手で殺した。
別に心は痛まなかった。
それ以来元々の性格と歪んだ性格が混じり合い、快楽主義者となった。
「つまらねえな」
ティーダは様々な罪を犯して生きてきた。
多くの人を殺したり、拷問したりと。
だが表ではいい人ぶり冒険者としてSランク冒険者まで上り詰めた。
そんなある日――
「暇なら俺に協力しないか」
「何!?」
「お前に面白い物を見せてやる」
「面白い物?」
「魔神さ」
「魔神!?」
「ああ。世界を破滅に追いやる神さ」
「ははっ、それは面白れぇ」
「この世界を俺達の手で支配する。腐った世界を変えるんだ」
ティーダは謎の白い外套に身を包んだ男に差し出された手を取った。
そしてここからティーダのダークアーラでの生活は始まった。
「ああ見たい。強き者が屈辱的な顔をする所を」
ティーダは根っからの快楽主義者である。
そして現在ラークという最高の強き者と対峙している。
ティーダにとって人生で一番最高の一日だった。
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