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119話 ティーダ始動

 「ティーダ行くのか?」

 「ああ。あんたも付いてくるんだろ?」

 「まあな。念には念をだ」

 「構わねえよ。だが俺の邪魔はするなよ」

 「お前が劣勢にならない限りはな」

 「ちっ」



 ティーダは白い外套に身を包んだ男と、ある部屋で会話をしている。


 そしてティーダは脳内でラークを思い浮かべて、ニヤリと笑った。



 「さあ始動だ」

 「…………」



 ティーダは先に部屋から去っていく。



 残された白い外套を身に纏った男はある謎の石をポケットにしまった。



 「さてお手並み拝見と行くか」



 白い外套を身に纏った男もティーダの後を追い部屋を出る。



 「ぐはっ!」

 「よええな」

 「こ、この」

 「死ね」



 ティーダはある辺境の町の住民を襲い殺した。


 裏路地で殺したため表沙汰にはならない。



 「ラークを誘き寄せる気か?」

 「ああ。寿命にも質があるんだろ。だったらあいつのはかなりの高品質だぜ」

 「魔神復活にはもってこいだな」

 「だろ。俺は早く魔神を復活させたいからな」

 「ではここの町の住民には囮役になってもらおう」

 「ああ」



 ティーダは黒い外套を身に纏いながら魔法を詠唱する。



 「悪魔術デビルレーザー」



 町を一瞬で破壊していく。



 「きゃああああああああ!!」

 「な、何がお、起こっているんだ!!」

 「た、助けてくれえええええ!!」



 住民たちは叫び始める。


 泣き喚きパニックになる。



 「ふははははっ! 全く愉快だ」

 「殺した奴の寿命も回収する」

 「分かってるさ」



 ティーダと白い外套を身に纏った男は右腕に装着していた謎の黒い機械で町の住民の寿命を吸収する。


 寿命が魂のように可視化されて右腕の機械へと吸い込まれていく。



 「相変わらず便利だなこのアイテムは」

 「魔道具だからな。それより大分集まった。他の仲間の進捗具合もいい頃合いだろう。ラークを殺し次第魔神復活の儀式を執り行う」

 「オッケーだ。この騒ぎを冒険者ギルド本部が見逃すはずねえからな」

 「ああ。ラークが来るかは兎も角、冒険者は蜜を与えられた蟻のように集まるだろうな」

 「ああ。楽しみだ」



 ティーダによって辺境にある町は一瞬にして破壊された。


 そして騒ぎはやはり冒険者ギルド側へと伝わった。



 「さあラーク俺を楽しませてくれ。屈辱を見せてくれ!」



 今ティーダが動き出す。


 そしてラーク達【ホワイトアリス】も。

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